説明

財団法人 岡山県産業振興財団により出願された特許

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【課題】小型でありながら構造が比較的単純で、かつ混合効率を有効に高めることができるマイクロミキサーを提供する。
【解決手段】第1流体が第1方向に指向した流れになるように案内する細溝部102aと太溝部102bとを連結して構成される第1区画溝102と、第1区画溝の太溝部内に、前記第1方向とは逆向きに指向した流れになるよう第2流体を案内する先端溝部103aを有し、第1区画溝内を流れる第1流体7と第2区画溝103内を流れる第2流体8とを向流で衝突させて得られる混合流体9を、前記第1方向と同じ向きに指向した流れに案内するとともに、前記混合流体の圧力を高める第3区画溝104と、第3区画溝と連通し、第3区画溝から吐出される混合流体9の流体圧力を下げ、これに伴って生じる渦流により混合流体の混合を促進させる混合促進空間105と、混合促進空間内の混合流体を所定の回収手段へ案内する案内部材106とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】小型でありながら構造が比較的単純で、かつ混合効率を有効に高めることができるマイクロミキサーを提供する。
【解決手段】第1流体7が第1方向xに指向した流れになるように案内する第1区画溝102と、第1区画溝102の下流側部分の流路スペースS1よりも狭い流路スペースS2をもつ第2区画溝103と、前記第1流体7と第2流体8とを向流で衝突させて得られる混合流体9を、前記第1方向xと同じ向きに指向した流れに案内するとともに、前記混合流体9の流量を減じて流体圧力を高める第3区画溝104と、該第3区画溝104と連通し、前記第3区画溝104から吐出される混合流体9の流体圧力を下げ、これに伴って生じる渦流により混合流体9の混合を促進させる混合促進空間5と、該混合促進空間5内の混合流体9を所定の回収手段へ案内する案内部材106とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】単純な装置構成でありながらも、混合効率を有利に高めることができるマイクロミキサを提供する。
【解決手段】マイクロミキサ1は、流体が供給される供給口2と、かかる供給口2から供給された流体の流れを分断する向きに配置され、流体を通す複数の孔5を有する複数の分流板4とを具える。また、分流板4同士は離間しており、分流板4のうち、対向する分流板4の、一方の分流板4における孔5の軸線Aは、他方の分流板4における孔5の軸線Aと離間した位置にある。 (もっと読む)


【課題】マイクロリアクターの小型化、集積化を可能にすることにある。
【解決手段】アクティブスラグリアクター1は、入口2,3と出口4との間を繋ぐ流路5を具え、前記流路5の互いに対向する内面5a,5bがそれぞれ、その流路5に沿って並んだ凹凸を有し、前記互いに対向する内面5a,5b間の最小距離が、前記流路5内を流れるスラグ流のスラグがその表面張力下でそれら互いに対向する内面の両方に同時に接触しつつ移動する距離であり、前記互いに対向する内面5a,5bが前記スラグを変形させながらその流路に沿って案内する。 (もっと読む)


【課題】小型でありながら混合効率を有利に高めることができるマイクロミキサを提供する。
【解決手段】マイクロミキサは、流体が供給される複数の供給口を有するベースプレート、各供給口から流体が通る、各流体宛少なくとも1本、合計で少なくとも2本の分配流路を有する分配プレート、各分配流路からの流体を合流、混合させる少なくとも1本の混合流路を有する合流プレート、及び混合された流体を貯留する貯留部を有するトッププレートを積み重ねてなる。かかる分配流路は、隣接する分配流路間にて並列に延在する本流路と、本流路から分岐し、対向する本流路に向かって延在する複数本の支流路とを具え、支流路は、隣接する一方の分配流路の支流路の少なくとも先端部と他方の分配流路の支流路の少なくとも先端部とが交互に並ぶ配置となる。また、混合流路は、隣接する分配流路間にある全ての支流路を横切る方向に延在し、各支流路との交点から流体を導く。 (もっと読む)


【課題】スラグ流を再現性良く堅実に形成すること。
【解決手段】互いに混じり合わない複数の流体を、それぞれ個別に複数の流入流路を通して一箇所に合流させると共に、単一の流出流路を通して流出させるマイクロリアクターであって、上記流出流路の中途部に一時滞留空間部を設けて、同一時滞留空間部の内壁表面と各流体との親和性により各流体の一時滞留空間部内での滞留時間に差異が生じるようにした。その結果、一時滞留空間部の出口から流出流路の下流側に、複数の流体が微少な区分で交互に流出されて、微少流体区分いわゆるスラグ流(交互流)を再現性良く堅実に形成することができる。 (もっと読む)


【課題】連続相に供給する流体の流量を正確にコントロールして、液滴の平均粒径を正確にコントロールする。
【解決手段】マイクロリアクタは、分散相9を液滴の状態で連続相8に混合する。マイクロリアクタは、外周を円柱状とするロータ1と、ロータ1を回転させるモータ4と、ロータ1の外側に配設されて、ロータ表面10との間に円筒状の流路隙間3を設けると共に、ロータ1の軸方向に離して複数の供給孔20を設けている筒体2と、流路隙間3に連続相8を供給する連続相供給器5と、筒体2の供給孔20に分散相9を供給する分散相供給器6と、流路隙間3に連結している排出路7とを備える。マイクロリアクタは、ロータ1をモータ4で回転させる状態で、連続相供給器5から流路隙間3に供給される連続相8に、分散相供給器6から供給される分散相9を供給孔20から供給して連続相中に液滴とし、排出路7から排出する。 (もっと読む)


【課題】微小化が可能な簡易な構成で、かつ素早い追従性でプラグ流からの液体同士や液体と気体との分離を連続的に行ない得るようにすることにある。
【解決手段】所定の軸線Cに対し半径方向へ延在するとともに一端部を所定プランジャ室内に前記半径方向の内方へ向けて開放された入口回路2dと、各々前記軸線上に延在するとともに、互いに近接した一端部同士を前記軸線に対し前記入口回路と同一の半径方向へ曲げられて、前記入口回路を前記軸線方向で間に挟む位置で前記プランジャ室内に前記半径方向の外方へ向けて開放された二つの出口回路3c,4c,5b,5cと、前記プランジャ室内に前記軸線方向へ移動可能に収容されるとともに、磁性体を有し、前記軸線方向への移動によって前記入口回路の前記一端部を前記二つの出口回路の前記一端部に選択的に接続するプランジャ6と、前記入口回路に供給される流体の種類に応じて前記プランジャを前記軸線方向に往復移動させる電磁駆動手段7,8と、を具えることを特徴とするマイクロ分離装置1である。 (もっと読む)


【課題】マイクロリアクターの小型化、集積化を可能にすることにある。
【解決手段】二つの部材間に挟まれたプレート7に形成されたスリットまたは、部材もしくはプレートの表面に形成されて他の部材で蓋をされた溝によりそれぞれ構成された第1の流入流路1と第2の流入流路2と流出流路3とを具え、前記第1の流入流路1と前記第2の流入流路2とは互いに対向もしくは交差する方向に延在してそれらの衝突点または交差点で合流し、前記流出流路3は前記第1の流入流路と前記第2の流入流路とが合流した点Iから前記第1の流入流路1および前記第2の流入流路2の両方と交差する方向に延在していることを特徴とする、衝突型マイクロミキサーである。 (もっと読む)


【課題】複数成分で構成される微液滴やマイクロカプセルを所望の構成や構造で多量に生成できるようにすることにある。
【解決手段】主流用流路1と、複数本の副流用流路2A,2Bと、少なくとも一端部に位置する所定配置の複数の開口部7a、7bが前記複数本の副流用流路に連通するとともに他端部7cが前記主流用流路に連通する副流合体用流路7と、を具えてなるマイクロリアクターである。 (もっと読む)


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