説明

株式会社植物ゲノムセンターにより出願された特許

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【課題】イネの品種鑑別方法を提供する。
【解決手段】日本国内で作付面積の多い24品種における多型部位を探索し、品種毎に比較した。そして、これらの品種を簡単かつ迅速に鑑別するための多型マーカーを取得した。該マーカーは、品種毎に異なるパターンを示し、組み合わせることによって品種の鑑別が可能であることが示された。つまり、イネ24品種の鑑定が可能な分子マーカーを取得することに成功した。該マーカーを利用することで、DNAレベルで近縁品種の識別・特定が可能となった。 (もっと読む)


【課題】遺伝子を利用して植物の感光性を改変し、これにより植物の開花時期を改変することのできる新規な植物の感光性遺伝子を提供する。
【解決手段】植物の中でも、特に出穂時期を改変する簡便な方法の開発が望まれているイネに着目し、その感光性に関与する遺伝子を単離すべく鋭意研究を行った。遺伝学的レベルでしか同定されていなかった出穂期関連遺伝子座Ehd3について、マップベースクローニング法によりその塩基配列を単離・同定した。さらに、イネの出穂期を容易に改変する手法を開発した。 (もっと読む)


【課題】植物の根で特異的に発現するプロモーター活性を有する遺伝子及びそれを用いて植物体で特異的に外来遺伝子を発現させる方法を提供する。
【解決手段】サツマイモの塊根において、高頻度に発現している遺伝子IT394の上流域に存在するプロモーター活性を有するDNA。及びその制御下に外来遺伝子が機能的に連結したDNA、並びにそれらを含むベクター、更に該ベクターを含む形質転換細胞及び植物体。 (もっと読む)


【課題】GABAを高濃度、安全、安価かつ簡便に富化でき、さまざまな食品に幅広く利用可能で、実用性に秀でた技術を提供することを課題とする。
【解決手段】GABAを富化した植物スプラウトを生産するにあたり、植物中のGABAが最も多量に蓄積される植物の生育時期、生育温度について検討した。その結果、植物の種子を特定条件下で栽培すると、GABAを富化した植物スプラウトを作製することが可能となった。この方法を用いることにより植物体そのもののGABAを効率よく且つ多量に増加させた天然物由来の食品を提供することが可能となった。 (もっと読む)


【課題】出穂期が早生化したイネの生産方法の提供を課題とする。
【解決手段】 コシヒカリの遺伝的背景に導入する染色体の供与親として、コシヒカリと遠縁関係にあるインド型品種「広陸矮4号(G4)」を用い、該品種のLhd4座およびHd5座を含む領域が導入されたコシヒカリの作出を行った。Lhd4座またはHd5座を含む領域がG4型になったコシヒカリの固定系統について出穂特性の評価を行った。その結果、最大で21.5日早生となることを見出した。即ち、本発明者はG4のLhd4座またはHd5座を含む領域を導入することによって、コシヒカリ等のイネの出穂期を早生化させることが可能であることを見出した。 (もっと読む)


【課題】ユビキチン融合遺伝子プロモーターの提供、およびその利用。
【解決手段】イネの根で特異的に発現をするユビキチン融合遺伝子(ubiquitin/ribosomalproteinS27agene)の5'上流域のDNAであり根特異的に遺伝子の発現を制御するプロモーター機能を有するNDA配列。該プロモーターの下流に、外来遺伝子および植物ターミネーターを機能的に連結する。該プロモーターを用いることにより、外来遺伝子を根特異的に発現させる。 (もっと読む)


【課題】玄米粉末入りイネ若葉粉末茶の製造方法、該方法によって製造される玄米粉末入りイネ若葉粉末茶、イネ若葉粉末の青臭さを軽減する方法、さらにイネ若葉粉末および玄米粉末を含む飲食品組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】イネ若葉粉末および玄米サイクロデキストリン粉末を製造し、これら粉末をイネ若葉粉末:玄米サイクロデキストリン粉末=2:1(重量比)で混合することによって、イネ若葉の有する欠点である臭みや味が、玄米抽出物の香りと味により解決し改善され、飲用しやすいイネ若葉粉末茶を製造することに成功した。 (もっと読む)


【課題】本発明は、形質転換植物の作出にあたり、導入される外来遺伝子のコピー数を制御することが可能な方法の提供を課題とする。あるいは本発明は、カルスに加え根での外来遺伝子の発現が可能なプロモーターの提供を課題とする。
【解決手段】同じ塩基配列を含む複数のエンハンサーを利用することにより、コピー数に応じて、外来遺伝子のメチル化が増強されることを見出した。その結果、導入コピー数の多い形質転換体においては、外来遺伝子の発現レベルは低下する。外来遺伝子が選択マーカーであれば、低コピー数の個体を優先的に拾い出すことができる。更に本発明は、カルスのみならず、根での遺伝子発現を誘導しうるプロモーターを提供した。カルスから発生する根が、選択剤によって枯死し、形質転換体を失う恐れが無い。 (もっと読む)


【課題】 糖尿病の素因の検査に利用可能なマーカー遺伝子を同定することを目的とする。さらに本発明は、同定されたマーカー遺伝子を用いた糖尿病の素因の検査方法、および、該遺伝子の発現を指標とする糖尿病の予防もしくは治療効果を有する化合物のスクリーニング方法、並びに、糖尿病の予防もしくは治療のための薬剤の提供を課題とする。
【解決手段】 糖尿病の発症を早期に正確かつ簡便に検出できる方法を開発すべく鋭意研究を行い、糖尿病の判定に利用可能な遺伝子マーカーを新たに同定することに成功した。さらに、該遺伝子マーカーの発現レベルを指標とした糖尿病素因の検査方法を開発した。具体的には、正常ラットおよびII型糖尿病モデルのGK(Goto-Kakizaki)ラットについて、それぞれの血液内で発現している遺伝子転写量の比較を行い、糖尿病特異的に発現変動が認められた遺伝子を多数選抜した。これら遺伝子は、糖尿病の素因の検査のための遺伝子マーカーとして有用である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、植物遺伝子の発現の変化を指標として、被験化合物の除草活性の有無を評価する方法を提供することを課題とする。また、該評価方法を用いた除草活性を有する化合物のスクリーニング方法を提供することを課題とする。さらに、上記の除草活性の有無を評価する方法または除草活性を有する化合物のスクリーニング方法に用いるオリゴヌクレオチド対、およびこれらのオリゴヌクレオチド対を含むキットを提供することを課題とする。
【解決手段】
本願発明者らは上記課題を解決するために、まず、作用点が明確にされている十数種の除草剤を植物(イネ)に処理し、除草剤別に遺伝子発現パターンを網羅的に解析し、特徴的なパターンを示す遺伝子群を選抜した。選択された遺伝子の発現をRT-PCRにより検出し、遺伝子の発現量を指標として、除草活性を有する物質のスクリーニングが可能となった。 (もっと読む)


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