説明

株式会社ナトー研究所により出願された特許

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【課題】 本発明が、従来の水分吸着体における問題点を解決しようとする課題は下記にある。
1.環境に対し低アルカリ性が確保されていること。
2.フッ素を含む重金属類が固定化されていること。
3.水分吸着率が30%以上に確保されていること。
4.処理対象素材の水分と接して再泥化しないこと。
5.製品が取り扱いやすい無水粉顆粒体であること。
6.自然界放置にも有害硫化水素を発生しないこと。
【解決手段】 本発明の解決手段は、粉末状二水石膏ないしは粉末状二水石膏と無公害型吸着補助剤を主原料にして、被覆・凝結剤を付加させたプレ粉末体を含水粉顆粒状処理物に調製し、次いで加熱脱水処理を施して、半水石膏を主原料として低価格で安全な無公害型の無水粉顆粒体からなる水分吸着体に改質する工程からなる製造法;ならびに該製造法で調製された無公害型の無水粉顆粒体からなる水分吸着体において、水分吸着率が30%以上であり、水と接触したとき非再泥化状態が確保されており、pH値が6ないしは8.6の範囲にあり、共存する有害水溶出性重金属類が環境基準値以下の範囲内に固定化されている性状特性が同時に確保されている半水石膏を主成分とする水分吸着体に関する。 (もっと読む)


【課題】 本発明が解決しようとする課題は、従来技術におけるセメント系ないしは水ガラス系のセメンティング材において示されてきた「六価クロムの溶出」「pH値12以上高アルカリ性」「作業可使時間の欠如」「非耐水性」」「供給価格の低減化」「共存する有害元素群の水溶出弊害」「エネルギー負荷」等のキーワードで表わされる課題にあり、本発明は、これら課題を少なくとも常温で解消するために開発された技術である。
【解決手段】 本発明課題の解決手段は、硫黄、リン、炭素またはホウ素の単独ないし2種以上の組み合わせ元素のオキシ酸イオンを保有する安定した変性ケイ酸アルカリからなる結着性液状組成物に対して、カルシヤを保有するアルミノケイ酸塩化合物からなる反応性粉状組成物を加えて均質に混和した基礎型含水組成物を基本とし、該基礎型含水組成物を基本構成成分として活用する活用処理方法、ならびに該基礎型含水組成物を基本活用処理剤として活用処理して処理調製された無公害型耐水性処理体の提供にある。 (もっと読む)


【課題】
水溶出の有害元素群を共存する下水汚泥焼却灰等からなる含リン焼却灰を改質対象素材として、少なくとも常温で簡単な無害化処理ならびに形状化処理を施して無公害型結着形状体に改質処理されて、含リン焼却灰を再生活用可能な無公害型含リン再資源化資材として環境に低負荷型で安全にして低価格で提供することにある。
【解決手段】
ケイ酸塩を主成分とする低カルシヤ含リン焼却灰を改質対象素材として、予め水を介して不活性化剤を加えて含水高カルシヤ含リン混和物とした後、不溶化剤を加えて含水混和物とする混和工程、ならびに該含水混和物を加工形状化して含水形状化物とする形状化工程、次いで該含水混和物なしは該含水形状化物を常温から100℃範囲の雰囲気中に放置して改質処理する養生工程からなる一連の作業工程による改質方法に付して、無害化処理ならびに形状化処理を施す。 (もっと読む)


【課題】
水溶出の有害元素群を共存する下水汚泥焼却灰等からなる含リン焼却灰を改質対象素材として、この含リン焼却灰の粉粒体に対して、少なくとも常温で簡単な無害化処理ならびに形状化処理を施すことにより、含リン焼却灰を無公害型複合母体からなる結着形状体に改質して、生活環境に弊害を与えることなく含リン焼却灰の再生活用を可能とする再資源化資材を安全にして低コストで環境に低負荷型で提供することにある。
【解決手段】
有害物質を共存する含リン焼却灰に対して、水を介して固定化剤および不溶化剤を加えて含水混和物とする混和工程、ならびに該含水混和物を加工形状化して含水形状化物とする形状化工程、次いで該含水混和物なしは該含水形状化物を常温から100℃範囲の雰囲気中に放置して改質処理する養生工程からなる一連の作業工程による改質方法、さらにまた含リン焼却灰を一連の作業工程に付することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、建築・土木業界等の分野で活用されたコンクリート廃材は一般に水溶出pH値が9以上の高いアルカリ性を示し、さらに水可溶性の有害六価クロムを共存しており生態系や生活環境に悪影響を与えることから、これらの高いアルカリ性をしめすアルカリ成分ならびに有害六価クロム成分の溶出の抑制された無公害型で再生利用可能な資材に改質する技術にある。
【解決手段】 本発明の解決手段は、水溶出pH値が9以上で水可溶性六価クロムを共存する公害型コンクリート塊に対して、シリカ成分、アルミナ成分、酸化ナトリウム成分ならびに硫黄のオキシ酸成分を主成分とし、必要に応じて還元性成分を加えて構成されている改質組成物を水系溶媒に溶解せしめた改質液を接触せしめる改質方法により、コンクリート塊の水溶出pH値が8.5以下に中性化処理されて、同時に共存する六価クロムの水溶出が環境基準値以下の範囲に固定・不溶化処理されている無公害型コンクリート塊の提供にある。 (もっと読む)


【課題】海域に投入放置しても粗大な団塊物に固結化しにくく、水溶出pHが9未満で、水系環境ならびに生態系環境に悪影響を及ぼさない廃棄物スラグ粒子群の提供。
【解決手段】スラグ粒子群100質量部に対して、アルミニウム成分を酸化アルミニウムで換算して0.2ないしは2質量部を含む粉粒体からなる改質材、ならびに少なくとも5質量部の水系溶媒を加え、三者をクラッシング混合する、このとき起こる複分解反応により、スラグ粒子群の粒子表面にアルミニウム含有化合物からなる改質層を形成せしめ、必要に応じて脱水処理する、砂状スラグ粒子群の表面が改質処理されて水溶出pH値が5.8ないしは8.6の中性域に確保されている人工砂のとする方法ならびに改質処理された人工砂の提供にある。 (もっと読む)


【課題】従来技術として汎用されてきた水硬性固化材が抱えている機能的技術、ならびに環境問題において廃棄物類を低コストで環境に負荷を与えず、有害物質を無害化して再資源化資材として再生利用を可能とする改質処理剤に係わる技術を提供する。
【解決手段】休眠成分で構成される熱履歴シリケートからなる廃棄物類を改質処理するpH12を超える「改質処理剤」、水系溶媒を介して熱履歴シリケート、特に有害物質を共存する廃棄物類に改質処理剤を少なくとも常温で活用処理せしめる一連の作業工程に付して無害化処理ならびに形状化処理を施す「改質処理方法」、ならびに有害物質を共存する廃棄物類に改質処理方法を付してpH10未満が確保されて水中で再泥化しない耐水性の再資源化資材とする無害化処理ならびに形状化処理が施されている「結着形状体」を提供する技術。 (もっと読む)


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