説明

木建技研株式会社により出願された特許

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【課題】本発明では、基礎補強工事をしなくても、建物の補強構造に壁強さ倍率の高い耐力壁を用いることができコストを低減できるとともに、開口を塞ぐなど住環境や建物用途上の制約がない、建物の補強構造を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、梁を備えた建物の補強構造であって、両端部分にスペーサを介して、コンクリート布基礎に着設された曲げ伝達梁と、前記曲げ伝達梁の両端部分において、一方が前記曲げ伝達梁に着設され、他方が既設梁に着設された端部新設柱と、前記曲げ伝達梁の両端部分以外の部分において、一方が前記曲げ伝達梁に着設され、他方が前記既設梁にせん断力のみを伝達する手段により接合された新設柱と、少なくとも垂直方向の一辺が前記新設柱に設置された耐力壁と、を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】平板材料の機械的加工だけで製造できる接合金具を使用して、簡単な組付け作業によって強化な接合強度をする。
【解決手段】接合金具1は、本体部10と延長部EXに区分され、延長部EXは、本体部10の板表面10aから偏移した板表面20aを形成する先端部20を有して構成される。2つの接合金物の先端部20は、取付穴が全て重合された状態で、柱3の貫通穴3c、3dに収容される一方、2つの接合金物の本体部10は、梁4の受入溝4aに収容され、柱3に挿入される連結ピンPNが、2つの接合金具の取付穴21を貫通すると共に、梁4に挿入される連結ピンPNが、本体部10の取付穴11を貫通する。 (もっと読む)


【課題】木材のめり込み耐力を向上させた木造建築構造を提供する。
【解決手段】第1木材1の端面が、第2木材2の外周面に当接固定される木造建築構造において、第1木材1の端面が当接される第2木材2の接合面に、100mm以下の長さを有して第2木材に打ち込まれる軸部と、前記軸部の断面積より大きい頭部と、を有する棒状の補強材BSを配置する。 (もっと読む)


【課題】単一のピン部材によって取り付けることも可能であって、且つ、強固な取付強度を発揮することができる木造建築用の軸組接合具を提供する。
【解決手段】別々に製造された本体金具2と補助金具1とが組み合わされて使用される。ピン29,30を柱17に挿入して、挿入軸29,30が補助金具1を貫通すると、柱17への取付作業が完了する軸組接合具JNCである。本体金具2は、柱17に当接される当接面5,6と、当接面5,6に直交して構成され、梁18に形成された取付溝25の中に収容される本体部4と、が一体成形されて成る。補助金具1は、丸穴16が貫通形成されると共に、当接面5,6に形成された取付穴12,13を通過して柱17に挿入される柱部15と、取付穴12より大きい頭部14と、が一体成形されて成る。 (もっと読む)


【課題】 安価で簡易な構成でありながら、優れた耐震性を発揮する木質ラーメン架構を提供する。
【解決手段】左右の柱部材2A,2Bと梁部材3とを接合金具20で接合してなる木質ラーメン架構STRであって、梁部材3の左右端部は、上下方向に配列された二個同一の接合金具20A〜20Dを用いて接合される。また、左右の柱部材2A,2Bは、左右方向に配列された二個同一の柱脚10A〜10Dによって、それぞれ基礎1に固定される。 (もっと読む)


【課題】 連結ピンを事後的に直線的に引き抜き可能な引抜治具を提供する。
【解決手段】 構造部材に装着された連結ピンPNを事後的に引き抜く引抜治具1である。案内棒11に沿って直線的に移動可能な操作ウェイト12と、案内棒11の先端側に固着された係止部13と、案内棒11の基端端側に固着されて操作ウェイト12の移動を受け止めるフランジ部21とを備える。使用時には、連結ピンPNと一体化された補助ネジ30に、係止部13を係止させた状態で、操作ウェイト12をフランジ部21に打ち付けることにより、連結ピンPNを補助ネジ30と共に直線的に引き抜く。 (もっと読む)


【課題】 既存の建築物にも適用できて、有効に震動を吸収することができ、また、袖壁の寸法や玄関ドアなどの配置位置にも制限がない制震部材を提供する。
【解決手段】
矩形状の枠体の四隅に使用され、互いに直交する2つの建築部材に固定される制震部材1である。バネ鋼からなり、略V字状に屈曲された連結部11と、連結部の一端側と他端側に設けられた取付部12,13とで一体的に構成されている (もっと読む)


【課題】安価で簡易な制震構造を有して既存の建築物にも適用できる制震装置を提供する。
【解決手段】緩衝スプリング7と、緩衝スプリング7に直列接続されて全長を調整可能なターンバックル11とを備えた制震部材1を、建築物の梁や柱などの構造部材に固定して構成される制震装置である。緩衝スプリング7は、スプリング本体12の内部に、2つのU字状部材13,14が逆方向から内挿されて構成され、その開放終端13A,14Aがスプリング本体12に接続される一方、そのU字状基端13B,14Bは、可変長ロッド9を介して、ターンバックル11に接続されている。 (もっと読む)


【課題】 木造建築の持っている温かみを損なうことなく、基礎と柱とを直接的に且つ正確に接合することができ、取付作業も容易な接合金具を提供する。
【解決手段】 基礎20に固定される略ボックス状の本体部1Aと、本体部1Aから直立する接合部1Bとが一体的に形成された鋳鋼品である。本体部1Aは、作業穴WRを有する頂部2と、頂部2と平行に形成されて作業穴WRに対応する取付穴HOを有する底部3と、頂部2と底部3とを連絡する一対の側部4,5と、前記4つの部分2〜5に直交して本体部1Aの内部を二分する中央壁6とを備えて構成され、接合部1Bは、接合対象の柱材30の長さ方向に形成された作業溝30aに挿入可能な板状に形成され、柱材30を貫通して挿入される連結部材PINを通過させる通過穴8A,8Bが形成されている。 (もっと読む)


【課題】 製造コストを増加させることなく、挿入姿勢を安定化することができる接合金具及び接合金具を用いた建築方法を提供する。
【解決手段】 土台3や柱4などの第一木材から突出して、柱4や横架材13などの第二木材の切込み溝12を受け入れる頭部1Aと、頭部1Aから延設され、第二木材の円柱穴9に挿入されるネック部1Bとが共に平板状に形成されてなる接合金具CNであって、挿入姿勢を安定化する保持部材2、16が、ネック部1Bに挿入されるか、又はネック部1Bに一体的に形成される。 (もっと読む)


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