説明

国立国際医療センター総長により出願された特許

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【課題】 強毒型のA型インフルエンザウイルスを迅速に検査できる検査装置を提供する。
【解決手段】 滴下部を中心として、第1検査部と第2検査部とをストリップ上に配置し、強毒型のA型インフルエンザ核タンパクに対して反応性が低い抗体を使用する。第1検査部と第2検査部のいずれもが呈色するとき、強毒型でないA型インフルエンザウイルスについて陽性であり、強毒型のA型インフルエンザウイルスについて陰性であることが示され、第1検査部及び第2検査部の一方が呈色し、他方の呈色が一方の呈色より弱いとき、強毒型のA型インフルエンザウイルスについて陽性であることが示される。 (もっと読む)


【課題】温度感受性と生体内での長期の血中滞留性とを有するリポソームを提供する。
【解決手段】ポリエチレングリコール部分と感熱応答性部分と疎水性部分とを有する高分子化合物が、リポソーム膜に担持されてなる温度感受性リポソームにより、上記の課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】 生体内に投与した後、目的部位に特異的且つ効率的に集積し、各種癌および疾病を含む部位を特異的且つ安全に検出・診断することができるMRI造影剤として又は磁場療法に利用することができる安定な有機磁性ナノ複合体を提供すること。
【解決手段】 水溶性のカルボキシアルキルエーテル化多糖によって被覆された、10〜100nmの範囲内の全体直径を有する磁性金属酸化物ナノ粒子と、該多糖にリンカーを介して共有結合された部位特異的機能性分子とからなる有機磁性ナノ複合体。 (もっと読む)


【課題】マクロファージーやリンパ球などの休止期細胞への遺伝子導入も可能な遺伝子導入剤を提供する。
【解決手段】芳香環に複数の高分子鎖が置換基として導入された高分子化合物と核酸とのポリプレックスに対し、C45よりなるペプチドを吸着させてなる遺伝子導入剤。前記芳香環が炭素数5〜8の芳香環の、単環又は縮合環よりなることを特徴とする遺伝子導入剤。前記高分子鎖は、ポリアクリルアミド系高分子ブロック鎖又はポリアクリレート系高分子ブロック鎖であることを特徴とする遺伝子導入剤。 (もっと読む)


【課題】SARSコロナウイルスのM蛋白質とN蛋白質の結合を阻害し、ウイルス粒子の形成を阻害する物質、および該物質のスクリーニング方法の提供。
【解決手段】特定のアミノ酸配列を有するペプチドならびに基板上に固相化したM蛋白質もしくはN蛋白質またはそれらの部分ペプチドに、固相化した蛋白質またはペプチドに結合し得るN蛋白質もしくはM蛋白質またはそれらの部分ペプチドとM蛋白質とN蛋白質の結合阻害候補物質を添加し、固相化した蛋白質またはペプチドと固相化した蛋白質またはペプチドに結合し得るN蛋白質もしくはM蛋白質またはそれらの部分ペプチドとの結合が阻害する物質をM蛋白質とN蛋白質の結合阻害物質として選択する、SARSコロナウイルスのM蛋白質とN蛋白質の結合を阻害する物質をスクリーニングする方法。 (もっと読む)


【課題】マクロファージーやリンパ球などの休止期細胞への遺伝子導入も可能な遺伝子ベクターを提供する。
【解決手段】芳香環に複数の高分子鎖が置換基として導入された高分子化合物に、C45D18、C45D20及びC45D29よりなる群から選ばれる1種又は2種以上のペプチドを固定してなる遺伝子ベクター。複数の高分子鎖のうちの少なくとも一つの高分子鎖は、その先端側に、反応活性を有する官能基を側鎖に有する高分子ブロック鎖を有し、ペプチドは、該高分子ブロック鎖の反応活性を有する官能基を介して固定されている。 (もっと読む)


【課題】消化管粘膜傷害治療剤及びそのスクリーニング方法を提供すること。
【解決手段】IL-13によるシグナリングを阻害することを作用機序とする消化管粘膜傷害治療剤が開示される。消化管粘膜傷害治療剤の有効成分としては、IL-13Rα2受容体タンパク質または可溶化IL-13Rα2タンパク質、抗IL-13抗体、またはIL-13と結合し不活性化するタンパク質、可溶化IL-13Rα1受容体、抗IL-13Rα1受容体抗体、IL-13Rα1受容体アンタゴニスト、IL-13前駆体遺伝子またはIL-13Rα1遺伝子に対するアンチセンスオリゴヌクレオチドまたはsiRNA、IL-13またはIL-13Rα1に対するアプタマー等が挙げられる。本発明はまた、消化管粘膜傷害の治療効果を有する物質をスクリーニングするため方法ならびにキットを提供する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、慢性骨髄性白血病の治療薬の感受性に影響を及ぼすbcr−abl融合遺伝子の変異型の検出を容易せしめるための有用な手法を提供するものである。
【解決手段】bcr−abl融合蛋白質のアミノ酸の変異を核酸レベルで解析する方法として、bcr−abl融合蛋白質のアミノ酸番号255番のグルタミン酸から他のアミノ酸への変異を検出する場合、変異部分にプローブを作成し、該プローブと測定したい核酸配列を含む溶液とを混合しプローブと核酸配列のハイブリダイズの様子を解析することで判定できる。また、慢性骨髄性白血病の治療薬の感受性に影響を及ぼすbcr−abl融合遺伝子の変異型を検出するためのプライマーを設計し、遺伝子増幅を行い、遺伝子増幅産物が得られたか否かによって慢性骨髄性白血病の治療薬の感受性を判定する。 (もっと読む)


【課題】 癒着を診断、予防および治療するための薬剤および診断、予防および治療方法を提供すること。
【解決手段】 CCR8阻害剤を有効成分とする、癒着を予防または治療するための医薬組成物が開示される。好ましくは、CCR8阻害剤は、CCR8に結合する抗体、CCR8のリガンドCCL1に対する中和抗体、CCR8ならびにCCL1に対するアプタマー、CCR8のアンタゴニスト、およびCCR8ならびにCCL1遺伝子に対するアンチセンスオリゴヌクレオチドおよびsiRNAからなる群より選択される。また、被検細胞におけるCCR8遺伝子あるいはCCL1遺伝子の発現を検出するか、または被検細胞におけるCCR8またはCCL1の存在量を検出することにより癒着を診断する方法が開示される。さらに、癒着を予防および治療するのに有用な物質をスクリーニング方法が開示される。 (もっと読む)


【課題】ピラジナミド(PZA)耐性菌を効率よく検出しうるプローブセット、PZA耐性菌検出用キット及びPZA耐性菌検出方法を提供する。
【解決手段】PZA薬剤耐性は、菌が保有するピラジナミダーゼ(PZase)の変異により獲得される。PZaseをコードするpncA遺伝子のPZA薬剤耐性に関連するいずれかの変異をもれなく検出することができるプローブセットによる。検体中のpncA遺伝子を核酸増幅方法により増幅した後、これらのプローブセットを用いてPZA耐性菌を検出する。 (もっと読む)


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