説明

マイクロバイオ株式会社により出願された特許

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【課題】嫌気性菌を容易に検出することができる嫌気性菌培養キットを提供する。
【解決手段】嫌気性菌培養キット1はシャーレ2と下敷シート3と透明袋4と脱酸素剤5と酸素インジケータ6とを有する。シャーレ2は容器と上蓋とを有する。下敷シート3は容器の底面より大きく透明である。透明袋4は開口4aを密閉可能な気密性の袋から成り、下敷シート3の上に容器の底面を載せ、下敷シート3の容器の底面からはみ出した突出部3bを開口4aに向けた状態でシャーレ2および下敷シート3を収容する。透明袋4はシャーレ2の直径および下敷シート3の幅よりやや大きくシャーレ2および下敷シート3の幅方向への移動を拘束する幅を有する。脱酸素剤5および酸素インジケータ6は透明袋4内で下敷シート3の上に載せられる。 (もっと読む)


【課題】少ない労力で、より正確にコロニーの個数を数えることができるコロニー検出方法、コロニー検出システムおよびコロニー検出プログラムを提供する。
【解決手段】画像取得手段12により、培養後の培地1を通過する光による投影像を、グレースケール画像として取得する。フィルタ手段14により、そのグレースケール画像に対してローパスフィルタを適用して基準画像を得る。減算手段15により、グレースケール画像から基準画像を差し引いて判定用画像を得る。階調値設定手段16により、判定用画像に基づいて、複数の異なる階調値を設定する。抽出画像取得手段17により、判定用画像から、設定された各階調値より濃い画素のみをそれぞれ抽出して、各階調値に対応する複数の抽出画像を得る。判定手段18により、各抽出画像を階調値の濃い順に並べたとき、各階調値より濃い部分の面積が拡大している範囲をコロニーであると判定する。 (もっと読む)


【課題】 食品中の腸内細菌科菌群の検出において、非腸内細菌科菌の存在にもかかわらず腸内細菌科菌群の細菌の存否を正しく判断でき、しかも短時間で判定できる方法を提供する。
【解決手段】 キャップ7によって密閉できる全体が透明となった容器本体1に、増菌用の培地を遮断する二酸化炭素透過膜4で隔てられた培地収容部2と指示薬収容部3を構成し、前記培地収容部2に、E.E.ブロスのような腸内細菌科菌群の細菌増菌用成分と細菌増殖抑制成分である胆汁酸及び/又は胆汁酸塩とブリリアントグリーンを含み、他の細菌増殖抑制成分を実質的に含まないリン酸緩衝液からなる液体培地5を収容し、前記指示薬収容部3に二酸化酸素の呈色指示薬6を収容して、本発明の検査具とする。 (もっと読む)


【課題】嫌気性菌を容易かつ正確に検出することができる嫌気性菌培養キット、嫌気性菌検査装置および嫌気性菌検査方法を提供する。
【解決手段】透明袋12が、嫌気性菌検査用の試料を入れた培地を収納して密封可能である。培養ケース11が、透明袋12を収納する収納部24を有する。収納部24は、所定の間隔をあけて互いに対向するよう配置された1対の透明な側壁板22,23を有し、透明袋12を入れるための開口24aを有している。透明袋12に嫌気性菌検査用の試料を入れた培地を注入し、その透明袋12を培養ケース11の収納部24に収納した後、密封し、嫌気性菌を所定の培養温度で保つ。側壁板22,23、透明袋12および培地を透過する光を照射し、透過した光によるコロニーの投影像を検出する。 (もっと読む)


【課題】より正確にコロニーの個数を数えることができるコロニー検出方法、コロニー検出システムおよびコロニー検出プログラムを提供する。
【解決手段】画像取得手段11が、所定時間ごとに培地の投影像を取得するようになっている。候補抽出手段13が、画像取得手段11で所定時間ごとに取得された投影像を、それぞれ1つ前の時刻に取得された投影像と比較して、色が変化する変化位置と、その変化位置での色の変化状態とを抽出するようになっている。判定手段14が、画像取得手段11で所定時間ごとに取得された投影像の候補抽出手段13で抽出された色の変化状態に基づいて、対応する変化位置がコロニーかどうかを判定するようになっている。 (もっと読む)


【課題】検査が容易で、細菌の検出精度が高い細菌検査方法および細菌検査用具を提供する。
【解決手段】検出しようとする所定の細菌を培養可能な液体培地21を収容した液体容器11に、試料1を加え、液体培地21と試料1とを混合する。その混合液24を、培養容器12に収容された寒天培地22の上に載置された吸水シート23に浸透させて培養する。培養後、培養容器12の下から光をあて、吸水シート23を透過する光による投影像に基づいて、検査対象である所定の細菌の検出を行う。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、嫌気性菌の培養を容易にすることができる雰囲気インジケータおよび嫌気性菌培養キットを提供する。
【解決手段】密封容器11が、互いに通気可能な複数の区画23a,23bを有している。培地12が、嫌気性の菌を培養可能で、密封容器11の一つの区画23aに収納されている。脱酸素剤13および雰囲気インジケータ14が、培地12が収納された区画23aとは異なる区画23bに収納されている。雰囲気インジケータ14は、酸素と二酸化炭素とを透過させる透過膜により形成された収納袋27の内部に、酸素の濃度変化により色が変化する酸素指示薬と、二酸化炭素の濃度変化により色が変化する二酸化炭素指示薬とを含む指示液26を収納して成っている。 (もっと読む)


【課題】親油性で保水性が高く、常温での保管・流通が可能で、長期間の培養および低pHでの培養が可能な微生物検査用培地を提供する。
【解決手段】寒天とジェランガムと塩化ナトリウムと酵母エキスとデンプンとブドウ糖と硫酸とを含有している。寒天は、0.5乃至1.5質量%の割合で含有されている。ジェランガムは、0.05乃至0.2質量%の割合で含有されている。塩化ナトリウムは、0.1質量%の割合で含有されている。塩化ナトリウムは、1価のカチオンを生じている。硫酸は、pH調整剤として含有されている。硫酸により、pHが3.8になるよう調整されている。 (もっと読む)


【課題】無侵襲で、胚盤胞に達した胚の雌雄を容易に判別することができる雌雄判別方法および雌雄判別用試薬、ならびに、胚盤胞に達した胚が退行するか否かを早期に判定することができる退行胚判定方法および退行胚判定用試薬を提供する。
【解決手段】哺乳動物の胚盤胞に達した胚を、活性酸素感受性の蛍光色素を添加した培養液中で所定の培養条件で培養した後、第一蛍光画像を取得する。その胚を、蛍光色素と所定濃度のグルコースとを添加した培養液中で所定の培養条件で培養した後、第二蛍光画像を取得する。第一蛍光画像と第二蛍光画像とを比較し、胚の雌雄を判別する。また、哺乳動物の胚盤胞に達した胚を、活性酸素感受性の蛍光色素を添加した培養液中で所定の培養条件で培養した後、蛍光画像を取得する。蛍光画像の蛍光強度を求め、その蛍光強度をあらかじめ設定された閾値と比較し、胚が退行するか否かを判定する。 (もっと読む)


【課題】病原体が細菌またはウイルスの場合に利用でき、検査時間の短縮を図ることができるリンパ球を利用した抗体検査方法および病原体特定方法を提供する。
【解決手段】被験者から採取した血液からリンパ球を分離し、特定の細菌またはウイルスの病原体の抗原にそのリンパ球を加える。その後、リンパ球の培養条件で保ち、リンパ球のうち活性化したものの増殖状況に基づいて、被験者の特定の病原体に対する抗体の有無を判断する。また、被験者から採取した血液からリンパ球を分離し、細菌またはウイルスの複数種類の病原体の抗原のそれぞれにそのリンパ球を加える。その後、リンパ球の培養条件で保ち、各抗原のそれぞれに対するリンパ球のうち活性化したものの増殖状況に基づいて、被験者の各病原体への感染の有無を判断し、被験者の感染病原体を特定する。 (もっと読む)


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