説明

ウィンテックポリマー株式会社により出願された特許

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【課題】回路基材やレドーム等の低誘電率、低誘電正接が求められる部品用の材料として好適な、誘電特性に優れるとともに、成形加工性に優れ、成形不良が生じ難いポリブチレンテレフタレート樹脂組成物を提供する。
【解決手段】(A)ポリブチレンテレフタレート樹脂と、ガラス転移温度が100℃以上の(B)環状オレフィン系樹脂とを組み合わせる。(B)環状オレフィン樹脂の含有量は、(A)ポリブチレンテレフタレート樹脂100質量部に対し、20質量部以上80質量部以下であることが好ましい。また、ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物は、さらに、(C)相溶化剤や(D)ガラス繊維を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】ポリブチレンテレフタレート樹脂又は当該樹脂を含む樹脂組成物を成形してなる樹脂成形体から排出されるVOCの量を抑えるための、樹脂成形体の製造方法、及び樹脂成形体の製造条件を決定する方法を提供する。
【解決手段】成形前のポリブチレンテレフタレート樹脂又は当該樹脂を含む樹脂組成物を、特定の乾燥条件で乾燥させ、上記ポリブチレンテレフタレート樹脂又は当該樹脂を含む樹脂組成物を、特定の条件で成形する。特定の乾燥条件は、乾燥温度が80℃以上180℃以下の範囲、乾燥時間が3時間以上36時間以下の範囲から選択されることが好ましい。特定の成形条件は、シリンダー温度が220℃以上270℃未満の範囲、冷却時間が40秒未満の範囲から選択されることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物の成形体からの、アセトアルデヒド等の排出量を抑えるとともに、樹脂成形体の使用時に樹脂成形体から排出されるVOC量を低減することができる技術を提供する。
【解決手段】ポリブチレンテレフタレート樹脂と、ゼオライトと含むポリブチレンテレフタレート樹脂組成物を原料として、樹脂成形体を製造する。樹脂成形体中のゼオライトの含有量は、0.5質量%以上10質量%以下であることが好ましい。本発明によれば、ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物の成形体からの、アセトアルデヒド等の排出量を抑えるとともに、樹脂成形体の使用時に樹脂成形体から排出されるVOC量を低減することができる。このため、本発明の樹脂成形体は、使用時に樹脂成形体から排出されるVOCの量が少ない。 (もっと読む)


【課題】ポリブチレンテレフタレート樹脂ペレットからの、アセトアルデヒド、ホルムアルデヒドの排出量、また揮発性有機化合物(VOC)の排出量を抑えるための技術を提供する。
【解決手段】ポリブチレンテレフタレート樹脂又はそれを含む樹脂組成物を原料として、原料ペレットを製造する第一ペレット化工程と、上記原料ペレットを原料として、樹脂ペレットを製造する第二ペレット化工程と備える方法で樹脂ペレットを製造する。この樹脂ペレットを用いて製造された樹脂成形体は、使用時におけるアセトアルデヒド、ホルムアルデヒドの排出量、またVOCの排出量が少ない。このため、本発明の樹脂ペレットを用いて製造された樹脂成形体は、自動車内装部品等の密閉された空間で使用される用途に適する。 (もっと読む)


【課題】ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物の成形体からの、アセトアルデヒドの排出量、ホルムアルデヒドの排出量を抑えることができる技術を提供する。
【解決手段】ポリブチレンテレフタレート樹脂と、ポリアミド樹脂とを含むポリブチレンテレフタレート樹脂組成物を原料として樹脂成形体の製造を行う。ポリアミド樹脂は、ポリアミド6であることが好ましい。また、ポリアミド樹脂の含有量は0.5質量%以上5質量%未満であることが好ましい。また、原料であるポリブチレンテレフタレート樹脂は、ヒンダードフェノール系酸化防止剤を含むことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】溶融時に高い流動性を安定して持ちつつ、得られる成形体に優れた機械的強度等の物性を付与することが可能なポリブチレンテレフタレート系樹脂組成物の製造方法、及び成形用ポリブチレンテレフタレート系樹脂組成物を提供する。
【解決手段】(A)ポリブチレンテレフタレート樹脂と、(B)多価水酸基含有化合物とを含む混合物を一旦溶融した後に、(C)リン化合物を添加する。(B)多価水酸基含有化合物としては、グリセリン脂肪酸エステル又はジグリセリンに酸化アルキレンを付加反応して得られるエーテルを使用することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】リン化合物を含む樹脂成形体を用い、付加反応型シリコーン系接着剤で強く接合された一体成形体を提供する。
【解決手段】ポリブチレンテレフタレート樹脂と、リン化合物とを含み、上記リン化合物の含有量が0.5質量%以下である熱可塑性樹脂組成物からなる成形体と、付加反応型シリコーン系組成物と、部材と、を備え、上記熱可塑性樹脂成形体と前記付加反応型シリコーン系組成物とが接触する一体成形体とする。使用するリン化合物としては、3価のリン化合物であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】射出成形性に優れ、複雑な形状の金型においても離型性に優れた無機充填材強化ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物を提供する。
【解決手段】(A)水分量が0〜0.20重量%のポリブチレンテレフタレート樹脂および(B)水分量が0〜0.20重量%ポリ乳酸樹脂を用いて得られるポリブチレンテレフタレート樹脂組成物であり、(A)ポリブチレンテレフタレート樹脂100重量部に対して、(B)ポリ乳酸樹脂5〜100重量部、(C)窒化ホウ素0.001〜5重量部、(D)脂肪酸エステル系ワックス、ポリオレフィン系ワックスより選ばれる少なくとも1種の化合物0.1〜10重量部、(E)ガラス系無機充填材3〜200重量部を添加混合してなり、JIS K7121に準拠した示差走査熱量測定における樹脂組成物中の(A)ポリブチレンテレフタレート樹脂の結晶化ピーク温度が200〜210℃である無機充填材強化ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】低比重であって、耐トラッキング性、機械的特性、及び低吸湿性に優れ、且つ、ハロゲンを含まない難燃剤により難燃化されたポリブチレンテレフタレート樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】ポリブチレンテレフタレート樹脂に、長鎖脂肪族ポリアミド樹脂、有機リン系難燃剤、及び含窒素難燃助剤を配合し、長鎖脂肪族ポリアミド樹脂の含有量をポリブチレンテレフタレート樹脂100質量部に対して20質量部以上80質量部以下として、ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物を調製する。 (もっと読む)


【課題】低コストで製造可能であって、例えば、自動車分野におけるスライドドア等の一般的な部分に十分に応用できる優れた加工性、耐屈曲性、接着性、及び、耐熱性を兼ね備えたフレキシブルフラットケーブルを提供する。
【解決手段】導体周囲に押出し成形法により絶縁層が形成されてなる押出しフレキシブルフラットケーブルであって、前記絶縁層が、変性ポリブチレンテレフタレート及び難燃剤により構成される難燃性樹脂組成物から構成され、かつ、JIS K7121に準拠しかつ10℃/分の昇温速度による示差熱分析法により測定される前記難燃性樹脂組成物の融点が、170℃以上215℃以下である押出しフレキシブルフラットケーブル。 (もっと読む)


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