説明

JNCファイバーズ株式会社により出願された特許

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【課題】高強度を有する熱融着性複合繊維を、工業的に安価に高生産性で製造する方法を提供する。
【解決手段】結晶性プロピレン系重合体を芯成分に配し、かつ芯成分よりも融点の低いオレフィン系重合体を鞘成分に配した熱融着性複合繊維であって、クロス分別クロマトグラフによって測定される芯成分の重量平均分子量と鞘成分の重量平均分子量の比(芯成分重量平均分子量/鞘成分重量平均分子量)を特定の範囲とした複合繊維。ノズル吐出後の鞘芯両成分のメルトフローレートを適宜選択して未延伸糸を得る事によって、未延伸糸を高倍率で延伸できるとともに、延伸倍率に対する強度発現性が高いがゆえに、高強度の熱融着性複合繊維が得られる。 (もっと読む)


【課題】伸縮性不織布が優れた風合いと高い伸長回復性を持ち、生産性に優れ、低コスト化が可能な伸縮性不織布及びこれを用いた物品を提供する。
【解決手段】スパンボンド法によって得られた複合フィラメントからなるウェブが、エンボスロールによって熱圧着されて得られる伸縮性不織布であり、該複合フィラメントは、低融点樹脂と高融点樹脂とから構成されており、低融点樹脂は、ポリエチレンを含有し、高融点樹脂はポリエステルを含有しており、該伸縮性不織布は、複合フィラメントの2〜100本が並列に並んで融着した部分(以下、「集束部分」という。)と、複合フィラメントが融着していない部分(以下、「非集束部分」という。)とを有し、該集束部分と非集束部分の複合フィラメントが立体捲縮を形成していることを特徴とする伸縮性不織布による。 (もっと読む)


【課題】積層不織布表面に嵩高な丘部と嵩の低い平野部を混在分散させ、優れた掻きとり効果と人肌に優しい柔軟性を発揮する嵩高柔軟性不織布を提供する。
【解決手段】10℃以上の融点差を持った低融点成分と高融点成分からなる熱接着性複合繊維を主体とする不織布層(A)および前記不織布層(A)を構成する熱接着性複合繊維より熱収縮率が高い繊維を主体とする不織布層(B)が積層されて構成され、不織布層(A)は熱接合領域(I)と非接合領域(II)を有する不織布層であり、前記不織布層(A)及び不織布層(B)の一部は繊維相互が交絡され、かつ不織布層(B)の熱収縮により積層不織布表面に嵩高な丘部と嵩の低い平野部が混在分散していることを特長とする嵩高柔軟性不織布、これを用いた積層体、ワイピングクロスおよび繊維製品。 (もっと読む)


【課題】排出された体液を素早く吸収層に透過させる表面シートでありながら、繰り返し、効率的に吸収層に体液を吸収させるために拡散させることで体液の肌面への逆戻りがない吸収体用拡散シートを提供する。
【解決手段】細繊度層と太繊度層が積層され熱接合により一体化された吸収体用拡散シートであり、細繊度層は、繊維長3〜10mm、繊度0.1〜2.5dtex/fの繊維の熱可塑性複合繊維を含有し、目付けが8〜30g/mであるエアレイドウェブで構成され、太繊度層は、繊維長3〜10mm、繊度3.0〜11dtex/fの繊維を含有し、目付けが15〜50g/mであるエアレイドウェブで構成され、かつ、細繊度層と太繊度層との層間剥離強度が1.0N/50mm以上である吸収体用拡散シート。 (もっと読む)


【課題】優れた熱バインダー性と伸縮性、通気性を有し、特に柔軟性に優れた繊維製品としての用途に好適な熱バインダー不織布及びこれを用いた積層物を提供することに。
【解決手段】
相対的に流動開始温度の異なる熱可塑性樹脂であるA成分およびB成分を含む繊維からなり、下記(1)〜(4)を満足させる熱バインダー不織布及びこれを用いた積層物。
(1)A成分の流動開始温度がa(℃)、
B成分の流動開始温度がb(℃)であるとき、
20≦(a−b)≦150
(2)B成分がエラストマーを含む樹脂。
(3)A成分/B成分の重量比が10/90〜90/10
(4)不織布が、A成分を含む繊維とB成分を含む繊維の混繊状態であるか、または繊維表面積の50%以上を占めるB成分と、A成分を用いて得られる複合繊維で構成されている。 (もっと読む)


【課題】伸縮性・柔軟性ともに優れ、かつアンチブロッキング性および風合にも優れた伸縮性不織布およびそれを用いた繊維製品を提供する。
【解決手段】第一成分樹脂を用いて得られる繊維と第二成分樹脂を用いて得られる繊維の混繊(重量)比が5:95〜95:5の範囲である混合繊維ウェブを用いて得られる伸縮性不織布であり、第一成分樹脂がポリスチレンエラストマーであって、該ポリスチレンエラストマーが、(1)主として芳香族ビニル化合物を用いて得られる重合体ブロック(イ)と、主として共役ジエン化合物を用いて得られる重合体ブロック(ロ)とをそれぞれ少なくとも1個有し、かつ二重結合の一部が水素添加されたブロック共重合体、または(2)二重結合の一部が水素添加された、芳香族ビニル化合物と共役ジエン化合物とのランダム共重合体であり、第二成分樹脂がポリスチレンエラストマー以外の熱可塑性エラストマーである。 (もっと読む)


【課題】異種素材に対しても低温度でも容易に、かつ強固に接着することができるバインダー不織布及びこれを用いた積層物を提供する。
【解決手段】ビニル芳香族化合物を主な重合成分として含有する重合体ブロック(A)を少なくとも2個、及び共役ジエン化合物を主な重合成分として含有する重合体ブロック(B)を少なくとも1個含有するブロック共重合体を水素添加処理した水素添加ブロック共重合体を用いて得られる不織布であり、下記式(1)で示されるPの値が30以上であることを特徴とするバインダー不織布。
P=V/S×MFR (1)
V:重合体ブロック(B)中の共役ジエン重合成分のうち1,2−結合している該成分の割合(%)の数値
S:水素添加ブロック共重合体におけるビニル芳香族化合物重合成分の含有率(重量%)の数値
MFR:水素添加ブロック共重合体のメルトマスフローレイト(JIS K7210 230℃、2.16kg荷重)の数値 (もっと読む)


【課題】優れた弾性、適度な伸長時強度、優れたアンチブロッキング性や優れた風合を有し、かつ比較的安価で繊維製品用途に好適な弾性不織布及びこれを用いた繊維製品を提供する。
【解決手段】エラストマー長繊維と非エラストマー繊維とを、エラストマー長繊維/非エラストマー繊維=50/50〜95/5の重量比で含有する不織布であって、不織布の50%伸長時の伸長回復率が70%以上、かつ重ね合わせた2枚の不織布を剥がす時の強度が不織布の50%伸長時強度以下である弾性不織布及びこれを用いた繊維製品。 (もっと読む)


【課題】梱包、貯蔵、輸送の各物流段階ではスパイラル捲縮が発現していないので場所を取らず、使用する段階で水分と接触することにより本来求められるスパイラル捲縮を発現し、伸縮性、嵩高性、風合い等の優れた繊維となる潜在捲縮性繊維及びこれを用いた繊維構造物、吸収性物品を提供する。
【解決手段】異なる2種類の水不溶性熱可塑性樹脂成分(それぞれA成分およびB成分という)から構成される複合繊維であって、
複合の形態は並列型もしくはA成分を鞘とする偏心比0.1以上の偏心鞘芯型であり、
該複合繊維の20℃における水分接触10秒後の横断面積変化率が下記関係にあることを特徴とする潜在捲縮性複合繊維、それを用いた繊維構造物および吸収性物品。
A2/A1 > B2/B1
ここで
A1:A成分の水分接触前の横断面積
A2:A成分の水分接触10秒後の横断面積
B1:B成分の水分接触前の横断面積
B2:B成分の水分接触10秒後の横断面積 (もっと読む)


【課題】優れた弾性と耐l−メントール性を有し、更に比較的安価で繊維製品としての用途に好適な弾性繊維、弾性不織布を提供すること。
【解決手段】分子中に構成単位A、Bを含有し、かつブロック構造がA−B−Aまたは(A−B)Xで表され、Aの含有量が10〜50重量%であり、Bの含有量が90〜50重量%であり、Aの含有量とBの含有量の和が100重量%である水添ブロック共重合体を用いて得られる弾性繊維による。
A:芳香族ビニル化合物モノマー単位を主とする構成単位。
B:共役ジエン化合物モノマー単位を主とし、かつ共役ジエン化合物モノマー単位中のビニル結合含量が50重量%以上、80重量%未満である、共役ジエンモノマー単位由来の二重結合残基の80%以上が水添された構成単位。 (もっと読む)


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