説明

三井造船プラントエンジニアリング株式会社により出願された特許

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【課題】第1に、OHラジカルの必要総モル数等の計算アルゴリズムが確立し、第2に、特にその自動化,制御化,ツール化も実現される、塩素系有機化合物の処理方法を提案する。
【解決手段】この処理方法では、難分解性の塩素系有機化合物の塩素原子を、処理対象1とし、水溶液中の処理対象1を、フェントン処理槽4で生成されたOHラジカルにて処理する。そして、水酸基有の場合、OHラジカルが水素原子を奪って酸化すると共に、酸素原子を不対電子有化等する第1プロセスと、不対電子有の場合、OHラジカルが付加して、水酸基が生成される第2プロセスとを、順不同に有してなる。そして第3プロセスにおいて、OHラジカルが水分子から水素原子を奪って酸化して、発生期の水素が生成され、もって発生期の水素による還元にて、次亜塩素酸が生成される。 (もっと読む)


【課題】第1に、OHラジカルの必要総モル数等の計算アルゴリズムが確立し、第2に、自動化,制御化,ツール化も実現される、硫黄系有機化合物の酸化分解方法を提案する。
【解決手段】この酸化分解方法では、難分解性の硫黄系有機化合物の硫黄原子を含んだ構成成分を、フェントン処理槽4で生成されたOHラジカルにて酸化分解する。そして、水酸基有の場合、OHラジカルが水素原子を奪って酸化すると共に、酸素原子を二重結合化等する第1プロセスと、水素原子有の場合、OHラジカルが水素原子を奪って酸化すると共に、硫黄原子を不対電子化させる第2プロセスと、不対電子有の原子の場合、原子の不対電子にOHラジカルが付加して、水酸基が生成される第3プロセスと、を有してなる。最終的には第4プロセスにおいて、OHラジカルが水分子から水素原子を奪って酸化して、発生期の水素が生成され、もって還元により硫酸が生成される。 (もっと読む)


【課題】第1に、OHラジカルの必要総モル数等の計算アルゴリズムが確立し、第2に、特にその自動化,制御化,ツール化も実現される、燐系有機化合物の酸化分解方法を提案する。
【解決手段】この酸化分解方法は、難分解性の燐系有機化合物について、燐原子を含んだ構成成分を処理対象1とし、水溶液中の処理対象1を、フェントン処理槽4で生成されたOHラジカルにて、酸化分解する。そして処理対象1について、水酸基有の場合、OHラジカルが水素原子を奪って酸化し、自身は水に回帰して系外遊離すると共に、酸素原子を不対電子有化させるか、又は分子化して系外遊離させる第1プロセスと、処理対象1について、不対電子有の原子の場合、原子の不対電子にOHラジカルが付加して、水酸基が生成される第2プロセスと、を有してなる。もって最終的には、燐酸が生成される。 (もっと読む)


【課題】第1に、二酸化炭素が削減されると共に、第2に、二酸化炭素を他の有用物質に変換して、有効利用でき、第3に、しかもこれらが簡単容易に、コスト面にも優れて実現される、二酸化炭素の還元,固定方法を提案する。
【解決手段】この還元,固定方法は、水溶液中に溶存する二酸化炭素を対象とする。そしてまず、フェントン法に基づきOHラジカルが生成され、水分子が酸化分解されて、発生期の水素が還元剤として生成される。そして二酸化炭素について、その一方のカルボニル基が分極してカチオン化した炭素原子に対し、発生期の水素に基づき生成された水素アニオンが、求核剤となって付加反応する。又、アニオン化した酸素原子に対し、プロトンが求電子剤となって付加反応する。もって、蟻酸が生成される。以降も、これに準じた付加反応が連鎖的に進行し、もって例えばメタノール,酢酸,エタノールが生成される。 (もっと読む)


【課題】第1に、過酸化水素を簡単容易かつ効率的に、製造コストに優れて製造でき、第2に、人体や環境への安全面にも優れた、過酸化水素の製造方法や製造装置を提案する。
【解決手段】この製造方法は、次の変換工程,中間反応工程,生成反応工程を、有している。まず変換工程では、光照射のもと光増感剤Pを使用して、水中で三重項状態の酸素()を、励起状態の一重項状態の酸素()に変換する。次に中間反応工程では、一重項状態の酸素からヒドロペルオキシド(HO)を生成する。そして生成反応工程では、ヒドロペルオキシドから、過酸化水素(H)を生成する。このような各工程を実施する製造装置としては、例えば、マイクロ流路に三重項状態の通常の酸素が水と共に供給されると共に、流路形成面に光増感剤Pが付着コートされたマイクロリアクターが、使用される。 (もっと読む)


【課題】第1に、OHラジカルの必要総モル数等の計算アルゴリズムが確立し、第2に、特にその自動化,制御化,ツール化が実現される、窒素系有機化合物の酸化分解方法を提案する。
【解決手段】この酸化分解方法では、難分解性の窒素系有機化合物の窒素原子を含んだ構成成分を、OHラジカルにて酸化分解する。そして、水酸基有の場合、OHラジカルが水素原子を奪って酸化すると共に、酸素原子を二重結合化する第1プロセスと、水素原子有の場合、OHラジカルが水素原子を奪って酸化する第2プロセスと、原子の不対電子にOHラジカルが付加して、水酸基が生成される第3プロセスと、を有してなる。そして最終的には、第4プロセスにおいて、まず、OHラジカルが水分子から水素原子を奪って酸化して、発生期の水素が生成され、もって還元により硝酸が生成される。 (もっと読む)


【課題】構成簡単にして並列化したマイクロ流路を形成するとともに、当該マイクロ流路に均一に光触媒を担持させ、効率的に大容量の光化学反応を行うことができるマイクロ反応装置を提供すること。
【解決手段】本発明に係るマイクロ反応装置は、周断面形状が円形であって長手方向に光を透過する丸棒の周面に光触媒を担持させ、前記丸棒の内部を透過する光が前記光触媒を担持した周面から漏光するように構成された光触媒担持棒を複数本束ねて構成され、少なくとも3本の前記光触媒担持棒の周面によって区画されて形成されるマイクロ流路を有する光反応部を備え、前記光反応部の第1の端部側から、液体成分と気体成分とを導入し、前記液体成分が該マイクロ流路の内面に沿う筒状液膜流となって流れ、前記気体成分が中央部を中央ガス流となって流れる状態のパイプフローを形成可能に構成されている。 (もっと読む)


【課題】芳香族アルデヒド化合物を、実用的な収率で安全且つクリーンに製造する方法を提供する。
【解決手段】以下の一般式(1):


で表されるトルエン化合物を、酸素存在下マイクロ流路に流通させ、光触媒酸化により、以下の一般式(2):


で表される芳香族アルデヒド化合物を得る。(但し、Xはハロゲン、水酸基、低級アルコキシ基を表し、nは1〜5の整数を表す。) (もっと読む)


【課題】従来の問題を解決し、安全且つ効率的に一重項酸素を用いた反応を行うことができるマイクロ反応装置を提供することを目的とする。
【解決手段】上記目的を、マイクロ流路8を有し、前記マイクロ流路8の内面にポーラスシリコンの層5が設けられた反応部2と、前記マイクロ流路8に酸素が溶存する原料液体を送り込む液体送り込み手段13と、前記マイクロ流路8のポーラスシリコン層5に光を照射する光照射手段12と、を備えたマイクロ反応装置により達成する。 (もっと読む)


【課題】第1に、OHラジカルの必要総モル数等の計算アルゴリズムが確立し、第2に、特に、その自動化,制御化,ツール化が実現される、有機化合物の酸化分解方法を提案する。
【解決手段】この酸化分解方法では、対象1となる難分解性の有機化合物について、水酸基有の場合の第1ステップと、炭素原子や酸素原子に付く水素原子有の場合の第2ステップと、その後に水酸基が再生される第3ステップとが、OHラジカル関与のもとで、繰返される。更に必要に応じ、OHラジカルが関与して生成される発生期の水素による、還元パターンの第4ステップも加わる。そして、これらの各ステップを繰返すことにより、対象1の有機化合物は、酸化分解されて水,炭酸ガス,酸素分子等に無機化される。これらをプログラム化したマイクロコンピュータ14等の制御装置11も、利用可能である。 (もっと読む)


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