説明

ダイセルパックシステムズ株式会社により出願された特許

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【課題】圧縮強度が高く、高さ方向に容易に折り畳み可能な折り畳み式容器とその製造方法を提供する。
【解決手段】折り畳み式容器は、熱可塑性樹脂シートで形成され、底壁と底部側壁と傾斜した中間側壁と上部側壁とを備え、高さ方向に折り畳み(又は伸張及び収縮)可能である。中間側壁は、内側から外側に向かって、第1のヒンジ部と、折り畳み操作で可動な可動側壁(又は屈曲側壁)と、第2のヒンジ部と、折り畳み操作で変形可能な支持側壁とが順次形成された少なくとも1つの屈曲壁構造を備えている。前記第1及び第2のヒンジ部は、容器の開口部側が開放した断面コ字状の環状リブの形態で形成され、収縮状態において、底壁面に対する垂直線を基準線としたとき、可動側壁は、基準線から外方に角度θ1=105〜145°で傾斜し、支持側壁は、基準線から外方に角度θ2=3〜45°で傾斜している。 (もっと読む)


【課題】結晶性熱可塑性樹脂と添加剤とを含む溶融樹脂組成物から構成される成形体の表面に、添加剤を含有しない結晶性熱可塑性樹脂から構成される結晶性樹脂層を、充分に密着させることができ、且つ、結晶性熱可塑性樹脂から構成される結晶性樹脂層のもととなる立体シートを、真空成形法で成形する技術を提供する。
【解決手段】結晶化度が20%以下のPPS樹脂(ポリフェニレンサルファイド樹脂)から構成される立体シートを、射出成形用金型内に配置し、PPS樹脂の溶融温度以上の溶融樹脂組成物を前記射出成形用金型内に射出し、一体成形体を製造する。 (もっと読む)


【課題】緩衝材やクッション材を用いることなく、表面が傷付き易い樹脂被膜で被覆された機器や部材と接触した状態で、前記機器や部材を搬送するのに有用であり、振動や衝撃が作用しても、表面に傷や摩耗が発生しない積層シートを提供する。
【解決手段】ポリプロピレン系樹脂を含む基材層(A)の少なくとも一方の面に、前記樹脂被膜と接触可能であり、ポリエチレン系樹脂を含む表層(B)を形成する。この積層シートは、表面が樹脂被膜で被覆された被搬送体を接触状態で搬送するために用いられる。前記基材層(A)は、さらに低密度ポリエチレン系樹脂を含んでいてもよい。前記表層(B)のポリエチレン系樹脂は高密度ポリエチレン系樹脂であってもよい。前記表層(B)は、さらに高分子型帯電防止剤を含んでいてもよい。 (もっと読む)


【課題】容易に嵌合可能であって、且つ、高い係止力を有する嵌合構造及び包装容器を提供すること。
【解決手段】物品100を収納する収納部10及び収納部10を覆うカバー11を有する包装容器1は、互いに当接することで、カバー11が物品100を覆う当接面35,36と、当接面35,36の一方35に設けられた当接面35と直交する方向に窪む凹部41、及び、当接面35,36の他方36に設けられた、当接面36と直交する方向に対して傾斜して突出する、凹部41と嵌合する凸部42を具備し、凹部41及び凸部42が嵌合することで、物品100を覆う状態でカバー11を固定する嵌合構造40を備える構成とする。 (もっと読む)


【課題】水分を含み水蒸気が発生しやすい食品を収容しても、容器内の水蒸気及び結露水を効率よく外部へ放出できる包装容器を提供する。
【解決手段】包装容器は、収容凹部2の側壁部10の周縁部に沿って形成された規制壁部(又は堰部)12とフランジ部13とを備えた容器本体1と、傾斜側壁部25とフランジ部26とを備えた蓋体21とを有し、容器本体1のフランジ部13は、規制壁部12の下端から延びる平坦部14と下降部15とを備えている。規制壁部12から容器本体1及び蓋体21のフランジ部13,26間の端部には通気部(凹溝)19が延びており、蓋体21の側壁部25の下端部は、嵌合状態において、規制壁部12から離れて容器本体1の平坦部14に位置している。蓋体21の天壁23及び傾斜側壁部25を伝って流下する結露水は、平坦部14に案内され、毛細管現象を利用して、フランジ部13,26間に形成された流路を経て外部へ放出される。 (もっと読む)


【課題】PPSの結晶化度を低く抑えることで二次加工が容易になり、製造効率を高めることで、二酸化炭素の排出量の減少ができる、好適な薄肉の中間成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】非晶状態のポリフェニレンスルフィド(PPS)を含む樹脂組成物からなるシートを得る工程、前記シートをPPSのガラス転移温度(Tg)+20℃以上の温度から、冷結晶化温度(Tcc)+10℃以下の温度に予熱する工程、予熱したシートを10〜150℃に設定した金型内に入れて熱成形した後、さらに前記温度範囲で保持してPPSの結晶化度が20%以下である薄肉成形品を得る工程、有している薄肉の中間成形品の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ポリフェニレンスルフィド(PPS)を含む樹脂組成物からなる薄肉深絞り成形品とその製造方法を提供する。
【解決手段】溶融粘度が350〜1000Pa・sであるポリフェニレンスルフィド(PPS)を含む樹脂組成物からなるシートを得る工程、前工程で得られたシートに対して、昇温結晶化温度(Tcc)+50℃から融点(Tm)−10℃までの温度範囲で維持して予熱処理する工程、予熱処理したシートを昇温結晶化温度(Tcc)以上の温度から融点(Tm)−10℃までの温度範囲で維持した金型に入れた後、真空成形又は圧空成形する工程を有している薄肉深絞り成形品の製造方法。 (もっと読む)


【課題】透明性が格段に改善され、かつゴム含有量が少なくても耐衝撃性の高い二軸延伸スチレン系樹脂シートとその製造方法を提供する。
【解決手段】スチレン系単量体と(メタ)アクリル系単量体とが共重合したスチレン系樹脂と、ゴム成分にスチレン系単量体と(メタ)アクリル系単量体とがグラフト重合したゴム含有スチレン系樹脂とを前者/後者=98/2〜40/60(重量比)の割合で含み、ゴム含有スチレン系樹脂はサラミ構造の形態でゴム成分を含有し、スチレン系樹脂及びゴム含有スチレン系樹脂全体に対してゴム成分の含有量は0.1〜3重量%程度と少ないスチレン系樹脂組成物を比較的低温で延伸して、二軸延伸スチレン系樹脂シートを得る。 (もっと読む)


【課題】パネル状物品の破損を防止可能であって、且つ、収納したパネル状物品を取り出しが容易な収納トレイを提供すること。
【解決手段】収納トレイ1は、複数のトレイ本体11を積層させる収納トレイ1は、トレイ本体11に、パネルPの側部と当接する側壁部15及びパネルPの下面の外縁部を支持する支持部16を有する収納部12と、収納部12の一対の側部に設けられ、その支持部16と隣接する側面と底面との稜部にアンダーカットである突部21を有する指逃げ部13と、を備え、パネルPの主面方向及び上下方向の移動を、側壁部15、支持部16及び突部21にて規制する構成とする。 (もっと読む)


【課題】少なくとも表面が金属で構成された部材を接触状態で搬送するための成形体を形成するのに有用な積層シート及び成形体を提供する。
【解決手段】少なくとも表面が金属で被覆された部材と接触して搬送するための積層シートは、基材層(B)の少なくとも一方の面に、前記部材と接触可能であり、主成分としてポリエチレン系樹脂(特に、高密度ポリエチレン)を含む表層(A)が形成されている積層シートである。表層(A)は、ポリエチレン系樹脂と水添スチレン系熱可塑性エラストマー(a2)と高分子型帯電防止剤(a3)とを含んでいてもよい。基材層(B)は、スチレン系樹脂(b1)と水添スチレン系熱可塑性エラストマー(b2)と非水添スチレン系熱可塑性エラストマー(b3)とを含んでいてもよい。 (もっと読む)


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