説明

独立行政法人水産総合研究センターにより出願された特許

71 - 80 / 103


【課題】クルマエビ属のホワイトスポット病の予防対策としては、ウイルスフリーの親エビの選別、受精卵の消毒などの垂直感染に対する予防対策がとられている。しかし、同対策がコスト面や労力面から有効な手法とはいえないこと、養殖場では、WSDVが水平的な感染によっても伝播することが確認されていることから、クルマエビ属のホワイトスポット病の感染拡大を効果的に防止する対策の早急な確立が望まれている。本発明の目的は、同病の垂直感染および水平的な感染を効率的に防ぐ経口ワクチンを提供することにある。
【解決手段】 ホワイトスポット病ウイルスの外被タンパク質に着目し、同タンパク質の組換えタンパク質を含有する経口ワクチンを作製することにより上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】軽量、かつ、自律的にトロール網の網口の切り替え開閉を行うトロール網層別採集装置を提供する。
【解決手段】上下配置されたトロール網13a,13b,13c,13dを曳網し、上縁に最上方のトロール網13aの上網の網口縁を係留し、下縁に最下方のトロール網13dの下網の網口縁を係留するフレーム2と、
フレーム2の両側に配設された一対の縦バー3と、
両端部が縦バー3と滑動可能に係合し、上方のトロール網の下網と下方のトロール網の上網の網口縁を係留するスライダー12と、
スライダー12を縦バー3の上端部に係止し、スライダーの係止を一つずつ解除する網口開閉手段8と、
制御手段9と、を有し、
制御手段9に、タイマーと、網口開閉手段8を作動させる曳網時間を記憶した着脱可能な記憶媒体を備え、
制御手段9が水深計からの曳網水深と、タイマーからの曳網時間を入力し、記憶媒体に記憶された設定作動水深と予定曳網時間の到来によって網口開閉手段8を作動させるように構成した。 (もっと読む)


【課題】簡易に、安価でカドミウム(Cd)が処理でき、食品を直接処理できるCd除去方法を開発し、水産軟体動物の内臓由来のCdを除去して食品等に有効利用し、廃棄による環境問題の解消や、資源の有効利用を図ることを目的とする。
【解決手段】水産軟体動物の内臓を原料とする液体食品において、水産発酵食品から分離したCd除去能を有する細菌を添加、増殖させた後、当該細菌を除去してCd含量を低減させたことを特徴とする水産軟体動物の内臓を原料とする液体食品、当該食品の製造法およびCd除去法。 (もっと読む)


【課題】藻類へケイ素を持続的に供給することができ、仮に過剰に投入しても沈殿の発生を招きにくく、ケイ素の欠乏を招かないように管理することが容易で、取り扱いも容易な藻類用ケイ酸成分供給剤と、藻類へのケイ酸成分供給方法を提供すること。
【解決手段】本発明のケイ酸成分供給剤は、藻類が生息する水中とは別の系内であらかじめアルカリ金属ケイ酸塩と鉱酸とを反応させて得られたケイ酸ゲルまたはケイ酸ゾルを主成分するものである。このケイ酸成分供給剤を藻類が生息する水中に投入することにより、藻類にケイ酸成分を与えることができる。また、このケイ酸成分供給剤からは、水中のケイ酸濃度に応じて徐々にケイ酸成分が溶出し、溶出したケイ酸成分が系内でゲル化したり他の無機成分と反応することはないので、白濁や沈殿を発生させることがない。 (もっと読む)


【課題】特定の遺伝子マーカーを用いて白化しやすいヒラメを判別し、効率的な養殖を可能とするヒラメにおける白化形質の遺伝的背景の判別法を提供すること。
【解決手段】5’−GAATGAGTGACTGTCAATGTGTTTTTG−3’の内、連続する少なくとも15個の塩基から成るオリゴヌクレオチドと、5’−AATGACAAAATGAAGTCCTGCATGC−3’の内、連続する少なくとも15個の塩基から成るオリゴヌクレオチドをプライマーとして、ヒラメのゲノムDNAにPCR法を行い、PCR産物にゲル電気泳動法を施して101bpのバンドがあることを確認する。 (もっと読む)


【課題】人工種苗由来の仔魚から安定的かつ確実に養殖ブリの出荷と採卵用親魚の飼育を継続することによってブリの飼育コストを低減する方法の提供。
【解決手段】ブリの人工養成親魚を9月中旬に陸上水槽に収容し、日長と水温を制御してその卵巣を増大させた後ホルモン剤を注射して産卵を誘発する早期採卵技術によって12月に採卵を行ない、その仔魚の一部を1年間養殖して得られた成魚を出荷すると共に、残りの仔魚を2年間親魚として養成して上記の早期採卵技術を用いて12月に採卵を行なう方法を繰り返すことによってブリ養殖期間と親魚養成期間をそれぞれ約1年間短縮し、ブリの飼育コストを低減する方法。 (もっと読む)


【課題】グリセロールガラクシドを、エタノールやエーテルなどの有機溶剤を使用しないで紅藻類に属する海藻(ノリを含む)から安全かつ効率的に抽出する方法。特にタンパク質含量が低くてほとんど利用されていない「色落ち」又は「色落ちノリ」と呼ばれている低品質のノリからグリセロールガラクシドを安全かつ効率的に抽出する方法。
【解決手段】紅藻類に属する海藻、特にノリを原料として、0〜30℃の水のみを溶媒としてグリセロールガラクトシドを選択的に抽出する方法。タンパク質含量30重量%以下のノリを原料として用いることが好ましい。抽出したグリセロールガラクトシドは、限外濾過処理した後イオン交換樹脂処理又は電気透析処理を行なって容易に精製できる。 (もっと読む)


【課題】 被救助者に安全かつ確実に救命具を受け渡すことのできる救命装置を提供すること。
【解決手段】 水流を受けることにより移動するカイト8を有する構成。 (もっと読む)


【課題】 トロール網をトロール船の航跡から離して曳網し、表層域においてトロール船の通過やそれに伴う判流の影響により採集対象生物が逃避してしまうことを防止して、定量的な採集を行うことのできるトロール漁法およびこれに用いるオッターボードを提供すること。
【解決手段】 各オッターボード1a,1bの拡網力の絶対値をそれぞれ異ならせて、トロール網18をトロール船11の航跡から離して曳網させる。 (もっと読む)


【課題】近年、地球温暖化防止の観点より、船舶において省エネ性能向上が望まれている。省エネ促進のため、ビルジキールの形状は、本来のローリング防止機能のみならず、抵抗増加を防ぐ観点から、船体まわりの流線に沿う低抵抗型の設計が必要とされる。
【解決手段】船舶1の左右舷それぞれに長手方向に設けられるビルジキール10において、変曲点Bを有する曲線状である細長体を側面形状とした。このようにして、航走中の流体抵抗を低減し、航走時における船舶1の燃費削減が実現できる。 (もっと読む)


71 - 80 / 103