説明

独立行政法人水産総合研究センターにより出願された特許

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【課題】食用貝であるタイラギの殻体表面に、フジツボ、イガイ、カサネカンザシや粘着ホヤ、複合ホヤ等の海洋性生物が付着するのを確実に防御する方法及びそれに使用する防御器具を提供すること。
【解決手段】事前に防汚効果を持たせた通水性素材を貝の殻体に密着させて使用することで、(1)付着時期にあるフジツボ浮遊幼生が付着基盤に付着する際の「好適付着流速の阻害」、(2)付着基盤となる貝殻表面の微生物フィルム形成を阻害することにより、フジツボ、イガイ、カサネカンザシ等の蛋白質由来の「付着嗜好の阻害」、(3)加えて「粗密な形状」から平滑性を好む粘着ホヤ、複合ホヤ等を防御する (もっと読む)


【課題】あらゆる海域で安定して使用でき、手入れが簡単で、低コストで済む埋在性二枚貝の種苗の養殖システム及び養殖用容器を提供すること。
【解決手段】基質を収納する容器の上方開口部に、その全開口面積の15〜30%程度の開口部を有する蓋材を取り外し自在に設け、さらに容器の構成材料に内部に収納した基質が保持できる程度の透水性を持たせる。 (もっと読む)


【課題】棘皮動物の放卵・放精誘起剤を提供する。
【解決手段】式:A1-A2-A3-W-A4-Rで表され、かつ放卵活性及び/又は放精活性を有する化合物又はその標識化物(式中:Rは、OH又はNH2であり;A1は、アスパラギン残基、ピログルタミン酸残基又はグルタミン残基であり、好ましくはアスパラギン残基であり;A2は、グリシン残基、アラニン残基、バリン残基、ロイシン残基、イソロイシン残基であり、好ましくはグリシン残基又はアラニン残基であり、より好ましくはグリシン残基であり、A3は、ロイシン残基又はイソロイシン残基であり;Wは、トリプトファン残基であり;A4は、チロシン残基又はフェニルアラニン残基であり、好ましくはチロシン残基である)。 (もっと読む)


【課題】水中を浮遊し、水中に漂っている物体を受動的に摂餌する生物に対して有効な給餌方法を提供すること。
【解決手段】水溶性高分子による密度調整を利用することにより、飼育水槽内に2層以上の安定な層を形成し、飼育水層よりも密度の高い層を液体飼料層とする。 (もっと読む)


【課題】濾材を間欠的に曝気する循環式の濾過装置であって、大型の水の循環システムに組み込んでも安定的に水位上下サイクルの作動が可能であり、コストを抑制できる水の濾過装置の提供。
【解決手段】上端を閉止し下端に開口部を設けてあり槽の底面との間に隙間を形成してある外管と、上下端とも開口してあり上端は外管の内方に挿入して外管との間に水路を形成し下端は槽の底面を貫通させてある内管とを備えた濾過槽において、側面が上記隙間とほぼ同じ程度の深さに水没する比重を備え、外管の外径の1.1倍以上の内径を有する中空状のフロートを外管を囲んで取り付けてあり、槽内の水位が内管の上端まで上昇したときはサイフォンの機構により槽外へ水を排出し、槽内の水位が外管の開口部付近まで下降したときはフロートの作用によりサイフォンの機構を停止させて水位を上昇させることを繰り返して、槽内の濾材を間欠的に曝気する循環式の水の濾過装置。 (もっと読む)


【課題】ビオチン化インスリンを用いるアジ科またはタイ科の魚類におけるインスリン濃度の測定方法の提供。
【解決手段】ビオチン化したアジ科またはタイ科の魚類のインスリンを新規に作成し、これを用いることで、アジ科またはタイ科の魚類におけるインスリン濃度が測定を可能とした。 (もっと読む)


【課題】アメリカオオアカイカ(Dosidicus gigas)やトビイカ(Sthenoteuthis oualaniensis)など塩化アンモニウムを含むイカ類を原料として品質の優れたすり身を製造すること。
【解決手段】塩化アンモニウムを含む冷凍イカを凍結状態のまま1.5〜3cmの塊状に切断し、これをクエン酸ナトリウム水溶液中に浸漬・攪拌して水晒しを行ないすり身を製造する。 (もっと読む)


【課題】内臓や血合肉等の食用不快部位を含む原料から異味異臭の少ない良好な食用脱水肉を製造すること
【解決手段】凍結原料を、細片化して急速解凍、洗浄、高速遠心脱水することにより食用脱水肉を得る製造方法。内臓等を含む生鮮原料については上記の細片化して高速洗浄する方法の他、原魚を丸ごと荒く裁断、洗浄後に細片化してすり身および食用脱水肉を得る製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は二枚貝(タイラギ、マガキ、イワガキ、アコヤガイ、アカガイ、クマサルボウ、トリガイ、アサリ、ハマグリ、バカガイ)の浮遊幼生飼育において、従来の方法では回避できない浮遊幼生の水面への浮上現象を解消するための飼育方法および飼育装置を提供する。
【解決手段】飼育水槽上面より海水、低塩分海水あるいは淡水を散水すると共に、飼育水槽内の浮遊幼生を含む飼育水を、飼育水表面からの大気混入による気泡形成を発生させない上限水位から吸入し飼育水槽底面側に向けて送水することで、浮上した幼生を飼育水中に沈降させる。 (もっと読む)


【課題】有用生理機能の可能性が大きい新規なn-4PUFAやn-7PUFAを含む脂質及びその製造方法を提供すること。
【解決方法】Calyptogena属二枚貝(cold-seep clam)、ナギナタシロウリガイ(Calyptogena phaseoliformis)、シロウリガイ(Calyptogena soyoae)、スルガシロウリガイ(Calyptogena fausta)、シマイシロウリガイ(Calyptogena okutanii)の肉片を細かく粉砕し、クロロホルム−メタノール混合溶液により脂質成分を抽出して、新規なn-1PUFA、n-4PUFAやn-7PUFAを含む脂質を得る。 (もっと読む)


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