説明

株式会社日本AEパワーシステムズにより出願された特許

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【課題】縦磁界電極の磁束密度分布および磁界強度を改善することにより、遮断性能を向上させた真空インタラプタを提供する。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明の真空インタラプタは、向かい合う一対の電極の背面にそれぞれ通電軸を有し、当該各通電軸の周囲に磁性体を設けた真空インタラプタにおいて、一方の電極の背面から前記通電軸の軸方向に所定の距離を保って配置された、U字形でかつ該U字の両端部から前記通電軸の軸方向に伸びた柱状部が前記電極と当接する磁性体と、他方の電極の背面に当接した、円弧形でかつその両端部が前記U字形磁性体の柱状部の軸方向の延長線上に位置する磁性体とを1組として第一の磁気経路を形成し、さらに前記U字形および円弧形を1組とする磁性体と同一形状のもう1組の磁性体を、それぞれ対向する電極の背面に約180度ずらして配置し、第二の磁気経路を形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】絶縁性能及び通電性能を満たし、かつガス絶縁母線を小形化する。また、異物コンディショニングの信頼性を向上させる。
【解決手段】絶縁ガスが封入される円筒状の金属容器1内に、絶縁部材2を介して支持された導体3を有するガス絶縁母線において、金属容器は、絶縁部材2が位置する部位の一定範囲に形成された大径部1aと、大径部を除く部位に形成された小径部1bとを有してなることを特徴とする。これにより、通電時に絶縁部材2の温度が上昇しても、その熱が大径部の広い空間を介して金属容器に伝熱し、金属容器の大径部の広い外表面から大気中に放熱されるから、絶縁部材の温度上昇を規定値内に抑えることが可能になる。また、金属容器の大径部の電界を低くできるから、大径部が異物コンディショニングの異物捕捉部として機能することになる。 (もっと読む)


【課題】ガス絶縁機器を大気中で絶縁ガスと等価な絶縁性能の検証を可能にする。
【解決手段】金属容器1内に電気機器の導体部3が絶縁材2で支持され、金属容器内に絶縁ガスが封入されるガス絶縁機器の絶縁性能を試験する絶縁性能試験方法又は装置において、金属容器の内部を大気の状態のままで、課電線20を介して導体部3に商用周波数の試験電圧を課電し、試験電圧を昇圧して課電線に流れる放電電流を検出し、検出された放電電流に基づいてガス絶縁機器の絶縁性能を試験することにより、絶縁ガスを封入して行う絶縁性能試験よりも十分に低い試験電圧で、絶縁ガスと等価な絶縁性能の検証を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】パッファ形ガス遮断器の開閉動作中に、可動側と固定側の軸のずれを防ぐことで、絶縁ノズルや各接触子に機械的疲労が蓄積するのを防止するとともに、遮断時の消弧性能及び絶縁性能を向上させる。
【解決手段】絶縁ガスを充填する容器1内に、遮断部2を配置してパッファ形遮断器を構成する。この遮断部2は、固定主接触子14、可動主接触子12、アーク固定接触子3、アーク可動接触子5、及び絶縁ノズル13で概略構成する。遮断部2の可動側は、パッファシリンダ10、パッファシャフト19、及びパッファピストン18で概略構成する。パッファピストン18はパッファシャフト19を支持する2つの支持部材15、16を有する。開閉動作の中間位置から閉路位置に至るまでに、可動側重心位置17が2つの支持部材15、16の間にあるように構成する。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、第1可動接触子と共に第2可動接触子を移動させる双可動方式であっても、遮断動作と投入動作を駆動する部材に作用する衝撃負荷を分散して衝撃力が一箇所に集中しないようにし、信頼性向上を図ったガス遮断器を提供することにある。
【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明のガス遮断器は、駆動ロッド19の一部に、内側に突出する曲面形状の凸状部分を設け、該駆動ロッド19の曲面形状の凸状部分が揺動レバー13の一部と接触して該揺動レバー13を回動させて第2可動電極部2を第1可動電極部3と反対側に駆動させるように構成され、かつ、前記揺動レバー13の一端の断面が略扇状に形成されていると共に、投入動作及び遮断動作で前記駆動ロッド19と別個に接触する回転体(35、37)が、前記揺動レバー13の略扇状部分に回動自在に支持されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】静止誘導電器の騒音を低減すると共に、タンク内で高電圧が印加される部位の絶縁耐圧を向上させ、絶縁距離を短くしてタンクを小型化する。
【解決手段】鉄心1と巻線2で構成された静止誘導電器本体を、冷却絶縁媒体3とともにタンク7内部に収納して、前記タンク7内壁側面6には非磁性シールド8を配置した静止誘導電器に適用するものである。前記巻線2の充電部5と前記非磁性シールド8の間で、非磁性シールド8表面の、少なくとも前記巻線充電部5に対向する範囲に、絶縁物9を配置した。 (もっと読む)


【課題】C−GIS内のスペースを有効利用して避雷器を真空バルブ近傍に設置することで省スペース化を図り、真空バルブの電極間に発生する多重再発弧サージなどの過電圧を抑制しつつ、外部から進入する雷サージ等から真空バルブ及び負荷側の変圧器等の機器を保護することができる信頼性の高い真空遮断器を提供する。
【解決手段】金属容器7内に接離自在の一対の接点を有する真空バルブ1と、接点に電気的に接続し、金属容器7から気密を保持しつつ導出する通電導体3a、3bと、接点を開閉操作する操作機構部5とでキュービクル形ガス絶縁開閉装置を構成し、真空バルブ1は中空碍子4a、4bにより金属容器7に支持され、中空碍子4a、4bの内部には避雷器素子4cが配設され、避雷器素子4cの一端は通電導体3a、3bに電気的に接続され、避雷器素子4cの他端は接地されるように構成する。 (もっと読む)


【課題】環境負荷の小さい高電圧大電流通電遮断器を実現する。
【解決手段】動粘度が6mm/s以下の植物由来絶縁油を直接アーク12に吹付ける構成としたため、環境に配慮しつつ高い遮断能力を得ることができる。また、投入通電状態では、静止側固定電極1、駆動側固定電極2及び摺動接触子3を冷却効果の大きい植物由来絶縁油の中に常時置くことにより、高い冷却特性を得ることができるため、ひいては大電流通電も可能となる。 (もっと読む)


【課題】電流遮断性能やコンデンサ開閉性能も向上できる真空遮断器用電極を提供する。
【解決手段】縦磁界形の電極10は、導電棒11の端部に固定するカップ形接触材12と、このカップ形接触材12の端面に固着されてアーク発生部となる接触板14とにより構成され、しかもカップ形接触材12の一端の外周面部分に、軸線に対して傾斜させた複数のスリット13を形成している。接触板14は、高電流遮断性能材料製の中央部材22と、この中央部材と相性が良くかつ高遮断性能である高耐電圧材料製であって、中央部材22の外側に配置して固着する外周部材21とを用いて一体に製作される。 (もっと読む)


【課題】絶縁カバーをパッファシリンダと絶縁ノズルの間に両持ち梁で支持することで組立て作業性を向上させる。
【解決手段】消弧性ガスで充填されたタンク内に、固定側アーク接触子と可動側アーク接触子8と、可動側アーク接触子8を先端に結合するパッファシリンダ6と固定ピストンで形成されたパッファ室と、可動側アーク接触子8を包囲してパッファシリンダ6の先端に取付けられた絶縁カバー10と、絶縁カバー10を包囲してパッファシリンダ6の先端に取付けられた絶縁ノズル9とでパッファ形ガス遮断器を構成し、絶縁カバー10はガス流路10cを有し、パッファシリンダ6の先端と絶縁ノズル9の間に両持ち梁で支持する構成とする。 (もっと読む)


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