説明

独立行政法人防災科学技術研究所により出願された特許

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【課題】センサや電子制御装置等の電子部品を使用することがなく、したがって、故障のおそれが少ない機械的な構成で地震時の建物の振動や走行時の乗り物の車体の振動を低減する。
【解決手段】油圧を発生させる油圧源Aと、油圧源Aから供給された油圧を、第1慣性体M1の一方向と他方向の振動に対応して油路p2と第2油路p2とに切り換えて出力する切り換え装置10と、第1慣性体M1に連結されたベース部Bと、ベース部Bに対して一方向と他方向とに移動可能な第2慣性体M2とを有するアクチュエータ20とを備え、アクチュエータ20は、油路p2から供給される油圧により、第2慣性体M2を一方向に付勢して第1慣性体M1に他方向の反作用を作用させ、油路p3から供給される油圧により、第2慣性体M2を他方向に付勢して第1慣性体M1に一方向の反作用を作用させる。 (もっと読む)


【課題】 設置した地震動計測部のうち、いくつかに異常があった場合であっても的確な地震動計測を行うことのできる地震動計測装置、それを用いた地震動計測システム及び地震動計測方法を提供する。
【解決手段】 3つ以上の計測軸が同一平面内に存在することがないように互いに直交または斜行して配置され地震動データを取得するn個の地震動計測部11a,12a,13a,14a,15aと、n個の地震動計測部11a,12a,13a,14a,15aの計測した地震動データのうち、いずれかn−4個以内の地震動計測部11a,12a,13a,14a,15aの計測した地震動データに異常な地震動データがある場合、正常な地震動データを合成することにより、異常な地震動データの誤りを訂正した地震動データを出力する誤り訂正部7と、を備える。ただし、nは5以上の整数である。 (もっと読む)


【課題】
構造物の屋根に設置する融雪装置及びその制御方法において、ヒータ等に必要となる電力コストを抑制し、建造物に設置する際の設置コストを抑制した融雪装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】
融雪装置が、屋根の上面に設置した平板状の融雪モジュールと、融雪モジュール上に積もった雪の高さである積雪高さを検知する積雪センサと、制御装置を有しており、積雪センサで、予め設定した積雪高さを超える雪を融雪モジュール上で検知した場合、ヒータをオンとし、積雪センサで、雪が予め設定した積雪高さ以下となった場合、ヒータをオフとする制御を行う。 (もっと読む)


【課題】長周期地震動による建物の揺れ幅を予測するのに無駄な演算を省いて、リアルタイムに長周期地震動による建物の揺れ幅を予測できる地震動影響予測装置を得る。
【解決手段】複数のエリアのそれぞれの位置情報を記憶する予測対象エリア記憶部5と、地震計によりリアルタイムに測定される地震動波形情報を受信する地震計情報受信部2と、高さ方向に連続する複数の区間を、それぞれ高さクラスとして記憶する建物クラス記憶部6と、地震計情報受信部2で受信された上記地震情報に基づいて、各エリアの地震動揺れ幅を予測する地震動予測部8と、高さクラス内の高さを有する所定の建物を高さクラス毎に想定し、各エリアに設置された所定の建物のそれぞれの建物揺れ幅を求める建物振動予測部10と、エリア毎に、各建物の建物揺れ幅の最大値を、所定の建物に対応する高さクラスに関連付けして配信する地震動影響情報配信部12とを備えている。 (もっと読む)


【課題】小型軽量であり、且つ低コストでありながら信頼性の高いセルフセンタリング機構を備えた構造物用ブレースの提供。
【解決手段】構造物に接合される第1接合部を含む板状の芯ブレード21、第1ブレード及び第2ブレードを有するH形鋼材2と、構造物に接合される第2接合部31、第2接合部31に垂直に取り付けられたU字底部32、U字底部32の両端から芯ブレード21を挟むように延びると共に外側に突出する第1突出部34を含む第3ブレード33及び外側に突出する第2突出部36を含む第4ブレード35を有するU型鋼材3と、第1接合部が貫通する第1鋼板4と、第2接合部31と第2接合部31に垂直に取り付けられたU字底部32が貫通する第2鋼板5と、第1鋼板4と第2鋼板5とを連結する連結部材6と、芯ブレード21と第3ブレード33及び芯ブレード21と第4ブレード35の間に設けた粘弾性体7とを備える。 (もっと読む)


【課題】
側道側から本線に向って流れる風雪を道路上方に吹上げさせて遠方(道路外側)に誘導し、視程障害の原因となる側道側からの風雪及び上空から道路上に降りそそぐ雪を道路外側に吹き飛ばし、道路上の雪溜り生成を確実に防止できる比較的簡易な構造の吹き払い式防雪柵を提供する。
【解決手段】
両側の支柱の間に複数の板を段状に配した防雪柵であって、上方域に配置され道路側に向けて上向きに傾斜した複数の吹き払い板41,42,43と、下方域に配置された垂直状の複数の防風雪板31、32とを備え、前記吹き払い板の最上段の板41の傾斜角度αが65度≧α≧55度であり、下段の吹き払い板42,43の傾斜角度βが(α−10)度≧β≧(α−20)度の範囲である。 (もっと読む)


【課題】降水分布を精度良く推定する構成とした降水分布の推定システムおよび降水分布の推定方法の提供。
【解決手段】降水分布の推定システム1は、MPレーダ雨量測定手段2、
MPレーダ雨量を在来型雨量格子1kmに変換する変換手段3、空間ローパスフィルタ4、補正係数付与手段(回帰分析・品質管理)5を有する。また、在来型レーダ雨量測定手段6、空間ローパスフィルタ7を有し、フィルタ処理後のデータは補正係数付与手段5に送信される。MPレーダ雨量と在来型レーダ雨量は、ダイナミック補正手段8で補正され、MP−在来型合成雨量作成手段9でMP−在来型合成雨量(MP−JMA合成雨量)を作
成する。 (もっと読む)


【課題】
短時間後の強風域を局所的に予測する。
【解決手段】
風向・風速算出装置(14)は、複数のドップラーレーダ(10−1〜10−n)により風観測されたドップラー速度データとレーダ反射因子データから風向・風速分布データを計算する。データ同化装置(30)は、風向・風速分布データを雲解像数値気象モデルにデータ同化し、所定格子間隔の風速場データを生成する。移動ベクトル推定装置(36)は、現在及び過去の一定時間内の複数の風速場データから風の時間変化を示す移動ベクトルを推定する。上空風速場予測装置(38)は、装置(36)による移動ベクトルに従い、現在の風速場データを時間方向に外挿して上空風速場を予測する。地上強風域予測装置(40)は、装置(38)の予測結果に従い地上強風風域を予測する。 (もっと読む)


【課題】 不確かな地震終息判定による値の漸増を防ぐことができる地震動の指標を算出する地震動指標算出装置、それを用いた地震動指標算出システム及び地震動指標算出方法を提供する。
【解決手段】 計測された地震の加速度から地震動指標を算出する地震動指標算出装置1において、地震動の加速度データを時系列にする地震動加速度時系列取得手段4と、時系列作成時に設定したサンプリング間隔の1サンプル区間毎に加速度の絶対値の時間積分を求める積分手段5と、を有するCAV算出手段2と、所定の時間範囲と、その範囲内のサンプル数とを設定する時間窓設定手段6と、時間窓内に含まれるサンプル数分の区間毎の加速度の絶対値の時間積分を加算する加算手段7と、を有する時間窓算出手段3と、を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】積もった雪を均一に融雪する。降雪量に対して最適な発熱量に調整する。
【解決手段】車両用の融雪装置は、車両の屋根に沿う形状の熱伝導プレート3の下面に電気ヒータ1を熱結合状態で積層している。電気ヒータ1は、可撓性を有するシート状である複数の帯状ヒータ素子6Aからなる面状ヒータ6である。帯状ヒータ素子6Aは、両面の絶縁シート7の間に、可撓性と導電性を有する一対の編み線8を平行に配設し、一対の編み線8に橋渡しするように複数枚の可撓性発熱シート9を電気接続して、可撓性発熱シート9と編み線8の両方の表面を絶縁シート7で絶縁している。可撓性発熱シート9は、実質的にカーボンを含まず、含有する導電性金属でもって所定の電気抵抗に設定している。帯状ヒータ素子6Aは、編み線8を介して各々の可撓性発熱シート9に通電されて発熱し、発熱する可撓性発熱シート9が熱伝導プレート3を加熱して融雪する。 (もっと読む)


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