説明

ホーヤ マグネティクス シンガポール プライベートリミテッドにより出願された特許

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【課題】垂直磁気記録媒体の磁気記録層に注入するイオンの垂直方向の濃度分布を、イオンを注入する層に応じた適切なものにすることで、書き込み特性および読み出し特性を向上させる。
【解決手段】垂直磁気記録媒体100の製造方法は、ディスク基体110上に、磁気記録層122を成膜する磁気記録層成膜工程と、磁気記録層の上にレジスト層130を成膜するレジスト層成膜工程と、レジスト層を加工することで当該レジスト層の厚みを部分的に変化させ凹部と凸部を有する所定のパターンを形成するパターニング工程と、レジスト層を介在させた状態で磁気記録層を含む複数の層にイオンを注入するイオン注入工程と、を含み、イオン注入工程において、イオンを注入するエネルギー量を調節してイオンを注入する層を決定し、そのエネルギー量を保持する時間を調節して各層へ注入されるイオンの総量を決定する。 (もっと読む)


【課題】 保護層の耐摩耗性や耐衝撃性等の耐久性を向上し、保護層の膜厚が3nm以下に制限されたとしてもスクラッチ等の諸問題を回避可能な、垂直磁気記録媒体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 基体110上に少なくとも、柱状に成長した結晶粒子の間に非磁性の粒界部を形成したグラニュラー構造の磁気記録層122と、磁気記録層より上に設けられた非磁性のバリア層124と、バリア層より上に設けられ基体主表面の面内方向に磁気的にほぼ連続した補助記録層126と、補助記録層より上に設けられカーボンを主体とする保護層128と、保護層の上に設けられた潤滑層130と、を備え、保護層は、ラマンスペクトルのDピークの高さ(Dh)とGピークの高さ(Gh)の比(Dh/Gh)が0.70以上0.95以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 補助記録層に起因すると考えられるノイズを低減させてSNRを向上し、かつ磁気記録層における保磁力を向上させることにより、更なる高記録密度化を達成することが可能な垂直磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】 基体上に少なくとも、柱状に連続して成長した磁性粒子の間に非磁性の粒界部を形成したグラニュラ構造の第1磁気記録層と、柱状に連続して成長した磁性粒子の間に非磁性の粒界部を形成したグラニュラ構造の第2磁気記録層と、非磁性の分断層と、基体主表面の面内方向に磁気的にほぼ連続した補助記録層と、をこの順に備え、第1磁気記録層および第2磁気記録層はPtを含むCo系合金であって、第1磁気記録層よりも第2磁気記録層の方がPtの含有量が少ないことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 高い保磁力Hcを確保しつつSNRを更に向上し、更なる高記録密度化を達成することが可能な垂直磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】 本発明にかかる垂直磁気記録媒体100の構成は、基体110上に少なくとも、柱状に成長した結晶粒子の間に非磁性の粒界部を形成したグラニュラー構造の第1磁気記録層122aと、第1磁気記録層の上に設けられ、Ruを含む非磁性の介在層122bと、介在層の上に設けられ、柱状に成長した結晶粒子の間に非磁性の粒界部を形成したグラニュラー構造の第2磁気記録層122cと、を備え、第1磁気記録層および第2磁気記録層は、粒界部を形成する酸化物を含み、第1磁気記録層に含まれる酸化物の量をA、第2磁気記録層に含まれる酸化物の量をBとすると、酸化物の含有量の関係A/Bは、0.5<A/B<1.0の範囲であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Coを含有するグラニュラ構造の磁気記録層と、補助記録層とを備えた構成において、電磁変換特性におけるノイズを低減できる垂直磁気記録媒体を提供すること。
【解決手段】本発明の垂直磁気記録媒体は、非磁性基板上に、少なくともCoを含有する柱状の磁性粒子間に非磁性の粒界部を有するグラニュラ構造の第1磁気記録層20aと、前記第1磁気記録層20a上に設けられた非磁性層22と、前記非磁性層22上に設けられたCoを含有する柱状の磁性粒子間に非磁性の粒界部を有するグラニュラ構造の第2磁気記録層20bと、前記第2磁気記録層20b上に設けられた補助記録層24と、を具備していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】磁気ヘッドの浮上量が1nm〜2nmといった超低浮上領域での磁気ディスクの浮上特性差を正確に評価することが可能な磁気ディスクの評価方法を提供する。
【解決手段】熱膨張によって突出するヘッド素子部を備えた磁気ヘッドにおけるDFHパワーに対する記録再生素子の突き出し量を測定するDFHパワー測定工程と、磁気ヘッドを浮上させた後、DFHパワーを徐々に増加させることで記録再生素子が磁気ディスク表面に接触した時点でのDFHパワーを測定するタッチダウン測定工程と、該タッチダウン測定工程により求めたDFHパワーを所定量減少させた後、測定環境の気圧を徐々に減少させて磁気ヘッドが磁気ディスクの表面に接触する時の圧力を求めるDFH-TDP測定工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】本発明は、摺動耐性や腐食耐性等の耐久性を向上させつつ、薄膜化を図ることのできる保護層を備える磁気記録媒体および磁気記録媒体の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 基体上110に少なくとも、磁気記録層122と、保護層126とを、この順に備える垂直磁気記録媒体100において、保護層126は表層側に希ガスの原子を含有し、かつ、保護層のラマン分光法におけるGピークの高さをGhとし、Dピークの高さをDhとし、Gピークの蛍光を含んだバックグラウンド強度をBとし、Gピークの蛍光を除いたピーク強度をAとした場合、保護層126のラマン分光法による測定結果は、Dh/Ghが0.78〜0.96であり、B/Aが1.31〜1.34であることにより、保護層を薄膜化可能であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高度情報化社会に進展に相応して求められている記録情報あたりの記録コスト(いわゆるビット単価)の低減に応えるため、記録密度の向上と装置コストの低減を両立させる低コストの熱アシスト磁気記録ヘッドの開発が課題とする。
【解決手段】磁気ヘッドの情報記録媒体に対向する面の一部と情報記録媒体の表面が接触することにより発生する摩擦熱によって情報記録媒体を加熱することにより、従来のレーザー光照射方式に比べ、簡便で低コストで安定的な熱アシスト記録用磁気ヘッドを提供する。 (もっと読む)


【課題】 磁性記録部と非記録部とからなる磁性パターンの形成にイオン注入を用いた場合においても、非記録部に起因するノイズが低減され、高い品質を確保することが可能な磁気記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明にかかる磁気記録媒体の構成は、基体上に少なくとも、面内方向に所定のパターンで形成された磁性記録部と非記録部134とを有する磁気記録層122を備えた磁気記録媒体100において、磁気記録層は、4×10erg/cc以上の垂直磁気異方性定数Kuを有する材料からなり、非記録部は、磁気記録層にイオンを注入することにより形成されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】磁気記録媒体における実際の使用に即した全く新規な評価方法を提供する。
【解決手段】磁気記録媒体の評価方法の代表的な構成は、磁気記録媒体に任意の試験信号を記録し(S202)、磁気記録媒体に磁気ヘッドを当接させ(S204)、磁気ヘッドが当接している状態で所定時間磁気記録媒体を回転させ(S206)、磁気記録媒体に記録されている試験信号を測定し(S208)、磁気記録媒体の熱減磁を評価(S210)する。 (もっと読む)


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