説明

株式会社日本工業試験所により出願された特許

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【課題】走行車両により収集する情報に基づいて、橋梁用伸縮継手の異常を比較的高い精度で検知できる橋梁用伸縮継手の異常検出方法を提供すること。
【解決手段】伸縮継手が設置された道路を検査車両1で走行しながら、車内の走行音を車内マイク2で収集すると共に、車外の走行音を車外マイク3で収集して記録装置4に保存する。記録装置4に保存した音情報に基づいて、異常が判明している伸縮継手における走行音と、正常な伸縮継手との間で周波数分析を行って周波数帯を特定する。特定された周波数帯における車内走行音のパーシャルオーバーオール値と、車外走行音のパーシャルオーバーオール値とを乗じて、全走行区間に関する判定値を算出する。判定値が閾値を超えた伸縮継手を、異常と判定する。 (もっと読む)


【課題】橋梁で使用される全ての橋梁床版を対象にでき、交通への影響が少なく、しかも、少ない手間とコストにより橋梁床版の金属部材の亀裂を検出できる橋梁床版の亀裂検出方法を提供すること。
【解決手段】鋼製床版1の舗装3の表面の赤外線熱画像を撮影し(ステップS1)、この赤外線熱画像を用いて、デッキプレート2の探傷候補位置を特定する(ステップS2)。続いて、特定された探傷候補位置で、渦流探傷装置を用いて舗装3の上面側からデッキプレート2の損傷位置を特定する(ステップS3)。この後、特定された損傷位置で、フェイズドアレイ探傷装置を用いて舗装3の下面側からデッキプレート2の亀裂7Aの位置及び大きさを検出する(ステップS4)。 (もっと読む)


【課題】フィン付伝熱管内面の腐食を高い精度で検査することができ、しかも、検査に時間がかからず、水等の接触媒質を必要とせず、前処理に時間とコストがかからない電磁超音波探傷法を提供する。
【解決手段】空冷式熱交換器の埋込式フィン付伝熱管2内部を軸方向に沿ってEMAT1を移動させながら、このEMAT1から電磁気力を利用して軸対称SH波3を発生させ埋込式フィン付伝熱管2の管本体11を振動させて共鳴を起こさせ、この共鳴周波数をEMAT1で検出し、この検出結果が、上記管本体11の肉厚が正常である場合の共鳴周波数と異なる場合に、上記管本体11の内面に腐食部が発生していると判断するようにしている。 (もっと読む)


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