説明

泉化成工業株式会社により出願された特許

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【課題】O−PETシート等の延伸合成樹脂シートから容器を成形する場合に、アンダーカット部を精度よく形成することができる成形法を提供する。
【解決手段】軟化させた合成樹脂シートを雌型の上に配置し、該雌型に雄型を圧入するシート成形品の成形方法において、前記雌型は成形面の開口周縁に断面凹状のアンダーカット成形部が設けられる一方、前記雄型は前記アンダーカット成形部に対応して進退可能なスライド部が設けられ、当該雄型を前記雌型に圧入した状態で前記スライド部を前記アンダーカット成形部内に進出させて前記シート成形品の開口周縁にアンダーカット部を成形する。合成樹脂シートは延伸合成樹脂シート、特に1軸または2軸延伸性を有するPETシートであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】可動凸刃の撓りや固定凹刃の振動等を防止することで、常時、両者を正確に噛み合わせ、高品質のプラスチックシート成形品を安定して供給することができる打抜き型を開示する。
【解決手段】昇降可能に支持した可動凸刃と、この可動凸刃の刃先が嵌入可能な内形の固定凹刃とを備えた打抜き型であって、可動凸刃は、固定凹刃の前記内形よりも大きい外形を有する拡大胴部の下縁に前記固定凹刃に嵌入可能な刃先部を突出して設けた。可動凸刃は、内部にプラスチックシート成形品の成形部の逃げ凹部を有する。固定凹刃は、型枠部の内部を可動凸刃毎に仕切部で区画した升状をなし、前記型枠部および前記仕切部を台座にボルト止めした。固定凹刃は、さらに、その内形に沿って、型枠部および仕切部を台座にろう付けまたは溶接した。 (もっと読む)


【課題】容器を同じ形状の複数片に切り離し、積み重ねることで、その専有容積を大幅に縮小できるようにした容器を提供する。
【解決手段】平面視が正n角形又は円形である容器の平面視形状の重心から周縁に向かって放射状に、中心角2πを2又はn等分(nは3以上)の角度に分割する切離線を設け、形成される切離片が同一形状又は対称形状となるようにするという手段を採用した。また、容器の平面視形状が長方形状又は楕円形状である場合には、その対称軸に沿って切離線を設けるという手段を採用した。この場合、上記容器は、底面部と、その底面部から上方に拡開するテーパー側面部を有するものとし、上記切離線は、ミシン目又は切り込み線で形成することとした。 (もっと読む)


【課題】O−PETシート等を使用して凹陥部を有する容器を成形する方法を提案する。
【解決手段】加熱装置によって軟化させた延伸合成樹脂シートを雌金型の上に配置し、前記雌金型の内側凹部面と対向する外側凸部面が前記雌金型の凹部面形状と同じ形状の凸部面形状を有する雄金型を前記雌金型に圧入させ、前記外側凸部面で前記延伸合成樹脂シートの全面を均等に押圧する成形方法であって、前記雄金型を弾性部材で形成するようにした。また、雄金型を雌金型に圧入する工程の前に、予め真空成形法によって延伸合成樹脂シートを雌金型の内側凹部面に沿わせる工程を含むこともある。そして、雄金型の一部を構成する支持部材に対し、雄金型の外側凸部の表面に、弾性部材が所望厚さの層を有するように取り付けた。また、延伸合成樹脂シートはO−PETシートで、弾性部材は、シリコン系ゴムまたはフッ素系ゴムからなる。 (もっと読む)


【課題】汁漏れを防止しながら、より確実に蓋を閉じた状態を保持可能な嵌合フランジ構造を有する蓋一体型プラスチック容器のシート成形技術を開示する。
【解決手段】ヒンジを介して一体成形される容器本体および蓋のフランジそれぞれに凸条部および当該凸条部が嵌合可能な凹条部を周設してなるプラスチックシート製の蓋付き容器を前記蓋が開いた状態でシート成形する金型であって、前記容器本体および蓋の前記フランジの型面それぞれを前記凸条部および凹条部が成形可能な凸条型および凹条型とすると共に、前記容器本体の収容凹部に対応する型面を凹型とした固定雌型と、容器本体の前記収容凹部に対応する型面を凸型とすると共に、前記凹条部に対応する型面を凸条型とし、この凸条型で軟化させたプラスチックシートを前記雌型の凹条型に押し込み可能とした移動雄型との組み合わせからなる。 (もっと読む)


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