説明

合資会社京都インスツルメンツにより出願された特許

1 - 4 / 4


【課題】 変形量が大きく、且つ簡単な構造を有する圧電アクチュエータを提供する。
【解決手段】 圧電体の分子又は微結晶又は微粒子(分子等)を、配向領域14内において、電圧の印加により生じる伸縮の大きい方向が放射状に並ぶように配向させた圧電材料層11の上下に、1対の電極12及び13を設ける。この圧電アクチュエータは、電極間に電圧を印加すると、分子等がこの放射方向に伸びようとし、それにより中心付近が圧電材料層に垂直な方向に移動するように変形する。全ての分子がそろって放射方向に伸縮することから、変位量を大きくすることができる。 (もっと読む)


【課題】 有機半導体から成るチャネル層の電気伝導度が大きく、それによりスイッチング特性の良好な、低消費電力の有機電界効果トランジスタ(有機FET)の製造方法を提供する。
【解決手段】 絶縁層12、ソース電極13及びドレイン電極14上に形成された有機半導体材料層15の表面のうち少なくともソース電極13−ドレイン電極14間のチャネル領域の少なくとも一部において、鋭利な先端形状を有する部材21を接触させて該表面に平行な力を加える(図(d))ことにより、その領域において有機半導体材料層15を構成する微結晶を上記力の方向に応じた方向に配向させる。こうして微結晶が配向したチャネル領域は電気伝導度が大きくなり、それにより有機FETのスイッチング特性が向上する。 (もっと読む)


【課題】 直線偏光を発光することができる有機EL素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 透明電極22上に、通常の有機EL素子に用いられるものと同様の発光層23を形成する(b)。この発光層23の表面に、鋭利な先端形状を有する部材29を用いて、表面に平行な方向の力を加える(c)ことにより、発光層23中の分子又は微結晶又は微粒子を所定の方向に配向させる(d)。その上に反射電極を形成する(e)。こうして作製された有機EL素子の透明電極22−反射電極24間に電圧を印加すると、発光層23中の分子等が所定方向に配向しているために、その配向方向に対応する方向の直線偏光を発光する。 (もっと読む)


本発明は、任意の微小な領域のみを構造制御する全く新しい薄膜の製造方法を提供することを目的とする。製膜途中または製膜後の膜全体または膜内の任意の部分について、その膜温度を非晶部のガラス転移温度以上に設定した上で、鋭利な先端形状を有する部材を用いて力を加えることにより、膜の構造を制御するようにした。本製造方法を実現する装置として、原子間力顕微鏡を用いることもできる。
(もっと読む)


1 - 4 / 4