説明

株式会社シーマコンサルタントにより出願された特許

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【課題】土壌の通気性、透水性及び保水性を向上させることができ、資材の削減、施工工程の簡略化を図ることもできる土壌改良方法を提供する。
【解決手段】施工対象である地盤10を、所定深さまで掘削した後、掘削した土壌11に対し、団粒化作用を有する高分子化合物であるGB−2000(有限会社グローバル研究所の商品名)の水溶液12を散布して、十分に撹拌する。GB−2000を土壌11に混合すると、その中に含まれる高分子化合物の団粒化作用により、土壌12中の粒子が互いに結合し、土壌11中に立体網目構造が形成されていく。次に、土壌表面を平準化するため、敷き均し作業と、転圧作業と、が行われる。この後は、時間経過に伴い、さらに、結合、連結が進行し、大小の間隙を有する多孔質状の粗大粒子が形成され、これらの粗大粒子が固化された多孔構造の土壌層13が地盤10中に形成される。 (もっと読む)


【課題】施工が容易で、施工後の資材撤収やメンテナンスも不要であり、土壌中の塩分を効率良く除去することができる土壌改質技術を提供する。
【解決手段】改質対象である土壌10に複数の溝11を形成し、それぞれの溝11中に、周壁12aに複数の貫通孔12bを有する円管状の排水管12を敷設する工程と、排水管12の敷設後、溝11を埋め戻し、土壌10に改質材13を散布し、十分に混練した後、土壌10の表面10aを均し、そのまま静置する工程と、により、透水領域21を備えた土壌改質構造20を形成する。改質材13として、団粒化剤14と、マグネシウム系固化材15若しくは消石灰16(水酸化カルシウム)と、を用いる。 (もっと読む)


【課題】昇温による太陽電池の発電効率の低下が発生し難く、冷却用水の水質悪化を防止することができ、周辺領域の気温上昇を抑制することもできる、太陽光発電システムを提供する。
【解決手段】太陽光発電システム10は、周囲の地面より低位置にある地盤11上に敷設された遮水性のシート材12と、シート材12の上面に形成された貯水層13と、貯水層13の上面に形成された透水性濾過層14と、透水性濾過層14の上面に形成された透水性保水層15と、を備え、透水性保水層15上に複数の太陽電池パネル16が設置され、貯水層13内に貯留された水Wを太陽電池パネル16に散水する散水手段である送水管17及びポンプPが設けられている。また、透水性保水層15の表面の全体にわたって地被植物18の生育領域が設けられている。 (もっと読む)


【課題】透水性及び保水性に優れ、舗装面の昇温抑制効果を比較的長期間に亘って維持することができる舗装構造を提供する。
【解決手段】舗装構造10は、砂質系土材とセメント系固化剤と団粒化剤と水との混練物を地盤11上に打設して形成された路床12と、砕石とセメント系固化剤と団粒化剤と水との混練物を路床12上に打設して形成された路盤13と、ポーラスアスファルトを路盤13上に打設して形成された舗装層14と、を備えている。舗装面14aに降った雨水などの水分は、順次、舗装層14、路盤13及び路床12に浸透していき、それぞれの団粒構造に存在する空隙中に保持される。舗装構造10においては、舗装層14、路盤13及び路床12の3つの層が透水性及び保水性を有しているため、従来の舗装構造よりも大量の水分を保持することが可能である。 (もっと読む)


【課題】透水性及び保水性を有し、雑草が繁茂し難く、ヒートアイランド現象の抑制にも有効な法面を構築する技術を提供する。
【解決手段】土質材、セメント系固化剤、団粒化剤及び水を混合、撹拌して形成された混練物7を、モルタル吹き付けガン13を用いて、亜鉛メッキ金網9が張設された地盤面8に向かって吹き付けることによって表層14を備えた法面構造17を形成する。法面構造17を構成する表層14は、アスファルト舗装程度に硬く、アスファルト舗装より緻密な多孔質構造となるため、施工後、表層14の表面に雑草の種子が飛来しても活着し難く、地盤18中に存在する雑草の種子の発芽も表層14によって遮られる結果、雑草の繁茂を防止することができる。また、固化後の表層14中には連続した空隙が存在するため、法面構造17は透水性と保水性とをバランス良く兼備したものとなる。 (もっと読む)


【課題】歩道と縁石との境界部分の雑草発生及び歩道の浸水を有効に防止することができ、施工が容易で、自然環境との調和性にも優れた道路構造を提供する。
【解決手段】道路構造1は、車道2と歩道3との境界に沿って配列された縁石4と歩道3との間の地盤8に形成された溝部9内に、土質材、セメント系固化剤、団粒化剤及び水の混練物を打設して形成された多孔質層5と、多孔質層5上に形成された植生層6と、を備えている。植生層6は、歩道3及び縁石4の長手方向に沿ってベルト状に形成され、植生層6において生育する植物7によって緑化領域17が形成されている。また、歩道3の上面は、前記混練物を地盤8の表面8aに打設して形成された多孔質層3aによって舗装されている。 (もっと読む)


【課題】施工が容易で、優れた安定性と透水性・保水性を有し、雑草が繁茂し難く、表層面上を容易かつ安全に歩行することもできる法面緑化構造を提供する。
【解決手段】法面緑化構造1は、土質材、セメント系固化剤、団粒化剤及び水の混練物を、河川堤防8を構成する地盤2の法面2aに打設して形成された表層3と、法面2aの勾配方向Bと交差する水平方向に沿って延設された複数列の溝部4と、これらの溝部4内に植物5aを植栽することによって形成された緑化領域5と、を備えている。複数列の溝部4は、法面2aの勾配方向Bに間隔をおいて設けられ、これらの溝部4内にそれぞれ植物5aを植栽することにより溝部4の長手方向(水平方向)に連続的に延びるベルト状の緑化領域5が形成されている。 (もっと読む)


【課題】施工が容易であり、施工後の接地抵抗を低く保つことができ、耐久性にも優れた接地電極構造を提供する。
【解決手段】接地電極構造20は、土質材、セメント系固化剤、団粒化剤及び水の混練物を地盤16中に打設して形成された含水層21と、建築物22の屋上に立設された避雷針23と接地線24を介して電気的に接続した状態で含水層21に一体化された接地電極25と、を備えている。接地電極25は含水層21と一体化した状態でその内部に配置され、含水層21の表面21aは、地面16aと同一面をなすように露出している。接地電極25は銅板であり、その上縁寄りの部分に接地線24の下端部が導線可能に接合されている。 (もっと読む)


【課題】施工作業が容易で、草木類を経由した漏電に起因する獣類忌避機能の低下を回避することができる獣類忌避柵を提供する。
【解決手段】獣類忌避柵20は、土質材、セメント系固化剤、団粒化剤及び水の混練物を地盤16上に打設し固化させて形成された防草層17と、防草層17に所定間隔ごとに立設された複数の支柱21と、複数の支柱21の配列に沿って架線状に配線された電線22,23と、を備え、電線22,23と地面(防草層17の表面17a)との間に電圧を印可する電源装置25が設けられている。電線22,23は、各支柱21に取り付けられた複数の絶縁具24を介して支柱21に係止され、電源装置25の片方の電極25aと電線22,23とが給電線26で接続され、防草層17に打ち込まれたアース棒27と他方の電極25bとがアース線28で接続されている。 (もっと読む)


【課題】施工が容易で、雑草排除作用に優れ、土壌への悪影響もなく、自然景観との調和も図ることができる防草工法を提供する。
【解決手段】防草工法は、土質材、セメント系固化剤、団粒化剤及び水を混ぜ合わせる混練工程と、前記混練工程で形成された混練物を地盤16上に打設して固化させることにより雑草排除作用を有する植栽層17を形成する造成工程と、造成工程で形成された植栽層17の表面17aに複数の植栽穴18を形成する造穴工程と、前記造穴工程で形成された植栽穴18にそれぞれ地被植物の一つである芝生の苗19を植え込む定植工程と、を備えている。 (もっと読む)


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