説明

ユミコア・アクチエンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフトにより出願された特許

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本発明はアンモニアを使用する選択的接触還元(SCR)によりリーン燃焼内燃機関の排ガスから窒素酸化物を除去する方法に関する。前記排ガスはまず白金含有プレ触媒に供給され、引き続きSCR触媒に供給される。選択的接触還元に必要なアンモニアはプレ触媒の上流で250℃より低い排ガス温度で排ガスに添加し、一方プレ触媒とSCR触媒の間で250℃より高い温度で排ガスに供給する。この方法を採用することにより高い窒素変換率とともに選択的接触還元のためのきわめて広い温度範囲が得られる。
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本発明は、円滑表面を有する触媒層を有するガス拡散電極を生産するプロセスを記載し、この触媒層の円滑表面は、湿潤状態にあるこの触媒層を移送膜と接触させる工程、および乾燥後移送膜を除去する工程によって生産される。改変例Aでは、触媒層は、最初、移送膜上で生成され、次に湿潤状態でガス拡散層に移送される。改変例Bでは、触媒層はガス拡散層に付与され、そして移送膜が次いで上部に配置される。両方の場合で、このように生産された構造物は、次いで乾燥される。さらなるプロセッシングの前に、移送膜が除去され、25ミクロン未満の最大プロフィールピーク高さ(Rp)を有する円滑触媒表面を有するガス拡散電極を与える。これら電極は、燃料電池またはその他の電気化学デバイスのための膜−電極アセンブリを生産するために用いられる。本発明のガス拡散電極を備える膜−電極アセンブリは非常に良好な長期間挙動を示す。
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リーンバーンエンジンは、窒素酸化物をその排ガスから除去するために、窒素酸化物吸蔵触媒を有しており、該触媒はしばしば、エンジンを短時間、リッチバーン運転に切り替えることにより再生しなくてはならない。再生は通常、触媒の後方で窒素酸化物濃度が認容可能な値を越えて上昇した場合に開始される。この場合、再生の間および再生後の触媒の床温度は、窒素酸化物と排ガスの還元性成分との反応の際に放出される熱に基づいて、窒素酸化物の熱による脱着の開始と共に一定の範囲で推移する。これは、すでに再生の間にも、リーンバーン運転への切り替え後にも、窒素酸化物放出量の増加につながりうる。この問題を排除するために、リッチバーン運転を、第一のリッチバーンパルスは、第二のリッチバーンパルスよりも短い時間である2つの時間的に連続するリッチバーンパルスに分割することが提案される。
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リーンバーンエンジンを有する自動車の現代の排ガス浄化装置は、エンジンに近いプライマリ触媒(3)と、底部領域に配置されたメイン触媒(4)とを有し、その際、プライマリ触媒(3)もメイン触媒(4)も、窒素酸化物吸蔵触媒によって形成される。窒素酸化物吸蔵触媒はそのつど、吸蔵触媒(3、4)の後方の排ガス中で窒素酸化物濃度が規定の値を越えると、エンジンがリーンバーン運転からリッチバーン運転へと短時間切り替えられることによって再生される。プライマリ触媒(3)は、特に高温にさらされ、従ってメイン触媒(4)よりもその窒素酸化物吸蔵能の老化が早い。プライマリ触媒(3)の窒素酸化物吸蔵能を監視するために、触媒システムのそのつどの再生を時間およびリーンへの切り替えに関して、実質的にプライマリ触媒(3)のみが再生されるが、メイン触媒(4)は再生されないように選択する。この部分的な再生に関する中断の基準はこの場合、プライマリ触媒(3)によるリッチな排ガスの出現である。リーンバーン運転に切り替えられた後で、触媒(4)の後方の排ガス中の窒素酸化物の濃度が、改めて再生されるまでに必要とされるまでにかかった時間を測定する。測定された時間は、プライマリ触媒(3)の、なお存在する窒素酸化物吸蔵能のための指標である。
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排ガスを2つの部分流に分割し、第1の部分流を冷却し、次いで2つの部分流を再び一緒にまとめることによって、可変な温度を有する、炭化水素を含有する燃料の燃焼により発生する排ガスの流れを生ぜしめることができる。再び一緒にまとめられる排ガス流の温度は、2つの部分流が再びまとめられる前に、2つの部分流を相応に絞ることによって、炭化水素を含有する燃料の燃焼温度と冷却された排ガス部分流の温度との間の温度に調節される。このようにして生ぜしめられた排ガス流は、有利な形式で、自動車排ガス触媒を所定に劣化させるために使用される。この場合、排ガス流の温度変化が、その空気量に影響を及ぼすことがない、という特別な利点を有している。
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本発明は、電気化学の技術分野に関するものであり、燃料電池コンポーネント、特に膜形燃料電池のための膜/電極ユニット(MEE)を製作するための方法ならびに装置について説明するものである。本発明による方法では、アノード電極もしくはカソード電極をまず、加熱され真空で負荷される2つの隣接したローラに被着する。加えられた真空により、アノード電極もしくはカソード電極は、正確に位置決めされた状態でローラギャップに供給され、その後イオン伝導性の膜でラミネートされる。延長された熱影響ゾーンに基づいて、本発明による方法では、高い生産速度が達成される。本発明による装置は、加熱可能な真空ローラを備えたローラプレスから成り、簡単な構造および移載箇所の省略に基づく利点を有している。
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適切な担持体への触媒活性被覆の付与時の被覆濃度の精度は、比較的大きな被覆濃度変動幅での1回の出発被覆後、過多にまたは過少に付与された被覆が、場合により反復的に補正される場合に高めることができる。過多に付与された被覆懸濁液は、被覆の、まだ湿分を帯びている状態で、たとえば後吸出しによって除去されるのに対して、過少に付与された被覆懸濁液は、たとえば被覆懸濁液の付加的な吹付けによって補足される。
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本発明は、燃料電池、特に低温型燃料電池、例えばPEMFC及びDMFC用の触媒含有ガス拡散層に関する。ガス拡散層は、燃料電池のアノード側に使用され、かつ一酸化炭素の除去(PEMFCにおける)もしくはメタノールの酸化(DMFCにおける)を生じさせる触媒成分を含有する。触媒成分は、適している前駆物質化合物から直接に多孔質層材料中で温度処理により製造され、かつガス拡散層の全体積に亘って均一に分配されている。触媒成分は、それにより特に高い活性を有する。さらに触媒含有ガス拡散層の製造方法が記載される。ガス拡散層は、低温型燃料電池用、特にCO含有リホーメートガスを用いて運転されるPEM燃料電池用の膜電極ユニット(MEEs)において使用される。これらはさらに直接メタノール燃料電池(DMFC)において使用されることができる。
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少なくとも1種のアルカリ金属および遷移金属、その他の主族金属、ランタニドおよびアクチニドからなる群から選択される少なくとも1種の他の金属を含有する微粒子のアルカリ金属含有金属酸化粉末の製造が記載される。これらの成分の前駆物質化合物を、固体の形でまたは溶液または懸濁液の形で、無炎の燃焼から生じるガス流を有するパルス反応器に導入し、部分的にまたは完全に所望の多成分金属酸化物化合物に変換する。 (もっと読む)


本発明は、フッ素含有成分と貴金属含有成分とを有する燃料電池コンポーネントをリサイクルする方法に関する。前記方法において、フッ素含有成分は、超臨界状態にある媒体で処理することにより貴金属含有成分から分離される。超臨界媒体として有利に水が用いられる。フッ素含有成分を分離した後に、貴金属含有残留物は、有害なフッ素又はフッ化水素排出なしにリサイクルプロセス中で回収できる。フッ素含有成分も同様に回収できる。この方法は、貴金属及び/又はフッ素含有成分を膜燃料電池、電解セル、バッテリー、センサー及び他の電気化学デバイスから回収する際に使用される。
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