説明

株式会社片桐エンジニアリングにより出願された特許

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【課題】プラズマの状態を乱すことなく、粒子密度を正確に測定できるようにすること。
【解決手段】プラズマ雰囲気の原子又は分子密度を吸光分光により測定する粒子密度測定プローブである。プラズマ雰囲気に設けられる円柱状の導光体20であって、その先端部13に、導光体を伝搬した光を反射する反射板14と、その反射板の手前に、導光体の長手方向に垂直な断面において一部の壁面が欠落した部分が長手方向に所定長だけ形成され、この部分を通過する光とプラズマ雰囲気の原子又は分子とが接触可能にしたプラズマ導入部15を有する。光伝搬体32は、プラズマ導入部15の手前に位置し側壁による全反射により光を軸方向に案内する。 (もっと読む)


【課題】ラジカル源によるラジカルの照射によって成膜するMBE装置において、成膜速度を向上させること。
【解決手段】MBE装置は、真空容器1と、真空容器1の内部に設けられ、基板3を保持し、基板3の回転、加熱が可能な基板ステージ2と、基板3表面に分子線(原子線)を照射する分子線セル4A〜Cと、基板3表面に窒素ラジカルを供給するラジカル源5と、を備えている。ラジカル源5は、SUSからなる供給管10と、供給管10に接続するプラズマ生成管11を有している。プラズマ生成管11の外側には、円筒形のCCP電極13が配置されていて、CCP電極13よりも下流側には、プラズマ生成管11の外周に沿って巻かれたコイル12を有している。供給管10とプラズマ生成管11との接続部における供給管10の開口には、セラミックからなる寄生プラズマ防止管15が挿入されている。 (もっと読む)


【課題】高密度なラジカルを生成することが可能なラジカル源を実現すること。
【解決手段】ラジカル源は、SUSからなる供給管10と、供給管10に接続する熱分解窒化ホウ素(PBN)からなる円筒状のプラズマ生成管11を有している。プラズマ生成管11の外側には、円筒形のCCP電極13が配置されていて、CCP電極13よりも下流側には、プラズマ生成管11の外周に沿って巻かれたコイル12を有している。供給管10とプラズマ生成管11との接続部における供給管10の開口には、セラミックからなる寄生プラズマ防止管15が挿入されている。 (もっと読む)


【課題】様々なイオン種を発生させることができ、イオンエネルギーが揃ったイオンを発生させることができるイオン源の実現。
【解決手段】イオン源は、図1のように、低インダクタンス内部アンテナ10と、低インダクタンス内部アンテナ10を内部に保持する誘電体容器11と、誘電体容器11および引き出し電極13を内部に保持する真空容器14と、によって構成されている。誘導結合プラズマは誘電体容器11内部で生成されるため、金属に対する腐食性の高いガスのイオンも生成可能である。また、低インダクタンス内部アンテナ10を用いているため、プラズマ電位の揺動を小さく抑えることができ、エネルギーの揃ったイオンを引き出すことができる。 (もっと読む)


【課題】1ヶ所の点光源であるマルチマイクロホローカソード光源を実現すること。
【解決手段】マルチマイクロホローカソード光源は、カソード板11と、絶縁板12と、アノード板13と、金属片14と、を備えている。絶縁板12は、カソード板11とアノード板13との間に挟まれるように配置されている。カソード板11は銅からなる。カソード板11、絶縁板12、アノード板13の中心にはそれぞれ孔15a、15b、15cが設けられており、一続きに貫通した孔15を構成している。図3のように、カソード板11には、孔15aを中心とし、その孔15aに連続して十字型に伸びた4本の直線状の溝16が設けられている。この溝16は、カソード板11を貫通している。4つの溝16には、互いに材料の異なる4つの金属片14がそれぞれ挿入され、埋め込まれている。 (もっと読む)


【課題】良好な膜質のコーティング膜を与えることができるコーティング装置およびコーティング方法を提供する。
【解決手段】処理チャンバと、
該処理チャンバ内の所定位置に電子デバイス用基材を配置するための基材保持手段と、前記コーティング材料を供給するためのコーティング材料供給手段と、前記電子デバイス用基材をプラズマ照射するためのプラズマ源とを少なくとも含むコーティング装置。このような構成により、前記プラズマを電子デバイス用基材上に照射しつつ、該基材上にコーティング層を形成することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】高密度ラジカルソース(プラズマ発生装置)を提供する。
【解決手段】ラジカルソース(プラズマ発生装置)100は従来のICP源に、一部改造を加えたものである。当該改造は円環状の電極10を加えることである。即ち、1.Aに示す通り、筒状の筐体1内部に、プラズマ発生管3とそれを取り巻くコイル4が納められている。筒状の筐体1右側からSUSから成るガス供給管2が挿入され、接続管23と円環状の電極10を介してプラズマ発生管3に接続されている。1.Aのラジカルソース(プラズマ発生装置)100内部を高真空に減圧したのち、ガス供給管2から窒素ガスを供給し、SUSから成るガス供給管2を接地し(固定電位)、コイル4と電極10に高周波を印加したところ、6.6×10-3Paの低圧力で放電が容易に生じた。即ち、円環状の電極10を外した従来のICP源よりも、高密度の窒素ラジカルが生成できる。 (もっと読む)


【課題】プラズマの状態を乱すことなく、粒子密度を正確に測定できるようにすること。
【解決手段】プラズマ雰囲気の原子又は分子密度を吸光分光により測定する粒子密度測定プローブである。プラズマ雰囲気に設けられる円柱状の導光体20であって、その先端部13に、導光体を伝搬した光を反射する反射板14と、その反射板の手前に、導光体の長手方向に垂直な断面において一部の壁面が欠落した部分が長手方向に所定長だけ形成され、この部分を通過する光とプラズマ雰囲気の原子又は分子とが接触可能にしたプラズマ導入部15を有する。光伝搬体32は、プラズマ導入部15の手前に位置し側壁による全反射により光を軸方向に案内する。 (もっと読む)


【課題】プラズマの状態を乱すことなく、粒子密度を正確に測定できる光源を実現すること。
【解決手段】本光源は、管状の筐体12と、筐体の内壁に沿って設けられた、冷却媒体を流通させる冷却媒体流通路30と、筐体の先端に配設されたレンズ50と、レンズの手前であって、筐体内部において、その筐体の軸に垂直に、相互に平行に、配設された第1電極44及び第2電極46と、その間に配設された絶縁スペーサ46とを有する。第1電極、絶縁スペーサ及び第2電極の中央部を軸の方向に貫通する孔47を有する。冷却媒体流通路の内壁に沿って、放電ガスを、レンズの裏面に向かって導入し、レンズで反射させて、孔を通して、流通させる放電ガス流通路を設けた。 (もっと読む)


【課題】各種のラジカルを選択的発生し、それらの濃度を制御できるようにすること。
【解決手段】第1平板11には多数の第1貫通孔31a、31b、31c、第2平板12には多数の第2貫通孔32a、32b、32c、第3平板13には、多数の第3貫通孔33a、33b、33cが形成されている。第1貫通孔31a、31b、31cの内周面には、リング状の陽電極41a、41b、41cが、第2貫通孔32a、32b、32cの内周面には、リング状の陰電極42a、42b、42cが、第3貫通孔33a、33b、33cの内周面には、リング状の中性化電極43a、43b、43cが、それぞれ、配設されている。また、第1平板11の陽電極41a、41b、41cの端面と接触して配線層51a、51b、51cが形成されいる。この配線層は、第1平板11の側面に引き出されており、その端子から電圧が、それぞれに、独立して印加できるように構成されている。 (もっと読む)


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