説明

株式会社カルディオにより出願された特許

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【課題】 拍動血流を常に供給し続けることができる血液供給装置を提供する。
【解決手段】 拍動により血液を断続的に送出する拍動ポンプ10と、拍動ポンプ10から送出された血液を一時的に貯留する液溜まり部20と、液溜まり部20から拍動ポンプ10への逆流を阻止する逆止弁23とを備え、拍動ポンプ10から液溜まり部20を経て体内に血液を供給する血液供給装置であって、液溜まり部20は、弾性により内容積が変化する可変チャンバー22を備えており、拍動ポンプ10の収縮期に導入される血液の一部を可変チャンバー22の拡張により貯留すると共に、拍動ポンプ10の拡張期に可変チャンバー22を弾性収縮させて貯留された血液を排出する。 (もっと読む)


【課題】 低侵襲かつ簡単な手技により心臓の心室中隔穿孔を塞ぐことができる心室患部補綴具およびそれを留置せしめる心室患部補綴具治療セットを提供する。
【解決手段】 本発明の心室患部補綴具は、心臓の心室内に収まる略椀状の椀状部材10と、椀状部材10を心臓の心室内に固定する固定部材20を備える。椀状部材10の固定状態において椀状部材10の外壁面で心臓の心室壁を覆うことにより心臓の心室中隔穿孔を塞ぐように留置せしめる。ここで椀状部材10の一例として、収縮・伸張が可能であるスプリング材11と、その外壁面の少なくとも一部を覆いスプリング材11の収縮・伸張に従動して収縮・伸張が可能である布状部材12とを備えた構造とすることができる。布状部材12により心臓の心室中隔穿孔をより密着して閉鎖せしめることができる。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、石灰化など、移植における問題を解決した移植用組織を提供することを課題とする。
【解決手段】
本発明者らは、未処理組織に生体適合性高分子を含ませ、これにγ線照射を暴露させることによって、予想外に組織が強化され、石灰化が抑制されたことを見出し、上記課題を解決した。従来、生体由来組織の脱細胞化が石灰化抑制のポイントであるとの認識があったが、γ線照射でも、脱細胞化以上の効果を達成しうることが本発明によって示された。 (もっと読む)


【課題】 心筋細胞を選択的かつ高率に製造する方法、及び幹細胞から心筋細胞への選択的分化誘導を促進する分化誘導促進剤を提供する。
【解決手段】 幹細胞を、分化誘導時に、sFRP−1又はsFRP−2の存在下で培養する。分化誘導時は、胚様体形成期又は胚様体形成期相当期であってもよいし、あるいは胚様体を経ずに中胚葉が形成された後、心筋細胞に分化誘導されるまでの間の少なくとも1日間であってもよい。sFRP−1又はsFRP−2は、既知の分化誘導因子よりも高率に幹細胞から心筋を分化誘導できる。 (もっと読む)


【課題】未分化な幹細胞を高率かつ選択的に心筋細胞へと分化誘導する方法の提供。
【解決手段】胚性癌種細胞(EC細胞)における心筋細胞への分化誘導時に発現量が増加する遺伝子の探索を行うことで、幹細胞から心筋細胞への分化誘導を促進させる候補分子の特定を行った。その結果、胚性癌種細胞系における心筋分化誘導時に発現量が一時的に上昇する物質として、骨形成因子(BMP−5)又は、Wntシグナルの分泌性阻害因子(sFRP−5)を見出した。胚性癌種細胞系における心筋分化誘導開始から10日以内に当該物質の作用下で幹細胞の培養を行う。 (もっと読む)


組織を把持するための把持部1と、該把持部を操作するための操作部2と、一端が該操作部に接続された連結部3と、を有する外科用ホルダーであって、該把持部は、第1把持板と、該第1把持板に対して近接離間可能に該第1把持板に対向して設けられた第2把持板と、を有し、該把持部の一端部に、組織の一部を第1および第2把持板の間で把持し得る第1把持部と、該第1把持部によって組織の一部を把持した際に組織の他部を露出させ得る開口部とが設けられ、該把持部の他端部に、第1および第2把持板の間で組織把持空間を形成し得る第2把持部が設けられている外科用ホルダー。
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【課題】 針部を、体内組織の所望の深さにまで、より確実に且つスムーズに穿刺することが出来る薬液注入装置を提供する。
【解決手段】 本体チューブ10内に、先端が針部とされた針状管体12と、第一ガイドワイヤ14と、第二ガイドワイヤ16とを挿入せしめる一方、かかる本体チューブ10に、第一及び第二ガイドワイヤ14,16をそれぞれ外部に延出せしめる第一及び第二開口部28,36を設けると共に、針状管体12の針部を外部に突出せしめる突出孔32を設け、更に、第二開口部36からの第二ガイドワイヤ16の延出部分を支持するサポートチューブ60を本体チューブ12に設けると共に、このサポートチューブ60の先端部分が、基部側部分よりも高い柔軟性を有するように構成した。 (もっと読む)


本発明は、生体の臓器または組織の損傷などの処置において、自己化するような組織片を提供することに関する。従来は細胞を含ませることが必要であると考えられていた移植のための組織片の代わりに、生体分子と支持体とを含む生体適合性組織片を用いると、上述のような自己化する性質を具備することを予想外に発見したことにより上記課題を解決した。したがって、本発明は、生体適合性組織片であって、A)生体分子;およびB)支持体、を含む、生体適合性組織片を提供する。本発明はまた、A)粗面を有する第一層;およびB)生体内衝撃に耐え得る強度を有する第二層、を含み、該第一層と該第二層とが少なくとも1点で接着される、生体適合性組織支持体を提供する。
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【課題】 心筋前駆細胞に特有な表面マーカーの提供、並びに当該表面マーカーを用いた、心筋前駆細胞の単離方法及びその為のデバイス及び心筋前駆細胞の体内導入用デバイスの提供。
【解決手段】 中胚葉細胞を含有する細胞集団についてCD44、Flk1およびPDGFRαからなる群より選択される少なくとも1種の蛋白質の発現を解析する工程、及びCD44、Flk1およびPDGFRαからなる群より選択される少なくとも1種を発現している細胞を回収する工程を含む、中胚葉細胞を含有する細胞集団から心筋前駆細胞を単離する方法、及び当該方法を用いるデバイス。
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【課題】 薬液中に含まれる可及的に全ての生体物質の健全な状態が維持されつつ、薬液を薬液注入器具内に導くことが出来る薬液注入制御装置を提供する。
【解決手段】 装置本体12に、薬液が流動可能な流路77,78,80,50eと薬液の流入口76及び流出口21とを設けると共に、流路77,78,80,50e内での薬液の流れが層流状態となるように、かかる薬液の流れを制御する第一の制御手段58,64と、この層流状態とされた流路内での薬液の流れが、更に旋回流となるように、薬液の流れを制御する第二制御手段70とを、装置本体12に更に設けて、構成した。 (もっと読む)


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