説明

株式会社ECIにより出願された特許

1 - 10 / 12


【課題】フロントタンパク質とCCR2BまたはCCR5との相互作用を阻害する物質を提供する。
【解決手段】下記の式I(式中、x1およびx2は、同一または互いに異なるハロゲンであり、Rは、低級アルキルである。)で表わされる化合物またはその塩を有効成分として含む、CCR2BまたはCCR5とフロントタンパクとの相互作用の阻害剤、および抗炎症剤。
(もっと読む)


【課題】MIP-1αの変異体であるeMIPを所定のポリエチレングリコール(PEG)で化学修飾して得られた、癌治療剤や免疫賦活剤として有望な新規なPEG化eMIP、及びその製造方法、並びにPEG化eMIPを有効成分とする癌治療剤を提供する。
【解決手段】MIP-1αの変異体であるeMIPを平均分子量10,000〜30,000の直鎖型又は分枝型ポリエチレングリコール(PEG)で化学修飾してなるPEG化eMIPであり、また、PEG化反応剤として平均分子量10,000〜30,000のマレイミドPEGを用いて、マレイミドPEGをeMIPのアミノ基に対して反応比率1〜1.5倍の割合で、かつ、塩基性条件下で反応させ、eMIPの1分子に対して1個のPEG基が導入されたPEG化eMIPを製造するPEG化eMIPの製造方法であり、更に、PEG化eMIPを有効成分として含む癌治療剤である。 (もっと読む)


【課題】観察対象にレンズが近づいた状態であっても、ホルダとの物理的干渉が生じにくい観察用器具および観察用器具を支持するホルダを提供する。
【解決手段】ホルダによって支持された状態において用いられ、観察対象となる試料を収容する試料収容領域Fを有する観察支援具10と、観察支援具10上の試料収容領域Fを覆う透明基板20と、を有し、試料を顕微鏡により観察するための観察用器具である。透明基板20は、観察支援具10に固着される。観察支援具10は、その周縁部にホルダベース220により支持される支持部Gを有する。この支持部Gは、透明基板20に覆われない領域であって、透明基板20の顕微鏡に対向する観察面21より後退して段差を形成する位置に設けられる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、免疫増強効果を有するMIP-1α(マクロファージ炎症性タンパク質1α)の誘導体eMIP及び安定剤を含む水溶液製剤を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意検討した結果、その結果、塩化ナトリウム、L-ヒスチジン、L-アルギニン、L-アルギニン塩酸塩、L-リジン塩酸塩、クエン酸、及びエデト酸ナトリウム(EDTA)から選択される少なくとも一つ以上の添加剤を添加することにより、eMIPの分解が抑制されることを見出した。また、pH5〜pH7のリン酸緩衝液が本eMIP 水溶性製剤におけるpH調節剤として好ましいことを見出した。 (もっと読む)


【課題】温度調節を行う場合であっても、熱変形が起こりにくく、温度むらが生じにくい、観察用器具ホルダを提供する。
【解決手段】試料を観察するための試料観察域を構成する観察用器具を支持する観察用器具ホルダである。観察用器具を支持するホルダベースと、ホルダベース上に、観察用器具について位置決めおよび固定を行う位置決め固定機構と、を備える。ホルダベースは、支持する観察用器具の試料観察域において試料を観察するための観察窓部を有する構成となる。また、観察窓部は、支持する観察用器具に接する熱伝導ブロックにより構成される。熱伝導ブロックには、支持される観察用器具の試料観察域を臨む複数の観察孔が設けられる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、成熟度の高い肝細胞様細胞の製造方法の提供を課題とする。あるいは本発明は、本発明によって製造することができる肝細胞様細胞と、その用途の提供を課題とする。
【解決手段】オンコスタチンM、デキサメタゾン、およびTGF-βの存在下で間葉系幹細胞を培養することによって、成熟肝細胞様細胞への分化を誘導する、成熟肝細胞様細胞の製造方法が提供された。本発明によって得られる成熟肝細胞様細胞は、肝臓細胞の細胞機能や形態上の特徴を備える。更にHCVなどの肝炎ウイルスを感染も確認された。本発明のヒト肝細胞様細胞は、被験化合物の代謝や肝毒性の評価に有用である。また、本発明のヒト肝細胞様細胞は、肝疾患治療剤、肝炎ウイルス感染阻害剤、ウイルス性肝炎治療剤のスクリーニング等にも利用することができる。 (もっと読む)


【課題】 高精度なディスクの製作の容易化と低コスト化、該ディスクを用いた光学式顕微鏡による細胞の計数観察装置の小型化と低コスト化とを図る。
【解決手段】 光学式顕微鏡による細胞の計数観察に用いられ、細胞を含む試液を保持するためのディスク2が、試液を注入するための放射状に配置された複数の注入口22−nと、該注入口22−nと対をなす複数のエア抜き穴23−nとを有する透明な材料からなる上部材16と、試液を保持するための放射状に配置された複数のルーム28−nであって、各一対の注入口22−nとエア抜き穴23−nとに対応して、これらに連通するようにして設けられた複数のルーム28−nを有する中間部材18と、該中間部材18を受ける透明な材料からなる下部材17とから構成されている。光学式顕微鏡は、落射式顕微鏡として構成されている。 (もっと読む)


【課題】従来のシステムの改変により、ヒト肝細胞の表現型にさらに近いヒト肝細胞様細胞を製造すること。また、該ヒト肝細胞様細胞およびその利用法の提供。
【解決手段】従来のシステムにおいて総培養期間を延長し、さらに培地中にデキサメタゾンを添加することにより、従来よりも、ヒト肝細胞に近い細胞形態を有するヒト肝細胞様細胞の製造方法。また、該細胞は、チトクロムP450(CYP)、多剤耐性関連蛋白質(MRP)および多剤耐性(MDR)蛋白質を含む初代正常ヒト培養肝細胞の形態学的特徴および機能的特徴の両方を示すことが判明した。該ヒト肝細胞様細胞を利用した、動物モデルを必要としない候補薬剤などの被検化合物の代謝や肝毒性の評価法、また、肝疾患治療剤、肝炎ウイルス感染阻害剤、ウイルス性肝炎治療剤のスクリーニング方法。 (もっと読む)


本発明は、微量の細胞を用い、細胞の注入及び位置の調整における制御がより簡単に行われ、かつ、ウエル内において所定の位置に設定された細胞や注入された検体試料の不測の移動を確実に防止することを目的とした細胞走化性検出装置であって、二つのウエルが細胞の通過に対して抵抗性を有する流路を介して相互に連通しており、夫々のウエルには細胞又は検体試料を注入するための開口部が設けられており、(1)液体を移動させる手段及び液体の注入又は吸引排出後にその移動を停止させる手段を備えていること、及び(2)細胞注入側及び検体試料注入側の何れか一方又は双方の開口部を閉塞する手段を備えていることを特徴とする細胞走化性検出装置に関するものである。 (もっと読む)


細胞観察チェンバー30と光学的観察手段70とを備え、チェンバー30は、その内部に一対のウエルと、これらのウエルを連通する流路とを備え、一対のウエルのうちの一方のウエルに貯蔵された細胞浮遊溶液中の細胞が、他方のウエルに貯蔵された走化性因子含有溶液に反応して、一方のウエルから他方のウエルに流路を通って移動することができるようにされ、光学的観察手段70は、流路を通って移動する細胞をチェンバー30の外部から光学的に観察することができるようにされて成る細胞観察装置10において、チェンバー30は、その一部がケーシング20から露出するようにして、ケーシング20内に収容され、光学的観察手段70は、チェンバー30の下方に、その光軸が水平に延びるようにして、ケーシング20内に収容されている。これにより、小型化され、移動が容易で、操作性が大きく改善された細胞観察装置が得られる。 (もっと読む)


1 - 10 / 12