説明

独立行政法人農業生物資源研究所により出願された特許

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【課題】本発明は、新規な植物の皮性・裸性遺伝子の提供、該遺伝子を利用した植物の皮性・裸性の改変方法の提供、及び該遺伝子を標的とした植物の皮性又は裸性の判定方法の提供を課題とする。
【解決手段】ポジショナルクローニングによりオオムギの皮性・裸性遺伝子を単離することに成功した。該遺伝子に変異を導入することにより植物の皮性・裸性を改変し得ることを見出した。さらに、機能的な該遺伝子の有無を検出することにより植物の皮性・裸性を評価し得ることを見出した。 (もっと読む)


【課題】グラム陽性および陰性の病原細菌を含む微生物に対して強い抗微生物活性を示し、既知の抗微生物ペプチドとは全く異なる新規な抗微生物活性ペプチドを提供すること。
【解決手段】本発明は、抗微生物ペプチド前駆体の前駆領域ペプチドのアミノ酸配列を改変した抗微生物活性を示す抗微生物活性ペプチドであって、前駆領域ペプチドに含まれる酸性アミノ酸残基の側鎖にあるカルボキシル基がアミド基に変換された抗微生物活性ペプチドである。 (もっと読む)


【課題】動物由来DNAを検出可能プライマーを効率よく設計し取得する方法、ならびに該方法によって得られた特異的かつ高感度検出可能なプライマーの提供。
【解決手段】特定の動物種または群由来のDNA検出用プライマー配列の取得方法は、(a)DNA配列の検索対象領域の決定;(b)該特定の動物種または群のDNA配列リストのマルチプルアラインメント;(c)コンセンサス配列取得;(d)異なる動植物種または群のDNA配列リストと、該コンセンサス配列とのマルチプルアラインメント;(e)マルチプルアラインメントDNA配列で縦列間の塩基比較、コンセンサス配列のスコアリング;(f)スコアが高い配列の選択;(g)該コンセンサス配列の塩基の修正;(h)該コンセンサス配列間距離が適切な塩基長になるように、該配列対の選択;および(i)該コンセンサス配列対の、特異性および検出感度の確認;の各工程を含む。 (もっと読む)


【課題】根こぶ病抵抗性植物の育種方法の提供。
【解決手段】ハクサイからニトリラーゼの4種のアイソジーン(BrNIT1 - 4)を単離し、根こぶ病皮層感染したハクサイの根において、根こぶ病非感染時には観察されないBrNIT2の1.1kb転写産物が生成されることを発見した。さらに、該1.1kb転写産物がBrNIT2遺伝子の中途からの選択的転写によるものであり、BrNIT2遺伝子の第2イントロンから第3エクソンの一部の配列がプロモーター活性を示すことを突き止めた。本発明のプロモーターを用いて抗菌性物質を植物細胞に導入することにより、根こぶ形成時に根特異的に抗菌性物質を発現する根こぶ病抵抗性植物を製造することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】植物の熱放散能力を向上させる活性を有するタンパク質をコードする遺伝子を解明し、該遺伝子を植物に導入することにより、熱放散能力が向上した形質転換植物を提供する。
【解決手段】以下のいずれかの遺伝子が導入された、形質転換植物。(a)特定の塩基配列からなるDNAからなる遺伝子。(b)特定の塩基配列において1もしくは数個の塩基が欠失、置換もしくは付加された塩基配列からなり、かつ植物の熱放散能力を向上させる活性を有するタンパク質をコードするDNAからなる遺伝子。(c)特定の塩基配列に対して90%以上の同一性を有する塩基配列からなり、かつ植物の熱放散能力を向上させる活性を有するタンパク質をコードするDNAからなる遺伝子。 (もっと読む)


【課題】広範囲の病原菌に存在する物質を認識して強い防御応答反応又は病害抵抗性反応を引き起こす植物及びその作出方法等を提供する。
【解決手段】 non−RDキナーゼタンパク質のキナーゼドメイン及び膜近傍(JM)ドメインを含む細胞内ドメインとイネCEBiP又はその機能上のホモログタンパク質の細胞外ドメインとを含む、細胞外ドメイン−膜貫通(TM)ドメイン−JMドメイン−キナーゼドメイン型のキメラ受容体をコードする遺伝子であって、植物細胞においてキチン特異的にHR細胞死等の防御応答反応をより強く誘導することができるキメラ遺伝子、この遺伝子を含む発現ベクター、これらを含む植物細胞、植物組織、植物体、及び種子。 (もっと読む)


【課題】本発明は、複数のT細胞エピトープを含むダニ抗原タンパク質部分ペプチド、または抗原として認識されるための立体構造を形成しないように改変されているダニ抗原ペプチドをイネ種子へ集積させる方法、および該ペプチドを集積させた植物を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明者らは、上記の課題を解決するために、ダニ抗原ペプチド改変体を蓄積したイネの種子(コメ)の作製を試みた。その結果、該ダニ抗原ペプチド改変体を発現、蓄積した遺伝子組換えイネを開発し、これをマウスに経口摂取させることにより、免疫寛容を誘導し、特にその喘息における効果を実証し、本発明を完成するに至った。 (もっと読む)


【課題】通年にわたって実施可能であり、大がかりな装置や多大な労力を必要とせずに、効率よく均一に感染を成立させる方法、温室内でも反復感染による圃場抵抗性の検定を可能にする方法、及び大規模なスクリーニングにも適した検定方法等を提供することを目的とする。また、大規模な設備を持たない施設でも通年にわたっていもち病の検定を安価に効率的に短期間に反復して行うことを可能にし、いもち病抵抗性品種の育成にも大きく貢献する感染方法及びスクリーニング方法等を提供する。
【解決手段】胞子飛散型病原性糸状菌に感染した植物の周囲に未感染の植物を配置し、これらの植物を、葉面に結露が生じる条件に制御された覆いの中で2日以上、典型的には4〜5日間維持することを特徴とする、植物の病原性糸状菌感染方法。 (もっと読む)


【課題】 種子一粒から微量の脂溶性生理活性物質を抽出する。
【解決手段】 種子粉末及び/又は種子の胚粉末を、セルロース加水分解酵素を含む緩衝液で処理する工程と、脂溶性生理活性物質を抽出する工程とを含む。脂溶性生理活性物質としてはユビキノン10を挙げることができる。 (もっと読む)


【課題】簡便かつ様々な作物に適用できる方法により減数分裂期組換え位置を変更する方法を提供する。
【解決手段】植物染色体のDNAメチル化を人為的に低下させることで、通常は減数分裂組換えが起きにくいセントロメア領域及びその近傍に減数分裂組換えを誘導する。さらに、細胞核内のクロマチン修飾状態を変更した個体を得て、植物の減数分裂期組換えの位置を変更させる方法。当該方法により、作物育種の効率化に大きく貢献することが期待される。 (もっと読む)


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