説明

マイクロ化学技研株式会社により出願された特許

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【課題】マイクロチップを用いた細胞培養において薬液を培養部に通液する際に、気泡や夾雑物の流入を防止し、また急な流量変化を防止することができるマイクロデバイス及びバイオアッセイシステムを提供する。
【解決手段】
培地供給用流路及び試料供給用流路のいずれか一方を培養部につなぐ流路切り替えバルブと、培地供給用流路と連通し培地が内部に充填された際に培地との比重差を用いて培地中の気泡及び夾雑物をトラップするチャンバーとを有するマイクロデバイス。 (もっと読む)


【課題】マイクロ流路の特定の部位に、抗体等のポリペプチドを的確に固定化した、抗原等の選択結合性物質の測定装置を提供すること。
【解決手段】マイクロ流路内の所望の部位にリンカー構造を介して共有結合によりポリペプチドが結合されて成るイムノアッセイ装置等の選択結合性物質測定装置であって、前記ポリペプチドが、抗体等の、いずれかの生体由来物質と選択的に結合し得るポリペプチドであり、前記リンカーが、ベンゾフェノン構造と、ポリエチレングリコールのような親水性領域と、カルボキシル基をこの順序で含む。 (もっと読む)


【課題】アンモニア等の液体に可溶性のガスを、再現性良く、高感度に測定する方法及びそれに用いられる気液相分離方法並びにそのためのマイクロ流路チップを提供すること。
【解決手段】マイクロ流路チップは、基板内に設けられたマイクロ流路と、マイクロ流路の下流端に接続され、深さが10μm〜100μmであり、上部が多孔性膜で被覆された気液相分離マイクロ流路とを具備する。マイクロ流路内を流通する気相と液相から成る二相流であって液相流がマイクロ流路の周縁部を流通し、気相流がその内側を流通する二相流から、気相を排除して液相流にする気液相分離方法は、マイクロ流路チップ内のマイクロ流路に二相流を流通させ、気液相分離マイクロ流路に導き、この領域を流通させ、それによって気相流を多孔性膜を介して気液相分離マイクロ流路から外部に排出することを含む、を提供する。 (もっと読む)


【課題】微量の全血試料から、遠心分離を行うことなく血漿を分離することが可能な血漿分離装置を提供すること。
【解決手段】血液から血漿を分離する装置は、血液を流通させる血液流路と、血液流路と少なくとも部分的に並行して配置され、血液から分離された血漿が流通する血漿流路と、血液流路と該血漿流路を隔てるフィルターであって、血液中の血球成分は通過できないが血漿は通過可能な孔径を有するフィルターとを具備する。血液流路と血漿流路は、フィルターを介してこれらの流路の長手方向に沿って少なくとも部分的に互いに接し、血液流路及び血漿流路の幅がそれぞれ30μm〜500μmの範囲、深さがそれぞれ10μm〜200μmの範囲、フィルターが血液流路及び血漿流路と接触する幅がそれぞれ30μm〜500μmの範囲であり、血液流路を流通する血液中の血漿が、フィルターを介して前記血漿流路に移動する。 (もっと読む)


【課題】装置全体の小型化を図り、コスト面でも有利な多チャンネル熱レンズ分光分析ユニットを提供する。
【解決手段】多チャンネル熱レンズ分光分析ユニットは光源ユニット10と、多チャンネルの測定ユニット20と、受光処理ユニット30とからなる。光源ユニット10は励起光光源1、検出光光源2、励起光と検出光を合波する波長合波器3を備える。測定ユニット20は光源ユニット10からの励起光と検出光を照射レンズ14を介して試料17に照射し、試料17中に形成された熱レンズを透過した検出光を受光ファイバ16で受光する多チャンネルの光路を有する。光源ユニット10と測定ユニット20との接続部に光スイッチ11が配置されており、光スイッチ11は各光路を順次切り換える。受光処理ユニット30は各光路の受光ファイバ16で受光した検出光を、PD21で光電変換し、処理して各試料の濃度を求める。 (もっと読む)


【課題】 毛髪等に蓄積された化学物質を迅速かつ定量的に抽出、分析することのできる新しい技術手段を提供する。
【解決手段】 密閉容器内に毛髪もしくはその同等物からなる固形試料と、溶媒または溶媒と溶出促進剤と共に固体振動子を収納した後に、密閉容器を振動させ、前記試料の粉砕と同時に試料からの化学物質の抽出を行う。 (もっと読む)


【課題】 異常型プリオン蛋白(PrPSc)の検出や測定値に悪影響を及ぼすことがなく、少ない工程数で短時間の内にその前処理を完了することが可能な、PrPScの検出又は測定用の試料を調製するための哺乳動物組織材料の前処理方法を提供する。
【解決手段】 採取した哺乳動物組織材料に、界面活性剤とプロティナーゼKとを含んでなる分解酵素混液を加えてホモジナイズ処理する可溶化PrPC分解工程を備える。また、分解酵素混液に、DNA分解酵素及び/又はRNA分解酵素及び/又はコラーゲン分解酵素を添加する。 (もっと読む)


【課題】
マイクロチップを用いて複数元素を同時に高感度に分析できるようにする。
【解決手段】
マイクロチップ1は、基板30と、基板30の内部に形成された流路23と、基板30の平坦な表面の一部からなり、流路23の出口が開口9cとして形成され、その開口9cから溢れ出た測定対象液が基板30の平坦な表面にとどまって分析試料となる分析部10とを備えている。このマイクロチップ1を使用して、分析部10に測定対象液を分析試料として溢れ出させ、好ましくは分析試料を乾燥させた後、1次X線を全反射の条件で入射させて蛍光X線を検出する。 (もっと読む)


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