説明

独立行政法人海上技術安全研究所により出願された特許

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【課題】過給機に好適に排気ガスを供給して主機関効率を保ち、バイパスガスを利用して船体近傍に噴出する気体の噴出状態を制御し、船舶の運航上障害とならずに船底近傍の気泡の拡散を制限し、船舶の摩擦抵抗低減を図ること。
【解決手段】船舶1の喫水線以下の船体近傍に気体を噴出し船舶1の摩擦抵抗を低減するに当たり、主機関10に加圧気体を給気する過給機の周辺から当該船体近傍に噴出する当該気体を取り出すとともに、少なくともこの取り出し状況に応じて当該過給機の給気特性を改善する可変手段(可変ノズル)を制御して主機関10の効率を所定の範囲に保つこと及び/または気体を噴出するに当たり気体の噴出状態を整流板等により制御すること及び/または噴出された気体の拡散を可変の制限手段(拡散制限部95)をもって制限し総合的な船舶の効率向上を図ったことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】減揺効果を得るために水面や水中に配置した部材の状態を変えることで、喫水や海象条件等の状況に応じて最適な減揺効果を得ることができ、浮体の自航時や曳航時には、同部材等を水面から引き上げた撤収状態にすることで、航行性能や燃費の悪化を防止することができる浮体式海洋構造物の減揺装置を提供する。
【解決手段】下端側に水出入り口として機能する下端側開口24が、上端側に空気出入り口として機能する上端側開口25がそれぞれ形成されている、上下方向に延びたダクト状の開放型減揺タンク21を具備し、開放型減揺タンク21を上下方向に移動可能に支持し、状況に応じて上下方向の位置を制御する。開放型減揺タンク21は、下端側開口24が水中に位置する稼働状態と、下端側開口24を水面から引き上げた撤収状態とに移動可能である。 (もっと読む)


【課題】陸地沿岸域を航行する複数の船舶から取得した各情報から沿岸の海流状況を導出し、別途入手した海流予測情報を補正して所望の沿岸海流予測情報を得ること。
【解決手段】船舶に搭載したGPS101と、ジャイロコンパス102と、LOG船速計103と、これらの取得情報について情報取得時刻を含んだ沿岸海流個別情報として記憶するメモリ1041と、これら記憶した沿岸海流個別情報を携帯電話回線あるいは無線LANを含む無線通信手段にて所定間隔であるいは通信可能な機会に送信する通信装置105と、この送信された当該沿岸海流個別情報を受信する受信手段としての通信装置208と、この受信した当該沿岸海流個別情報を処理して当該複数の船舶の位置と時刻に対応させた沿岸海流観測データを得る沿岸海流観測データ処理部202と、沿岸海流予測データ処理部204を具備した海流データ同化システム及び海流データ同化方法により海流予測を行う。 (もっと読む)


【課題】水上、あるいは水中から発した照明光を用いて、海底にある微弱な蛍光を発する対象物を含む地形の詳細な情報を得る
【解決手段】このライダー装置10は、特に海底にある対象物50からの蛍光を撮像するのに適している。第1の光電子増倍管(光検出部)15は対象物50側から戻ってきた散乱光を、第2の光電子増倍管(光検出部)16は同様に対象物50側から戻ってきた蛍光を高感度で検出する。このライダー装置10においては、第1の光電子増倍管15の出力のみから対象物50の深さが算出される。カメラ22の露光タイミングは、制御部11が、第2の光電子増倍管16の出力における二つ目のピークに基づいて設定する。 (もっと読む)


【課題】多種類の燃料に対応できる内燃機関の燃料噴射装置を提供する。
【解決手段】ディーゼル機関に、主、副、二つの燃料系を設ける。主燃料系は、機械式燃料噴射ポンプ50により燃料の供給、噴射を行い、副燃料系は、コモンレール60に蓄えられた高圧の燃料の噴射を行う。副燃料系により供給される燃料は、噴射初期から高圧で噴射することができ、燃料の粒子が微細化される。主、副燃料を同種のものとする場合も、粒子の微細化により、着火性に有利となる。また、主燃料に着火性の悪い燃料を用いる場合、副燃料に着火性の良好な燃料を使用し、副燃料を火種として主燃料を燃焼させる。 (もっと読む)


【課題】波動場の重ね合せで所望の波動場を構成することができる造波装置、造波方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】複数の造波板100をそれぞれ駆動する複数の直線駆動部102やモーター106等と、造波条件を設定する造波条件設定器302−1と、該造波水面場において反射の影響も考慮した該複数の造波板の個々の造波板の造る速度ポテンシャルを予め計算し全ての該複数の造波板についての計算結果を蓄えておく速度ポテンシャルデータベース204−1と、該造波条件設定器302−1で設定した造波条件とこの設定された造波条件に対応した該速度ポテンシャルデータベース204−1のデータに基づき演算を行う演算処理部304と、時系列データ記憶装置305と、時系列データ記憶装置305の時系列データに基づいて該複数の直線駆動部102やモーター106等を制御する。 (もっと読む)


【課題】構造物の壁の一方側と他方側を貫通する貫通孔を補修する際に、壁の一方側からの作業のみで確実にかつ速やかに補修を行うことのできる補修方法を提供すること。
【解決手段】本発明の構造物の補修方法は、拡縮可能に構成された蓋部材10を、縮小した状態で壁1に生じた貫通孔4の一方側開口6から貫通孔4の内部に挿通し、縮小した状態の蓋部材10を壁1の他方側で拡大し、拡大した状態の蓋部材10を貫通孔4の他方側開口5の周囲壁面に当接させることによって、壁1の他方側と貫通孔4との連通状態を遮断した後、貫通孔4の一方側開口6から貫通孔4の内部に充填材20を充填する。 (もっと読む)


【課題】構造物の壁の一方側と他方側を貫通する貫通孔を補修する際に、壁の一方側からの作業のみで確実にかつ速やかに補修を行うことのできる補修方法を提供すること。
【解決手段】本発明に係る第1の構造物の補修方法は、貫通孔4Aの一方側開口6Aから袋体10を貫通孔4Aの内部に挿入した後、袋体10の内部に充填材20を充填し、充填材20の充填完了後に袋体10の口部11を閉じることにより貫通孔4Aを閉塞する。また、本発明に係る第2の構造物の補修方法は、袋体10内部に充填材20を充填した充填材収納バッグ30を、貫通孔4Aの一方側開口6Aから貫通孔4Aの内部に挿入することによって、貫通孔4Aを閉塞する。 (もっと読む)


【課題】
ブラントネス係数を小さくして波浪中抵抗増加低減を図り、正面波に対しての抵抗増加低減効果のみならず斜波に対しての抵抗低減をも発揮し得、既存船にも容易に取り付けられて、船舶全体の省エネルギー化を実現させる船舶の波浪中抵抗増加低減装置を提供すること。
【解決手段】
船体1の船首先端位置3に設けられ、平面角度が前記船首先端位置3から引いた船首部2の肩部分4に接する2つの直線が交わる角度β以下を成す略三角形状の付加物10−1と、この付加物10−1を前記船体1の喫水線より高い位置に取り付ける支持部材20を備え、この支持部材20の船体前方から見た投影面積が前記付加物10−1の投影面積と比較し同等もしくはそれ以下としたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】中高速度で航行する船舶が発生させるスプレー状の薄い波(スプレー波)を剥離すること。すなわち、スプレー波の粘性抵抗成分を低減させて船舶の消費エネルギーを抑え、効率の良い航行を実現させること。
【解決手段】船舶1の船首部形状は、船舶1の船体の船首部に、この船舶1の中高速航行時に船首部から発生し該船体表面を覆うスプレー状の薄い波を剥離するスプレー剥離手段2−2を設け、中高速航行時における抵抗増加成分のスプレー成分の低減を図ったことを特徴とする。このとき、スプレー剥離板2−2が、波面の上昇過程で船体を前方に推進する分力を生じる3次元形状に形成してもよい。 (もっと読む)


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