説明

トライボテックス株式会社により出願された特許

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【課題】支持する軸の外径に拘わらず共通の摺動部材を使用して汎用性を高め得るとともに、使用中に偏荷重等が発生しても破損し難くいすべり軸受構造体を提供する。
【解決手段】本構造体は、リング状のバックメタル2の内周面側にRBセラミックス製の複数の摺動部材3を設けてなるすべり軸受構造体1であって、バックメタルの内周面側には、軸方向に延びる複数の溝部4が円周方向に所定間隔で形成され、複数の溝部のそれぞれには1又は2以上の摺動部材がバックメタルの軸方向から嵌挿されており、複数の摺動部材のそれぞれは、表面研磨により形成され且つバックメタルの球心方向を向き且つ所定の曲率半径を有する内周側表面3aと、バックメタルの遠心方向を向き且つ所定の曲率半径を有する外周側表面3bと、を備える湾曲板状に形成されており、内周側表面の円周方向の両側縁には内周側円弧部6が形成され、外周側表面の円周方向の両側縁には外周側円弧部7が形成されている。 (もっと読む)


【課題】樹脂摺動材を備える潤滑対象部を高精度に診断することができる潤滑対象部診断方法を提供する。
【解決手段】補強繊維を含む樹脂摺動材を備える潤滑対象部診断方法であって、潤滑流体中に、補強繊維からなる棒状の繊維摩耗粒子が含まれ、且つ、最大長さが所定の数値範囲の上限値を超える終期的樹脂摩耗粒子が含まれている場合に、潤滑対象部の潤滑状態が異常であると判定し(S17)、潤滑流体中に、繊維摩耗粒子及び終期的樹脂摩耗粒子が含まれておらず、且つ、最大長さが所定の数値範囲内である中期的樹脂摩耗粒子が含まれている場合に、潤滑対象部の潤滑状態が要注意であると判定し(S16)、潤滑流体中に、繊維摩耗粒子、終期的樹脂摩耗粒子及び中期的樹脂摩耗粒子が含まれておらず、且つ、最大長さが所定の数値範囲の下限値未満である初期的樹脂摩耗粒子が含まれている場合に、潤滑対象部の潤滑状態が正常であると判定する(S13)。 (もっと読む)


【課題】分解せずにギヤの摩耗の発生や進行を推定し、分解を伴う精密点検の頻度の最適化を図ることが可能な機械の点検方法を提供する。
【解決手段】グリスが塗布されたギヤ機構を有する機械(巻上機100)の点検方法であって、予め酸化させたグリスを用いてギヤ機構の摩耗を再現した摩耗試験を行い、摩耗粒子が発生し始める段階におけるグリスの酸化度からなる第1管理値を設定し、ギヤ機構の摩耗によって発生する摩耗粒子の大きさについて第2管理値を設定し、機械の分解を伴わない普通点検において、ギヤ機構の近傍からグリスを採取し、採取したグリスの酸化度を測定し、測定した酸化度が第1管理値を超えていた場合には、採取したグリスに含まれる摩耗粒子の大きさを測定し、測定した摩耗粒子の大きさが第2管理値を超えていた場合に、機械の分解を伴う精密点検を行う。 (もっと読む)


【課題】大型設備等における潤滑対象部の潤滑状態を正確に評価することができる潤滑状態評価装装置を提供する。
【解決手段】潤滑対象部の潤滑状態を評価する潤滑状態評価装置であって、粒子数測定器3で測定された潤滑油中の粒子数の時間変化率を示す第1評価パラメータLpを算出する第1パラメータ算出手段(ステップS2)と、予め試験により得られた、前記第1評価パラメータLpと摩耗及び/又は摩擦の状態を示す第2評価パラメータ(摩擦係数μ、比摩耗量Ws)との相関関係に基づいて、前記第1パラメータ算出手段で算出された第1評価パラメータLpに対応する第2評価パラメータを算出する第2パラメータ算出手段(ステップS3)と、を備える。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性に優れ且つ摩擦係数が小さく更に十分な靭性を発揮し得る大型のすべり軸受構造体を簡易に製造できるすべり軸受構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】本方法は、金属製のバックメタル2にリング状の複数の摺動部材3,3を装着してなるすべり軸受構造体1の製造方法であって、RBセラミックス粉末とフェノール樹脂とを混合し射出成形して前記複数の摺動部材を得る工程と、その得られた前記複数の摺動部材を、軸方向に接触するように前記バックメタルにエポキシ樹脂系接着剤で接着する工程と、その接着された前記複数の摺動部材の内周面側に予め設けられた削り代を機械切削する工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】大型設備等における潤滑対象部の潤滑状態を評価するための信頼性の高い評価データを作成できる評価データ作成方法を提供する。
【解決手段】本方法は、潤滑対象部の潤滑状態を評価するための評価データの作成方法であって、すべり摩擦試験によって、粒子数測定器2で潤滑油中の粒子数を測定して、その測定値から潤滑油中の粒子数の時間変化率を示す第1評価パラメータ(潤滑状態評パラメータLp)を算出すると共に、摩耗及び/又は摩擦の状態を示す第2評価パラメータ(摩擦係数μ及び/又は比摩耗量Ws)を測定する工程と、前記第1評価パラメータと前記第2評価パラメータとの相関関係に基づいて評価データ(第1評価データQ1,第2評価データQ2)を得る工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】液体(特に、潤滑油)中に含まれる比較的大径で広範囲に及ぶ微粒子と気泡とを光学的に識別して所定の粒径毎の微粒子を高精度に計数することができる微粒子計数装置を提供する。
【解決手段】本装置2は、セル内を流れる液体に光を照射する発光体(半導体レーザ6)と、液体からの遮断光を受光して遮断光パルス信号に変換する遮断光受光体(フォトダイオード7)と、液体からの散乱光を受光して散乱光パルス信号に変換する散乱光受光体(フォトダイオード8,9)と、前記遮断光受光体による遮断光パルス信号のパルス高さに基づいて、液体中に含まれる気泡又は微粒子の粒径を算出する粒径算出手段と、前記散乱光受光体による散乱光パルス信号のパルス高さに基づいて、液体中に含まれる気泡と微粒子とを識別する識別手段と、その算出結果及びその識別結果に基づいて、所定の粒径毎の微粒子を計数する計数手段と、を備える。 (もっと読む)


【課題】シールドタイプの転がり軸受に対しても余寿命を求めることができる転がり軸受の劣化評価方法を提供すること。
【解決手段】転がり軸受の劣化評価方法は、Is値による無元量化した転がり軸受劣化曲線、及び、Is値と振動加速度との相関曲線をそれぞれ求める第1工程と、転がり軸受劣化曲線に対し相関曲線のIs値と振動加速度との関係を適用することにより、振動加速度を基準とした転がり軸受劣化曲線を求める第2工程と、実機転がり軸受の振動加速度を少なくとも2つの測定時点で測定し、各測定時点において測定された振動加速度を、振動加速度を基準とした転がり軸受劣化曲線上に展開することにより、各振動加速度値を示す無元量化した経過時間を求め、該求めた無元量化した経過時間と各測定時点とに基づいて当該実機転がり軸受の余寿命を求める第3工程とから構成される。 (もっと読む)


【課題】ディーゼル機関等における滑り軸受けのメタル耐用期間を簡便に予測できる方法を提供すること。
【解決手段】滑り軸受け部位に使用するディーゼル機関用潤滑油について、硫酸カルシウム又はその含有スラッジの無添加試験液および変量添加した少なくとも2組の添加試験液を用意する。これらの試験液を、滑り軸受けメタル対応材料であるブロック試験片の上をジャーナル対応材料で形成したディスク試験片を滑らせながら、両者の接触部位に循環供給して摩耗試験を行う。該摩耗試験の際における硫酸カルシウム濃度とブロック試験片の摩耗率(メタル摩耗率)との関係を増加関係式(指数関係式)として求める。該増加関係式を用いて滑り軸受け耐用期間(限界稼動時間)を予測する。 (もっと読む)


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