説明

ミサワ環境技術株式会社により出願された特許

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【課題】 工場などで使用する冷却水を、廉価なランニングコストで作ることができ、二酸化炭素の排出量も削減することのできる地中冷熱利用冷却水供給設備を提供する。
【解決手段】 冷却機6に冷却水を供給する冷水タンク4と、夜間電力によって氷を作り、その氷の冷熱を利用して低温水を作り、その低温水の冷熱によって冷水タンク4の冷却水を、第一熱交換器7を介して冷却する氷蓄熱ユニット2と、水滴を上から流しながら送風機で風を送り、外気と接触させることによって低温水を作り、その低温水の冷熱によって冷水タンク4の冷却水を、第二熱交換器8を介して冷却する冷却塔3とを設ける。また、地中に垂直方向に埋設した循環パイプ1aに、冷水タンク4の冷却水を循環させて、地中の冷熱によって冷却する地中熱交換器1を設ける。 (もっと読む)


【課題】 地中熱交換器を構成する半硬質材製の二つのU字管を、地中に形成した掘削穴に容易に挿入することのできる装置および方法を提供する。
【解決手段】 第一U字管4を、そのU字端部である第一U字端部4aから、掘削穴Hの直上で、反時計回り方向に引き下ろすように巻回する第一リール2と、第二U字管5を、そのU字端部である第二U字端部5aから、掘削穴Hの直上で、時計回り方向に引き下ろすように巻回する第二リール3を設ける。また、第一リール2と第二リール3を回転自在に保持する回転保持具6と、回転保持具6を介して、第一リール2および第二リール3を空中で支持する空中支持具7を設ける。さらに、第一U字端部4aと第二U字端部5aを連結する締結材8と、締結された第一U字端部4aと第二U字端部5aに取付けられる重錘9と、を設ける。 (もっと読む)


【課題】 溜め池内の熱エネルギーを利用した熱供給システムに使用する複数の熱交換パイプを、溜め池の底に容易かつ短時間で設置することのできる方法を提供する。
【解決手段】 複数の熱交換パイプ2を二列に配置して熱交換ユニット1を構成し、各熱交換パイプ2の入口部と出口部を、それぞれヒートポンプに通じるを送り管と戻し管に連結し、さらに、熱交換ユニット1を、その内部に空気を入れた状態で塞いで溜池で沈まない浮力を与える。次に、熱交換ユニット1を構成する複数の熱交換パイプ2を、その上に載せた枠体5を介して連結した後、熱交換ユニット1を、溜池で水に浮かせた状態で所定位置まで移動する。そして、熱交換ユニット1の内部に、送り管または戻し管を介して水を強制的に注入し、その重力で前記溜池の底に沈める。 (もっと読む)


【課題】 駐車場などの限られた場所の融雪を、簡易な工事と低コストで経済的に行うことのできる装置を提供する。
【解決手段】 下部に練炭Cを燃焼させるための焜炉3を収納し、その直上に不凍液Lを充填した充填容器4を収納し、地上に設置した装置本体2と、充填容器4の上部に始端が連結され、融雪場所Pを経由して終端が充填容器4の下部に連結され、少なくとも融雪場所Pにおいて地中の浅い部分に水平に配置した融雪管5と、融雪管5の地上部分に設けられた循環ポンプ6と、を備える。練炭Cを燃焼させた際の高熱Hで充填容器4内の不凍液Lを加温し、循環ポンプ6で加温した不凍液Lを融雪管5に循環させ、融雪場所Pの雪を融かす。 (もっと読む)


【課題】 自然エネルギーから得た温熱や冷熱を、建物や道路あるいは飛行場の滑走路などの舗装層に供給して、冷暖房や融雪などを効果的に行う。
【解決手段】 土壌層85,95上に熱交換用パイプ群81,91を配置し、それらの隙間を土壌82,92で埋め、熱交換用パイプ群81,91上に断熱用発泡スチロール板83,93を載せ、それらの上にベタ基礎84,94を設けて蓄熱ユニット80,90を形成する。ベタ基礎上に室内冷暖房機器65を設けた建物61を配置する。他の地表面72に沿って配置した地表面熱採取パイプ群70と熱交換用パイプ群81,91を制御装置71を介して不凍液循環路で結ぶ。そして、夏または冬に地表面熱採取パイプ群70を介して熱交換パイプ群81,91の直下の土壌層85,95に貯えられた高温または低温エネルギーを、冬または夏に室内冷暖房機器65から放出する。 (もっと読む)


【課題】 第一帯水層と第二帯水層の地下水が有する自然熱を利用して、効果的に冷暖房を行うことのできる設備を提供する。
【解決手段】 第一帯水層Fと第二帯水層Sの地下水が持つ自然熱を利用して建物の冷暖房を行う設備であって、建物に設置したヒートポンプ2と、ヒートポンプ2に接続され、第一下端開口部3aが少なくとも第一帯水層Fまで達すると共に、第二下端開口部3bが少なくとも第二帯水層Sまで達する供給パイプ3とで構成する。夏期には、第一帯水層Fまたはその近傍から汲み上げた地下水によって冷房を行うと共に、その冷房排熱を第二帯水層Sまたはその近傍に供給して、冬期の暖房用熱源として利用する。冬期には、第二帯水層Sまたはその近傍から汲み上げた地下水によって暖房を行うと共に、その暖房排熱を第一帯水層Fまたはその近傍に供給して、夏期の冷房用熱源として利用する。 (もっと読む)


【課題】 効率的に冷暖房を行うことができ、かつ、地球環境を良好に保全することができ、さらに、間伐材や端材等の有効利用を図ることのできる冷暖房設備を提供する。
【解決手段】 地中熱、地下水熱または湖水熱等の太陽地熱を、内部を循環する液媒によって採取する地中熱交換器1と、地中熱交換器1で採取した太陽地熱を熱源とするヒートポンプ2と、森林整備の過程で発生する間伐材や製材過程で発生する端材等で作った木質ペレットを燃焼させて温熱を発生させるバイオマス燃焼ボイラー3と、冬期には、ヒートポンプ2から供給される温熱とバイオマス燃焼ボイラー3から供給される温熱で加温され、夏期には、ヒートポンプ2から供給される冷熱で冷却され、冷暖房のために建物Bの内部を循環する冷暖房水Wを貯えた水蓄熱槽4と、で構成する。 (もっと読む)


【課題】 地中熱が豊富に存在する地下300m程度の深さまで埋設しても、地圧によって破損しない強度を備えたトリプルU字管式の地中熱交換器を提供する。
【解決手段】 不凍液を循環させる第一U字管1、第二U字管2および第三U字管3と、直線状のガイド管4の全ての外径を等しく設定し、第一U字管1と第三U字管3を、その往路Dと復路Uをその間に隙間を設けることなく形成すると共に、ガイド管4を挟んで正対させる。第二U字管2を、その往路Dと復路Uの間にガイド管4が隙間なく侵入できる間隙部Gを形成し、ガイド管4をその間隙部Gに侵入させ、かつ、当該往路Dと復路Uのそれぞれを第一U字管1と第三U字管3との間に配置する。そして、第一U字管1、第二U字管2、第三U字管3およびガイド管4の各隣接する部分をそれぞれ当接または近接させる。 (もっと読む)


【課題】 工場などで使用する冷却水を、廉価なランニングコストで作ることができると共に、二酸化炭素の排出量も削減することのできる冷却水供給設備を提供する。
【課題手段】 少なくとも、夜間電力によって氷を作り、その氷の冷熱を利用して冷却水を作る氷蓄熱冷凍機2と、地中に垂直方向に埋設した循環パイプ1aに循環水を循環させ、地中の冷熱を熱交換によって吸収して冷却水を作る地中冷熱交換器1と、循環水を水滴にして上から流しながら、送風機で風を送り外気と接触させることによって冷却水を作る冷却塔3と、少なくとも、氷蓄熱冷凍機2と地中冷熱交換器1と冷却塔3によって作られた冷却水を蓄え、そこから冷却機6などに前記冷却水を供給する冷水タンク4とで構成する。 (もっと読む)


【課題】冷却と除湿を効果的に行うことができ、かつ、運転コストが廉価な地中熱を利用した空調設備を提供する。
【解決手段】地中熱を利用し、かつ、冷却と除湿を異なる冷熱源と熱交換機を使用して行う空調設備であって、冷却を、少なくとも、地中熱交換機1によって得た20℃以上のぬるい冷水によって行い、除湿を、夜間電力で運転する氷蓄熱装置10に蓄えた氷を融解して得た0℃程度の低温冷水によって行う。 (もっと読む)


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