説明

独立行政法人農業環境技術研究所により出願された特許

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【課題】カドミウムを含有する土壌からカドミウムを、オンサイトで、簡便に、他の金属で汚染されることなく除去する土壌の浄化方法の提供。
【解決手段】カドミウムを含有する土壌に、水と、酸及び/又は酸の塩類を加えてカドミウムを水中に溶出させ、次いで当該カドミウム含有水溶液とリン酸化セルロースを含有する固形資材とを接触させて水溶液中のカドミウムを吸着させ、しかる後に当該固形資材を取り除いてカドミウムを除去することを特徴とするカドミウム含有土壌の浄化方法。 (もっと読む)


【課題】 農耕地等における野生動物の被害を有効に防止する移動体監視システムを提供する。
【解決手段】 移動体装着体1と移動体監視基地5を有し、前記移動体装着体1は少なくともGPS受信部と無線通信部とコントローラーユニットとを備え、前記移動体監視基地5は少なくとも無線通信部と演算部と警報発信部とを備え、前記移動体装着体1がGPS衛星からの測距信号を受信して、測位情報を算出し、前記移動体監視基地5に測位情報を送信し、前記移動体監視基地5が受信された測位情報に基づき移動体の位置情報を算出し、移動体が所定の地域に出現した時に警報を発することを特徴とする移動体のエリア監視システムであり、好ましくは前記移動体装着体1及び前記移動体監視基地5の双方に送受信可能な無線通信部を有する中継基地3が1以上配置された移動体のエリア監視システムである。 (もっと読む)


【課題】 複数の有機汚染物質に汚染された環境下にあっても、それらの汚染物質を同時に分解することができる安定性のある複合微生物系を得ること、及び、PCNBやシマジンなどの難分解性の有機汚染物質をより効果的に分解すること。
【解決手段】 多孔質材に少なくとも一の有機汚染物質を分解することが可能な分解菌Aと、他の一の有機汚染物質を分解することが可能な分解菌Bとを集積させた複合分解菌集積保持担体を製造した。分解菌AがPCNB分解菌、特にノカルディオイデスエスピーPD653の有する菌学的性質の一部又は全部の性質を有する分解菌を含む分解菌とし、分解菌Bがシマジン分解菌、特にベータプロテオバクテリアCDB21の有する菌学的性質の一部又は全部の性質を有する分解菌を含む分解菌とした。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、農薬などとして多用されているメチルチオ化トリアジン、特にシメトリン、ジメタメトリン又はプロメトリンなどを分解することが可能な新規微生物と当該微生物を用いたメチルチオ化トリアジンの分解法を提供する。
【解決手段】
メチルチオ化トリアジン、好ましくはメチルチオ化s−トリアジン又はメチルチオ化−1,2,4−トリアジンの少なくとも1種の物質の分解能を有する新規細菌ロドコッカス sp. FJ1117YT株及び新規細菌バシラス セレウス JUN7株を提供する。また、当該細菌を用いてメチルチオ化トリアジンを分解する方法、特にシメトリン、ジメタメトリン、及び/又はプロメトリンなどを分解する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】収穫前の圃場における穀物の子実重量の推定方法を提供することを課題とする。
【解決手段】穀物の子実、及び標準反射板に照射した光の反射光の中から選択した中間赤外域に含まれる2つの波長バンドの反射光量について、子実からの前記2波長バンドの反射光量の差と、標準反射板からの前記2波長バンドの反射光量の差を測定することによる子実重量の推定方法であり、前記照射下の反射光に加えて、遮光下における、子実、及び標準反射板からの前記2波長バンドの反射光量の差を測定することが好ましく、更に前記中間赤外域に含まれる2つの波長バンドに加えて、赤色域から選択した波長バンドと、近赤外域から選択した波長バンドの子実、茎葉、及び標準反射板からの反射光量についても測定することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 S/N比が高く、且つ迅速な検出を可能とする亜酸化窒素ガス、及び大気ガス成分の測定方法及び装置の提供。
【解決手段】 本発明は、キャリヤーガスによって搬送される試料ガス中の成分を、ガスクロマトグラフにより分離し、該ガスクロマトグラフからの流出ガスを検出器に導入するガスの測定方法において、キャリヤーガスとしてヘリウムガスを用い、添加ガスとして窒素ガスを用いることを特徴とする、ECDによる亜酸化窒素、及び大気ガスの測定方法であり、前記添加ガスとして窒素ガスに加えてメタンガスを添加することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】労力及び経費を余りかけず、また、単位面積当たりの収穫量を落とさずに、従来よりも農薬使用量を減らすことができる、水稲の栽培方法を提供すること。
【解決手段】籾殻炭化物10を灌水後の水田に散布し、水田表層土30の上に沈殿させる。籾殻炭化物10は、籾殻を圧縮成形した固形化物を熱分解処理し、次いでこの固形化物を粉砕又は造粒することにより得られる。籾殻炭化物10の粒径及び/又は籾殻炭化物10の水分含有率を選択することによって、籾殻炭化物10の田面水中における浮遊時間を調節する。また、籾殻炭化物の比表面積に応じて、籾殻炭化物の水田への散布量を変える。 (もっと読む)


【課題】 重金属汚染土壌を効率良く浄化する方法の提供。
【解決手段】 重金属汚染土壌を、酸化状態及び/又は乾燥状態とした後、薬剤を用いて洗浄することを特徴とする重金属汚染土壌の浄化方法。 (もっと読む)


【課題】 自然環境下で分解が容易で、且つ人体に対する安全性の高い植物成長調節剤を提供する。
【解決手段】
シス桂皮酸及び/又はシス桂皮酸誘導体化合物を有効成分とする植物成長調節剤であり、前記シス桂皮酸誘導体化合物が下記一般式(1)で表される植物成長調節剤である。
【化1】


一般式(1)
〔Rはシス桂皮酸と付加することにより、桂皮酸のシス構造を維持し、且つ容易に加水分解される置換基を示す。〕
さらに本発明は、下記一般式(2)で表される化合物である。
【化2】


一般式(2)
〔Rは置換基を有してもよいフラノシル基、又はピラノシル基を示す。〕 (もっと読む)


【課題】 ワタアブラムシにおける有機リン剤抵抗性の発達の動向・現状を正確かつ簡便にモニタリングするための遺伝子診断技術に有効な方法、ならびにこの方法に有用なPCRプライマーを提供すること。
【解決手段】 本発明は、(a)ワタアブラムシのカルボキシルエステラーゼ(CE)のcDNAの5’末端非翻訳領域から選択される少なくとも10の連続するDNA配列と、(b)CEの構造遺伝子配列から選択される少なくとも10の連続するDNA配列に相補的なDNA配列とからなる、PCRプライマー対を提供する。本発明の殺虫剤抵抗性ワタアブラムシを識別するための方法は、ワタアブラムシのDNAを調製する工程;上記のPCRプライマー対を用いて、該DNAを鋳型としてPCRを行う工程;および該PCRによる増幅産物を検出する工程を含む。 (もっと読む)


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