説明

日本漁場システム株式会社により出願された特許

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【課題】滑動及び転倒を防止することができる人工魚礁を提供する。
【解決手段】砂地の海底面21に設ける人工魚礁1において、縦,横梁材3,4を有し内部に収納枠部6を有する枠体5と、この枠体5の底部に設けられ枠体5の外側に張り出す面材11とを備える。海底に定置した人工魚礁1は潮流の影響により振動を起し、枠体5の一辺5Aを軸とし、他辺が上方に浮き上がる上昇力Fを受ける。これに対し、底部に張り出して設けた面材11と海底面21との間が減圧状態となって面材11が海底面21に吸着し、前記上昇力Fを抑制することができる。また、人工魚礁1を海底面21に設置すると、潮流などにより、面材11下部の海底面21の砂22が吸い出され、面材11箇所がすり鉢状に掘られ、面材11が周囲の海底面21より低くなり、人工魚礁1の滑動が防止される。 (もっと読む)


【課題】ユニットの組合わせによって比較的中規模から大規模な魚礁に好適で、労力とコストを大幅に節減可能な魚礁用ユニット及びこれを用いた魚礁を得ること。
【解決手段】イ)輪郭を長方体状に囲んで形成された外枠と、前記外枠中間部の前及び後側に横断して方形状に固着された中間枠と、前記外枠及び中間枠の左右外面側に交差して渡されている筋交いとを有し、前記外枠及び中間枠によって前、中間及び後の空間ブロックが形成されている枠体と、ロ)前記前及び後空間ブロックの前及び後寄りに前記外枠と一体に形成されている方形体状の前後コンクリート部と、ハ)前記コンクリート部を貫通して略水平に間隔をおいて埋込まれた複数本の間伐材とよりなる魚礁用ユニット及びこれを複数組合わせて用いた魚礁。 (もっと読む)


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