説明

株式会社アプロサイエンスにより出願された特許

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【課題】アルギニンの溶液中の実効濃度を増加させ、かつタンパク質の凝集を抑制させる相乗効果により、リフォールディング収率を向上させるリフォールディング組成物や、かかるリフォールディング組成物を用いた変性タンパク質のリフォールディング方法を提供すること。
【解決手段】タンパク質可溶化剤で変性させた変性タンパク質を、アルギニン類と、ヨウ化物塩やチオシアン酸塩などのカオトロープとを含むリフォールディング組成物、及び、リフォールディング緩衝液に希釈し、60℃以下で静置することにより変性タンパク質をリフォールディングする。上記リフォールディング組成物として、0.88M〜2.20Mアルギニン塩酸塩と0.77M〜2.65Mヨウ化アンモニウムとの混合物や0.95M〜1.89Mアルギニン塩酸塩と0.69M〜2.65Mチオシアン酸アンモニウムとの混合物がある。 (もっと読む)


【課題】本発明は、安全性や紫外線防御効果に優れる上に、水溶性であることから水系溶媒に溶解することができ、使用時に白残りしない紫外線防御剤、および同様の作用効果を有する外用剤組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の紫外線防御剤は、ラクトフェリンまたはラクトフェリン誘導体の少なくとも一方を含有することを特徴とする。また、本発明の外用剤組成物は、当該紫外線防御剤を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】タンパク質可溶化剤によって可溶化させた変性又は還元タンパク質を高収率でタンパク質天然構造へとリフォールディングさせる。封入体を形成しやすいタンパク質からのリフォールディング収率を向上させ、これまで入手の難しかったタンパク質を効率的に生産する。
【解決手段】リフォールディング緩衝液に、式(1)
NC(:NH)NH(CHCH(NR)CONR (1)
(式中、Rは水素原子、C1−6のアルキル基、C1−6のハロアルキル基又はC3−6のシクロアルキル基を示す。各Rはそれぞれ独立しており、同一であっても異なっていてもよい。)
で表されるアルギニンアミドまたはその誘導体、あるいはそれらの酸付加塩又は溶媒和物を共存させることを特徴とするタンパク質の再生法。 (もっと読む)


【課題】アルカリ性溶液による洗浄など苛酷な条件において、化学的安定性がより高いイムノグロブリン結合タンパク質をアフィニティクロマトグラフィ用担体に固定するリガンドとして提供する。
【解決手段】スタフィロコッカス(Staphylococcus)プロテインAのCドメイン若しくはCドメインの等機能変異体、又はZドメイン若しくはZドメインの等機能変異体において、イ)33位及び44位のアミノ酸間に疎水結合が形成されるアミノ酸に置換、ロ)37位及び40位のアミノ酸間にイオン結合が形成されるアミノ酸に置換、ハ)5位及び39位のアミノ酸間に疎水結合が形成されるアミノ酸に置換、ニ)27位のアミノ酸を、16位、17位、22位及び31位のアミノ酸から選択される少なくとも1つのアミノ酸との間に疎水結合が形成されるアミノ酸に置換、を行いイムノグロブリン結合タンパク質のアルカリ性条件下における化学的安定性を高める方法。 (もっと読む)


【課題】
複数のタンパク質の混合物である生体由来試料に含まれる標的タンパク質を検出・同定し、定量するための、新規タンパク質定量法を提供する。
【解決手段】
標的タンパク質に対するペプチドを合成し、安定同位体で標識した後、内部標準として生体由来試料に既知量を添加する。その後、プロテアーゼにてタンパク質をペプチドへ消化して、液体クロマトグラフィーを用いてペプチドの分離を行い、質量分析計で分析を行なう。既知量の内部標準ペプチドとタンパク質由来ペプチドのシグナル面積を比較することで、定量を行なう。 (もっと読む)


【目的】室温で安定なタンパク質分子量マーカーを提供する。
【解決手段】 (イ)分子量が5kDa乃至500kDaの範囲内であり、
(ロ)システイン残基を含まず、
(ハ)N末端又は/及びC末端にヒスチジンタグが融合されている
タンパク質を少なくとも2種以上含有し、かつ2種以上のタンパク質の分子量がそれぞれ異なることを特徴とするタンパク質分子量マーカー。 (もっと読む)


【課題】 血液成分を構成するタンパク質群を含む試料からIgGおよびIgG以外の既知血中高含量タンパク質(血清アルブミン等)を一度の簡便な操作で選択的に除去することのできる吸着体を提供する。
【解決手段】 プロテインAまたはプロテインG、およびIgG以外の既知血中高含量タンパク質に対する抗体が吸着体表面に呈示するように不溶性担体に結合していることを特徴とするアフィニティークロマトグラフィー用吸着体。この吸着体を用いて血液成分を含む溶液を処理することにより、タンパク質混合物中からIgGおよび既知血中高含量タンパク質を同時にかつ選択的に分離、除去する。 (もっと読む)


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