バセル ポリオレフィン イタリア エス.アール.エル.により出願された特許
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ブテン−1共重合体およびそれらの製造方法
本発明は、以下の性質:
a)反応性比の積 r1・r2 ≦2;
b)アイソタクチック・ペンタッドの形態にあるブテン−1単位の含量(mmmm)>98%;および
c)ブテン単位の4,1挿入の不存在
によって特徴付けられる、エチレンおよび/またはプロピレンから誘導される単位を40モル%まで含むブテン−1共重合体に関する。
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オレフィン類の気相触媒重合
[要旨] 複数の相互連結した重合区画で行われるオレフィン類の気相触媒重合方法であって、この方法は、反応条件下での触媒の存在下、該重合区画への1以上のモノマーの供給、および該重合区画からのポリマー物質の捕集を含む。この方法において、ポリマー粒子は、流動床が形成されている第1の重合区画内で成長し、少なくとも該ポリマー粒子の一部分は、該第1の重合区画を離れて第2の重合区画へ入り、そこを通ってそれらは下方へ流れ、該第2の重合区画を離れて第3の重合区画へ入り、そこを通って、急速な流動化または移送条件下でそれらは上方へ流れ、該第3の重合区画を離れて第1の重合区画中へ再導入され、このようにして、異なる重合区画の間でのポリマーの循環が確立される。
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熱接着不織布用に適するポリプロピレン繊維
4〜50g/10分のMFR値を有するプロピレンポリマー組成物を含む熱接着用の繊維。該組成物は、i)少なくとも0.8重量%のエチレンと、任意に1種以上のC4〜C10α−オレフィンとを含有し、溶融温度が155℃以上であり、室温におけるキシレン可溶画分の含有量が5重量%より低く、TREFにより25℃から95℃の温度範囲で回収されるポリマー画分と、キシレン可溶画分との比の値が8より高い結晶性プロピレンランダムコポリマーまたは結晶性プロピレンポリマー組成物;ならびにii)溶融温度が153℃以上であり、室温におけるキシレン可溶画分の含有量が10重量%より低く、少なくとも0.64重量%のエチレンおよび/またはC4〜C10α−オレフィン繰り返し単位を含有し、かつ(I)結晶性プロピレンホモポリマーおよび/または1.5重量%までのエチレンおよび/またはC4〜C10α−オレフィンを含有する結晶性プロピレンランダムコポリマー20〜80%;および(II)プロピレンと、エチレンまたはC4〜C10α−オレフィンとの結晶性ランダムコポリマー20〜80%を含む結晶性プロピレンポリマー組成物から選択される。
4〜50g/10分のMFR値を有し、少なくとも0.64重量%のエチレン含量を有し、かつ(A)結晶性プロピレンホモポリマーおよび/または1.5重量%までのエチレンおよび/またはC4〜C10α−オレフィンを含有する結晶性プロピレンランダムコポリマー20〜80重量%および(B)プロピレンと、5より高く9重量%までのエチレンとの結晶性ランダムコポリマー20〜80重量%を含むポリマー組成物。該繊維を用いて製造される不織布は、衛生用途に有用である。
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スパンボンド不織布に適するポリプロピレン繊維
6〜150g/10分のMFR(1)値を有し、(i)少なくとも0.8重量%のエチレンを含み、溶融温度が153℃以上であり、室温におけるキシレン可溶画分の含有量が10重量%より低く、25℃から95℃の温度範囲で回収されるポリマー画分と、室温におけるキシレン可溶画分との比の値が4結晶性プロピレンランダムコポリマーまたは結晶性プロピレンポリマー組成物;ならびに(ii)溶融温度が153℃以上であり、室温におけるキシレン可溶画分の含有量が10重量%より低い結晶性プロピレンポリマー組成物であって、該組成物が少なくとも0.64重量%のエチレンおよび/またはC4〜C10α−オレフィン繰り返し単位を含有し、かつ(I)結晶性プロピレンホモポリマー、または1.5重量%までのエチレンおよび/またはC4〜C10α−オレフィンを含有する結晶性プロピレンランダムコポリマー20〜80%;および(II)(IIa)プロピレンと0.8〜10重量%のエチレンとのコポリマーおよび/または(IIb)プロピレンと1.5〜18重量%のC4〜C10α−オレフィンとのコポリマーから選択される結晶性ランダムコポリマー20〜80%を含むものから選択されるプロピレンポリマー組成物(A)を含むスパンボンド布地用の繊維。
該ポリマー組成物(A)は、MFR(1)のMFR(2)に対する比が1.5〜60であるという条件の下で、0.5〜50g/10分のMFR値(MFR(2))を有する前駆体ポリマー(B)を化学的分解に付すことにより得ることができる。上記のプロピレンポリマー組成物(ii)および該繊維から製造される不織布。該布地は、カバーストックおよびオムツに有用である。
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オレフィンの重合用成分および触媒
本発明は、Mg、Ti、ハロゲン、および特定式のγ-ブチロラクトン誘導体から選択される電子供与体を含む、オレフィンCH2=CHR(式中、Rは水素または1〜12の炭素原子を有する炭化水素基である)の重合用固体触媒成分に関する。前記触媒成分は、オレフィン、特にプロピレンの重合に用いられるとき、高収率で、かつ高いキシレン不溶性によって示される高いアイソタクチック指数を有するポリマーを与え得る。 (もっと読む)
剛性、衝撃強さおよび破断点伸び率の良好なバランスならびに低い熱収縮を有するポリオレフィン組成物
A) A1) 結晶性プロピレンホモポリマーまたはコポリマーを50〜70重量%;およびA2) C4-C10 α-オレフィンを15〜35重量%含む、エチレンと一以上のC4-C10 α-オレフィンとの一以上のコポリマーを30〜50重量%;含むポリマーブレンド(ここで、該ポリマーブレンド(A)は、10 g/10分以上のMFR値、8重量%以上のC4-C10 α-オレフィン全含量および1.3〜2 dl/gの室温でのキシレン可溶性画分の極限粘度値を有し、(A1)および(A2)の量はポリマーブレンドの全重量に対するものである);ならびに、任意に、B) 90ポイント以下の硬度値(ショアーA、ASTM D-2240)を有し、A2)とは異なる弾性ポリマーを1〜15重量%;および/またはC) 無機充填剤を0.5〜20重量%(ここで、任意の成分(B)および(C)の量は組成物の全重量に対するものである)
を含む、曲げ弾性率、アイゾッド衝撃強さおよび破断点伸び率の改善されたバランスを示すポリマー組成物。
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耐衝撃性ポリオレフィン組成物
(A) 5.2〜10の多分散度指数値、および97.5モル%より高いアイソタクッチクペンタッド(mmmm)含量を有する結晶性プロピレンポリマーを50〜80重量%;該ポリマーはプロピレン由来の繰返し単位を少なくとも95重量%含む;
(B) エチレンと少なくとも一つのC3-C8 α-オレフィン コモノマーとの第一の弾性コポリマーを5〜20重量%;該第一の弾性コポリマーはエチレンを25重量%〜40重量%未満含み、室温で85より高く95重量%までの量でキシレンに可溶であり、そのキシレン可溶のフラクションの極限粘度[η]は2.5〜4.5 dL/gの範囲にある;および
(C) エチレンと少なくとも一つのC3-C8 α-オレフィン コモノマーとの、第二の弾性コポリマーを10〜40重量%;該第二の弾性コポリマーはエチレンを50〜75重量%まで含み、50〜85重量%の量で室温でキシレンに可溶で、そのキシレン可溶のフラクションの極限粘度[η]は1.8〜4.0 dL/gの範囲にある;
を含むヘテロ相ポリオレフィン組成物
[ここで、成分(A)〜(C)の全量に基づいて、コポリマー(B)およびコポリマー(C)の量の和は20〜50重量%の範囲であり、成分(A)〜(C)の全量に基づいてエチレンの全量は23重量%までであり、室温でキシレンに不溶なフラクションの重量%(%XIF)を掛けた、室温でキシレンに不溶なフラクションのエチレン含量(C2xif)と、室温でキシレンに可溶なフラクションの重量%(%SXF)を掛けた、室温でキシレンに可溶なフラクションのエチレン含量(C2xsf)との比、すなわち、(C2xif×%XIF)/(C2xsf×%SXF)は、次の関係(I):
(ここで、xはエチレンの全量である)
を満たす]。
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射出成形に適したポリオレフィンマスターバッチ及び組成物
A)メルトフローレート1〜250g/10分を有するポリプロピレン成分15%〜50%(重量によるパーセント)及びB)60重量%〜85重量%のエチレンを含み、室温でキシレンに部分的に可溶のオレフィンポリマー50%〜85%を含むマスターバッチ組成物であり、マスターバッチ組成物が、(i)2.9dl/g以下の室温でのキシレン可溶画分での極限粘度数[rl]の値([rl]sol)、及び(ii)4以下の比MFR/[TI],,,,(MFRは全組成物のメルトフローレートである)であるマスターバッチ組成物。 (もっと読む)
オレフィン類の重合用触媒成分および触媒
本発明は、Mg、Ti、ハロゲンおよび特定の式のβ−ケト−エステルから選択される電子供与体を含む、オレフィン類CH2=CHR(ここで、Rは水素または1〜12の炭素原子を有する炭化水素基である)の重合用固体触媒成分に関する。該触媒成分がオレフィン類、特にプロピレンの重合に用いられるとき、高収率で、高いキシレン不溶性で表現される高アイソタクティック指数のポリエチレンを与えることができる。 (もっと読む)
塩化マグネシウムに基づく付加物およびそれから得られる触媒成分
式:MgCln(OR)2-nLBp(式中、nは0.1〜1.9であり、pは0.4より大きく、そしてRはC1―C15の炭化水素基である)により定義される互いのモル比で、式:MgCln(OR)2-nの化合物および非プロトン性ルイス塩基(LB)を含むルイス塩基付加物。本発明の付加物は、オレフィン重合用のチーグラー−ナッタ触媒成分の前駆体として特に有用である。 (もっと読む)
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