説明

ザ・ヘンリー・エム・ジャクソン・ファンデイション・フォー・ジ・アドヴァンスメント・オヴ・ミリタリー・メディシン、インコーポレイテッドにより出願された特許

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【課題】エプスタインバーウイルスの糖タンパク質350/220もしくは天然に存在するその変異体、CR2受容体に結合するEBV Gp350/220配列を含む融合タンパク質、または合成により誘導されるGp350/220のフラグメントを含むワクチンアジュバント、および、CR2複合体に結合するEBV Gp350/220アジュバント配列とGp350/220以外の少なくとも1つの目的の抗原とを含む免疫刺激組成物の提供。
【解決手段】該アジュバントとEBV 350/220配列を含む抗原以外の目的の抗原とを同時投与することにより、該抗原の免疫原性が増強される。該アジュバントは、目的の抗原に直接的または間接的に共有結合して、免疫原性組成物を形成する。該組成物の最も好ましい実施形態では、少なくとも2つのGp350/220エピトープに対する抗体および該抗原の少なくとも1つのエピトープに対する抗体を生起する。 (もっと読む)


ERG、およびより具体的には、ERG3のアミノ酸42-66により形成されるエピトープに結合する、モノクローナル抗体、またはその抗原結合フラグメントが開示される。このモノクローナル抗体は、非ヒト抗体から誘導されたCDR領域を有する非ヒト抗体(例えば、ウサギもしくはマウス)またはヒト化モノクローナル抗体であってよい。他の実施形態においては、前記モノクローナル抗体は、非ヒトERG抗体の軽鎖および重鎖可変領域を有する、キメラである。臨床設定においてERGもしくはERG融合事象を検出する方法などの、ERG、またはTMPRSS2/ERG、SLC45A3/ERGもしくはNDRG1/ERG融合転写物によりコードされるERGポリペプチドなどのERGポリペプチドの全部もしくは一部を含む融合タンパク質を検出するための前記抗体の使用方法も提供される。また、この抗体を用いて、ERGまたはTMPRSS2/ERG、SLC45A3/ERGもしくはNDRG1/ERG融合転写物によりコードされるERGポリペプチドなどのERGポリペプチドの全部もしくは一部を含む融合タンパク質の活性を阻害し、前立腺癌、ユーイング肉腫、急性骨髄性白血病、急性Tリンパ芽球性白血病、内皮細胞癌、および結腸癌などのERGの過剰発現またはERG融合事象と関連する悪性腫瘍を治療することもできる。 (もっと読む)


臨床的寛解状態の患者(低から中レベルのHER2/neu発現を示す患者を含む)における乳癌に対する防御免疫又は治療免疫を誘導し維持する効果を有する、HER2/neu癌遺伝子のペプチドGP2に対する防御性細胞傷害性Tリンパ球応答を誘導し維持する方法を提供する。該方法は、製薬上許容される担体、GM-CSFなどのアジュバント、及びGP2ペプチドを含むワクチン組成物の有効量を該患者に投与することを含む。該方法は更に、GP2特異的T細胞免疫の低下のために、必要に応じて周期的なブースターワクチン用量を投与することを含む。また、該方法において使用するためのワクチン組成物を提供する。 (もっと読む)


本発明は、アンドロゲン調節性遺伝子PMEPA1ならびにこの遺伝子によりコードされるタンパク質(その変異体および類似体を含む)に関する。癌細胞増殖を抑制し、アンドロゲン受容体発現を低下させ、アンドロゲン受容体により転写制御される遺伝子の発現を調節し、前立腺癌を診断および/または予後判定する方法もまた提供される。 (もっと読む)


本発明は、癌遺伝子または癌抑制遺伝子、および前立腺癌に関与している他の遺伝子、その発現産物、ならびにその誘導体および類似体に関する。治療組成物、ならびに前立腺および他の関連する癌を含めた癌を検出および治療する方法を提供する。また、少なくとも1つの前立腺癌細胞特異的遺伝子、例えば、ERG遺伝子もしくはLTF遺伝子を単独で、またはAMACR遺伝子およびDD3遺伝子のうちの少なくとも1つと組み合わせたものについて、その発現レベルを測定することにより、前立腺癌の診断および/または予後診断を行う方法も提供する。 (もっと読む)


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