説明

株式会社ガルファーマにより出願された特許

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【課題】関節破壊を抑制したり、変形性関節症などの骨・関節の病気あるいは疾患に対して有効な働きを有する薬剤を開発する。
【解決手段】ガレクチン-9、特には安定化ガレクチン-9、並びにガレクチン9誘導因子は、軟骨分化促進作用、軟骨破壊抑制作用、あるいは損傷軟骨の機能維持・回復作用を示し、変形性関節症などの骨・関節の病気あるいは疾患の治療・予防剤並びに治療・予防法への利用が期待できる。ガレクチン-9、特には安定化ガレクチン-9、並びにガレクチン9誘導因子は、関節内環境で同化作用を持つTGF-βなどと一緒になって働くことが観察されている。 (もっと読む)


【課題】ガレクチン9は生体内で様々な生物活性を発揮している。生体内又は細胞内で有効にガレクチン-9活性を有する新規な遺伝子治療剤の提供。
【解決手段】分泌型ガレクチン-9ポリペプチドをコードする遺伝子、該遺伝子を有するベクター、該遺伝子又は該ベクターからなるガレクチン-9感受性の病気又は疾患の遺伝子治療及び/又は予防用剤。抗腫瘍剤(抗がん剤)、抗アレルギー剤、免疫調節剤、自己免疫疾患用剤、抗炎症剤及び副腎皮質ステロイドホルモン代替用剤として期待できる。 (もっと読む)


【課題】リポ多糖(LPS)はエンドトキシンと呼ばれ、グラム陰性菌より遊離されて、生体に様々な反応を引き起こすことが知られ、補体を第2経路において活性化させ、マクロファージや他の細胞からサイトカインや他の免疫制御物質を放出せしめ、過剰なサイトカインなどが宿主に毒性を示し、ショックなど死を招くことがあり、大きな問題となっている。該エンドトキシンショックなどの抑制技術開発が求められている。
【解決手段】ガレクチン1や9、また安定化ガレクチン9並びにガレクチン9誘導因子は、エンドトキシンショック抑制活性を示し、エンドトキシン及びそれに関連した生体反応現象の制御(又は抑制)に有用で、該活性に起因する病気・疾患治療及び/又は予防剤並びにその治療及び/又は予防法、さらに炎症及び炎症性疾患に対する治療及び/又は予防、特に細菌感染症、菌血症、敗血症、敗血症ショック、エンドトキシンショックなどの抑制に有用である。 (もっと読む)


【課題】重篤な副作用が多いなどという欠点のない、抗炎症薬、抗アレルギーや免疫抑制薬として広く用いられているグルココルチコイドや、FK-506等の免疫抑制剤に代わる有利な正常の薬剤や、正常な細胞への影響が少なく腫瘍細胞などに作用する薬剤を開発する。
【解決手段】ガレクチン-9、特には安定化ガレクチン-9は、CD44のリガンド(ヒアルロン酸)に対する結合を抑制する活性を示し、活性型CD44発現細胞がヒアルロン酸に接着すること(細胞接着)をも阻害する。ガレクチン-9及びその改変体(安定化ガレクチン-9)から選択されたものをCD44機能抑制因子として使用し、抗アレルギー薬、免疫抑制薬および抗腫瘍薬を提供でき、例えば、気管支喘息などでの気道過敏性亢進の抑制、気道炎症の抑制用治療・予防剤並びに治療・予防法が提供される。制癌技術も提供される。 (もっと読む)


【課題】マスト細胞(肥満細胞)は炎症誘発性物質に富んだ顆粒を持ち、活性化されてその顆粒が放出され、一連の生体防御反応が惹起されるが、その無秩序な活性化は、喘息、アレルギーなど様々な疾患の一因と考えられている。炎症や免疫反応などの生体防御機構に重要な役割を持つマスト細胞を制御する技術の開発が求められている。
【解決手段】ガレクチン-9や-8、特には安定化ガレクチン-9や-8、又はガレクチン-9誘導因子は、マスト細胞の顆粒放出を強力に抑制する。ガレクチン-8や-9及びその改変体(安定化ガレクチン-8や-9)、並びにガレクチン-9誘導因子から選択されたものを有効成分とするマスト細胞安定化剤、並びに該安定化作用を利用した病気又は疾患の治療・予防用剤並びに治療・予防法が提供される。制癌技術、顆粒放出抑制アッセイ系も提供される。 (もっと読む)


ガレクチン−9は、レクチンとしての活性を有する生理活性物質で種々の細胞で発現が認められ、発現量と腫瘍の転移能間に相関が認められるなど、様々な生理現象に関与することが予測されつつある。該ガレクチン−9の産生・遊離をコントロールすることを可能にする物質は、抗腫瘍や抗炎症作用を誘導するなどの活性を期待でき、その解明が求められている。ある種の腫瘍細胞膜可溶化分画にガレクチン9の産生・遊離を誘導する因子「ガレクチン9誘導因子」が存在することを見出した。該因子は、コンカナバリンA吸着分画、Resource QTMイオン交換カラム、ハイドロキシアパタイトカラムなどを利用し、濃縮化活性保有分画として得られる。該因子のガレクチン9誘導活性を利用した測定試薬、医薬、アッセイなどの開発が可能になる。 (もっと読む)


【課題】 ガレクチン-9は、レクチンとしての活性を有する生理活性物質で種々の細胞で発現が認められ、発現量と腫瘍の転移能間に相関が認められるなど、様々な生理現象に関与することが予測されつつある。該ガレクチン-9の産生・遊離をコントロールすることを可能にする物質は、抗腫瘍や抗炎症作用を誘導するなどの活性を期待でき、その解明が求められている。
【解決手段】 ある種の腫瘍細胞膜可溶化分画にガレクチン9の産生・遊離を誘導する因子「ガレクチン9誘導因子」が存在することを見出した。該因子は、コンカナバリンA吸着分画、Resource QTMイオン交換カラム、ハイドロキシアパタイトカラムなどを利用し、濃縮化活性保有分画として得られる。該因子のガレクチン9誘導活性を利用した測定試薬、医薬、アッセイなどの開発が可能になる。 (もっと読む)


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