説明

コスメディ製薬株式会社により出願された特許

1 - 10 / 42


【課題】マイクロニードルの先端部のみに薬物を保持させたマイクロニードルアレイとその製造方法を提供する。
【解決手段】マイクロニードルの先端部のみに薬物を保持させたマイクロニードルアレイは、マイクロニードル溶着法すなわちa)水溶性高分子を素材としてマイクロニードルアレイを作成し、b)マイクロニードルアレイ先端に付着させる薬物溶液を作成し、c)マイクロニードルアレイの先端を該薬物溶液に短時間接触させて、製造する。このとき薬物溶液には薬物のほか水溶性高分子をも高濃度に溶解して粘度を高くしておくならば、付着した薬物はマイクロニードルと一体的となり、刺入に際し薬物のみが剥がれ落ちることがない。 (もっと読む)


【課題】迅速に体内に吸収されるマイクロニードルパッチとその使用法を提供する。
【解決手段】
本発明のマイクロニードルアレイの迅速溶解方法は、水膨潤性高分子を主材料とし厚さ500μm以下の基板を有するマイクロニードルアレイの背面より水分を供給し、マイクロニードルアレイを膨潤させることを特徴とする。このさい、水分蒸散量が25〜70g/hmである面状水分供給源を用いて水分を供給するのが好ましい。マイクロニードルアレイは背面周辺部数ヶ所を粘着テープの小片により皮膚に貼付し保持することができる。これにより従来法で約1〜3時間要したマイクロニードルの溶解時間を5〜20分に短縮することができ、マイクロニードルの使用がより容易となる。 (もっと読む)


【課題】マイクロニードル部分に医薬的に有効量のDNAワクチンを含有させたマイクロニードルアレイを提供する。
【解決手段】皮膚内で溶解消失する多糖類を素材とするマイクロニードルにDNAワクチンを含有させる。DNAワクチンがニワトリ卵白アルブミン(OVA)発現プラスミドであるとき、Th1免疫応答へと偏向した免疫誘導特性を有する。皮膚内で溶解消失する多糖類としては、ヒアルロン酸、デキストラン及びポリビニルピロリドンの混合物を用いることができる。 (もっと読む)


【課題】迅速に体内に吸収されるマイクロニードルパッチとその使用法を提供する。
【解決手段】本発明のマイクロニードルアレイの迅速溶解方法は、マイクロニードルアレイの背部に貼付する粘着テープに空孔を設け、マイクロニードルアレイの背面から水分を補給し、マイクロニードルアレイを迅速に膨潤させ溶解することを特徴とする。これによりマイクロニードルの構成成分は、迅速に体内に吸収される。水分の供給には、化粧水もしくは美容液含有ガーゼ、不織布、若しくはテープ又は水性ゲルのパックを用いることができる。従来法で約1〜3時間要したマイクロニードルの溶解時間を10〜30分に短縮することができる。 (もっと読む)


【課題】マイクロニードルパッチ製造後使用までの間、効果を損なわずかつ衛生的にマイクロニードルパッチを保持するためのマイクロニードルパッチ収納容器を提供する。
【解決手段】本収納容器は、中央に周辺部より窪んだ底面と、該底面と該周辺部をつなぐ側面と、該底面から突出した底面凸部を有し、柔軟性あるマイクロニードルパッチの離型シート部分を該底面凸部により保持する。本収納容器には、底面凸部上に保持されるマイクロニードルパッチを前記底面凸部の一部に対応する位置で押さえつける窪み部を有する蓋と共に用いることができる。無菌状態でマイクロニードルパッチを保持するためには、減菌紙または減菌フィルムシートにより形成した袋の中に格納することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、マイクロニードルの先端部のみに薬物を保持させたマイクロニードルアレイとその製造方法を提供する。
【解決手段】マイクロニードルの先端部のみに薬物を保持させたマイクロニードルアレイは、a)生分解性高分子を素材としてマイクロニードルアレイを作成し、b)該マイクロニードルアレイ先端に付着させる薬物の溶液を作成し、c)該マイクロニードルアレイの先端を該溶液に浸漬させ、d)該マイクロニードルアレイを該溶液から引き上げ、e)該マイクロニードルアレイを乾燥させて製造する。このとき前記薬物の溶液には該薬物のほか該生分解性高分子をも溶解して該溶液の粘度を高くし、前記薬物を生分解性高分子と共に一体的にマイクロニードル先端部に取り込ませる。先端に付着した薬物はマイクロニードルと一体的となり、刺入に際し薬物のみが剥がれ落ちることがない。 (もっと読む)


【課題】
皮膚表層及び/又は皮膚角質層に折れることなく容易且つ均一に刺入でき、かつ皮膚表層及び/又は皮膚角質層において容易に溶解するワクチン用マイクロニードルアレイを提供する。
【解決手段】本発明のワクチン用マイクロニードルアレイは、ヒアルロン酸50〜80重量%、デキストラン10〜40重量%及びポリビニルピロリドン5〜20重量%により構成され、抗原を含有する。ここに前記ヒアルロン酸の分子量は50万〜400万であることが望ましい。抗原としては、インフルエンザ赤血球凝集素(HA)抗原、破傷風トキソイド、ジフテリアトキソイド又は組み替えHBsタンパクのいずれかを好適に用いることができる。 (もっと読む)


【課題】
皮膚表層及び/又は皮膚角質層に折れることなく容易且つ均一に刺入でき、かつ皮膚表層及び/又は皮膚角質層において容易に溶解するマイクロニードルを提供する。
【解決手段】本発明のマイクロニードルアレイは、ヒアルロン酸51〜80重量%、デキストラン10〜40重量%及びポリビニルピロリドン5〜20重量%により構成されているマイクロニードルを備えることを特徴とする。ここに前記ヒアルロン酸の分子量は60万〜400万であることが望ましい。マイクロニードルには高分子の薬効成分を含有させることができる。 (もっと読む)


【課題】生理活性成分を皮膚に有効に浸透させることができ、皮膚刺激作用が小さく、長時間貼付でき、かつうるおい効果に秀でた化粧用貼付剤を提供する。
【解決手段】本発明に係る貼付剤は、これまでの貼付剤の共通の欠点である皮膚刺激性を除去するため支持シートの使用を排し、基剤がスチレン系熱可塑性エラストマーとオイル成分からなり、オイル成分の主成分が液状炭化水素であり、この基剤を油性化粧液に浸漬させて作成した美容シートである。基剤の組成は、スチレン系熱可塑性エラストマー100重量部に対し、オイル成分100〜800重量部とする。この美容シートを顔面に貼付したとき、基剤は直接肌に接着せず、油性化粧液の薄い膜(うるおい層)が基剤と肌の間に介在する。それため基剤の接着性が弱くても肌への密着性が向上し、しかも皮膚へのうるおい効果が高く、感触も良好となる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、マイクロニードルの先端部のみに薬物を保持させたマイクロニードルアレイとその製造方法を提供する。
【解決手段】マイクロニードルの先端部のみに薬物を保持させたマイクロニードルアレイは、a)生分解性高分子を素材としてマイクロニードルアレイを作成し、b)該マイクロニードルアレイ先端に付着させる薬物の溶液を作成し、c)該マイクロニードルアレイの先端を該溶液に浸漬させ、d)該マイクロニードルアレイを該溶液から引き上げ、e)該マイクロニードルアレイを乾燥させることを特徴とするマイクロニードル溶着法により製造する。この方法は、薬物溶液を水溶液とし、生分解性高分子を水溶性とし、水溶液には薬物のほか生分解性高分子をも高濃度に溶解して粘度を高くしておくならば、付着した薬物はマイクロニードルと一体的となり、刺入に際し薬物のみが剥がれ落ちることがない。 (もっと読む)


1 - 10 / 42