説明

独立行政法人水産総合研究センターにより出願された特許

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【課題】誰にでも風味の好ましい解凍クジラ肉を得ることができる、冷凍クジラ肉の解凍方法を提供すること。
【解決手段】−30以下で貯蔵されている凍結クジラ肉を解凍する前に、あらかじめ−5〜−3で2〜7日間放置し、肉中のATPを10%以下まで消失させ、その後常温で解凍する。 (もっと読む)


【課題】懸濁物の除去効率を高めた水の浄化方法とその方法に用いる装置で、懸濁物の除去効率を向上させ、コストを低減できる泡沫分離装置の提供。
【解決手段】気泡供給部では浄化対象水中に加圧下で微細な気泡を多量に含む気液混合水を生成し、懸濁物吸着部では気泡を膨脹させ、表面積を大きくした多量の気泡に懸濁物を吸着させて泡沫化し、泡沫除去部ではさらに大きな安定泡沫を形成させて装置外へ排出する水の浄化方法。送水ポンプと、ベンチュリ管を備えた空気自吸式のイジェクターと、空気供給管と、送水管内に取り付けてある螺旋状の羽根と、送水管の口径の2〜4倍の内径を有する蓋のない円筒状の初期反応槽と、初期反応槽を内蔵してあり、初期反応槽よりも大きくて深く、最上部を漏斗状に狭めて開口してある泡沫分離槽と、水位調整槽とを備えた泡沫分離装置。 (もっと読む)


【課題】リン酸化CDC48抗体の提供および当該抗体を用いたリン酸化CDC48測定用試薬、リン酸化CDC48測定法の提供。
【解決手段】ほ乳類由来CDC48/VCP/p97に由来するペプチドを動物に免疫して得られるリン酸化CDC48抗体を得た。ウエスタンブロット法、免疫組織化学染色等にこの抗体を用いることによってリン酸化CDC48測定法を得た。 (もっと読む)


【課題】アマノリ類の酵素処理における副生物の有効利用を図ること、及び魚類の生残、成長、飼料成分の利用効率が著しく向上した水産生物用飼料を提供すること。
【解決手段】アマノリ類を裁断し、機械による破砕処理の後、β−1,4−マンナーゼ、アガラーゼ及びβ−1,3−キシラーゼ等の酵素を溶解させた酵素液中に投入して酵素処理し、処理液を遠心分離機により遠心分離し、プロトプラストからなる固形分を回収し、この際、発生する上澄液成分を水産生物用飼料に少量添加する。 (もっと読む)


【課題】海水が流通して日陰ができ、サンゴ幼生が着床するのに適した構造の比較的簡単なサンゴ増養殖用構造物を提供する。
【解決手段】一定幅の表面が適度な粗さの細板状をなす横桟2aと縦桟2bを例えば5cm間隔で、目が正方形となるように格子状に組付けた格子状構造物よりなる構造物2をx、y、z軸の三軸方向に互いに直交するように組付けた立体構造物よりなり、海底に沈めたとき、少なくとも三点で海底に支持され、各構造物2が一端を海底に接触させた状態で海底から立上がった状態となり、安定した支持状態となる。各構造物2には、海水が流通可能であり、しかもサンゴ幼生の着床面積が広く、また日が差し込んだときには、構造物2の各桟2a、2bによって日陰を生じ、格子の中に入り込んだサンゴ幼生は、四囲の桟2a、2bにより囲まれて散逸しにくくなることから、サンゴ幼生が着床し易くなる。 (もっと読む)


【課題】 ある生物集団に共通して存在し、別の生物集団には存在しない特異的DNA断片を簡易な手法によって取得する手段を提供する。
【解決手段】 ある生物集団に属する複数の個体及び別の生物集団に属する複数の個体のそれぞれから同一の手法でDNA断片の混合物を得る工程、前記ある生物集団に属する複数の個体から得られたDNA断片の混合物の一部をとり、その混合物中に含まれる個々のDNA断片を単離する工程、前記ある生物集団から得たDNA断片の混合物と、単離した個々のDNA断片とをハイブリダイズさせる工程、前記別の生物集団から得たDNA断片の混合物と、単離した個々のDNA断片とをハイブリダイズさせる工程、ハイブリダイズして結合したDNAの量を計測する工程を含むことを特徴とする特異的DNA断片の検出方法。 (もっと読む)


【課題】腹足類、斧足類、頭足類等水圏生物から極性脂質画分を、食品素材にも利用でき、かつ高濃度で多量に回収できる、極性脂質画分の回収方法を提供すること。
【解決手段】水圏生物の軟体部からの極性脂質画分の回収方法であって、熱水で処理した水圏生物の軟体部から極性脂質画分をエタノール又はエタノール水で抽出し、抽出された極性脂質画分を融点20℃以下である油脂成分に溶解又は分散した後、アセトン溶媒中において極性脂質画分を沈殿させ精製する。 (もっと読む)


【課題】 搬送トラフの搬送始端部上に定量的に供給される片口鰯において、頭部を搬送方向に向けている片口鰯のみを搬送終端から搬出させて爾後の処理を容易に行えるようにする。
【解決手段】 搬送トラフ1を一体的に前後に往復振動させて前方への振動時にこのトラフ1の底面板1aの搬送始端部上に供給される片口鰯Aを前進移動させ、底面板1aの前部側に設けている落下口3に達した時に、尾部が前方に向けている片口鰯Aの場合には、該尾部を落下口3の上方からのエア噴流圧によって落下口3から下方に撓ませると共に前進移動に従って該落下口3の前端縁下面に沿って下方に落下、排除し、頭部が前方に向けている片口鰯Aの場合にはその頭部側の剛直性によってエア噴流圧に抗して落下口3を通過させ、搬送終端部から搬出するように構成している。 (もっと読む)


【課題】正確に魚体長検出や魚種判別を行うことができる水中探知装置を提供することを目的とする。
【解決手段】超音波信号を送信する送信部3と、送信信号に対する物標からの反射波を受信する受信部4と、前記受信部で受信した受信信号から、単体魚からの反射信号を抽出する抽出部6と、前記単体魚からの反射信号のうち、所定の信号レベル以上で連続する反射信号の波形情報を取得し、該波形情報に基づいて、魚に関する情報を生成する情報生成部7とを備える。これにより、単体魚からの反射信号の時間的変化、つまり反射信号の波形の情報から、魚体長情報や魚種情報などの魚に関する情報を生成することができる。 (もっと読む)


【課題】浚渫汚泥を利用し、製作及び取扱が容易なアマモ育成材料、並びに該アマモ育成材料を使用するアマモ育成方法を提供すること。
【解決手段】特定割合の軽焼マグネシア系固化剤とセメント系固化剤からなる固化剤を、含水率が45重量%以上の浚渫汚泥に対し特定量添加混合し、アマモ種子を植え付けて成形固化したアマモ場造成用固化体、及び該固化体を海底に設置してアマモ場を造成する。 (もっと読む)


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