説明

株式会社エフティエスにより出願された特許

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【課題】燃料収容部内の燃料に加速度が生じた場合に、燃料送出室に燃料を確実に確保することが可能な燃料タンク構造を得る。
【解決手段】リザーブカップ42内には、ジェットポンプ66とメインサクション46の間に位置する仕切板72が設置され、リザーブカップ42内を、メインサクション46が配置された燃料送出室42Aと、ジェットポンプ66が配置された燃料導入室42Bとに隔てている。仕切板72は、車両前後方向に対して傾斜して配置されており、リザーブカップ42内の燃料に対し車両の前方向、車両後方向、左方向及び右方向のいずれの方向の加速度が作用した場合でも、燃料導入室42B内の燃料の一部が燃料送出室42Aに流れ込む。 (もっと読む)


【課題】燃料タンク本体と一体でその内部に設けられた樹脂製の側壁を有するキャニスタにおける活性炭の微粉化を抑制可能な燃料タンク構造を得る。
【解決手段】燃料タンク本体14は樹脂製とされ、その内部にはタンクアッパ14Uと一体でキャニスタ32が設けられる。キャニスタ32の底板部材36は側壁34Sよりも低膨潤性とされ、さらに、側壁34Sの外側に外壁部材46が形成される。燃料タンク本体14内の燃料が側壁34Sに直接的に接触しなくなるので、側壁34Sの膨潤を抑制できる。活性炭52が充填されたキャニスタ32内部に隙間が生じることも抑制でき、活性炭52が不用意に移動しなくなるので、移動に起因する微粉化も抑制できる。 (もっと読む)


【課題】リサイクル利用を促進し、剛性が高く、耐衝撃性の優れた燃料タンクを提供する。
【解決手段】燃料タンク1の外壁10は、外側から順に、表皮層11、外部本体層12、外部接着剤層14、バリヤ層14、内部接着剤層15及び内部本体層16から形成され、全体の肉厚が3mm〜8mmである。表皮層11と内部本体層16は、高密度ポリエチレンで形成される。外部本体層12は、高密度ポリエチレンの再生材を主材として形成され、粒径が10μm以下の無機フィラーを外部本体層12の全重量に対して10重量%〜35重量%含有するとともに、外壁10の全体の肉厚に対して25%〜50%の肉厚を有する。外部接着剤層13と内部接着剤層15は、高密度ポリエチレンとバリヤ層14の両方に接着性を有する合成樹脂で形成され、バリヤ層14は、燃料油が透過しにくい合成樹脂で形成された自動車用燃料タンクである。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造で、複数の燃料タンクのそれぞれへ分配される充填量を調整できる燃料タンク装置を得る。
【解決手段】第一インレットパイプ22の途中からは第二インレットパイプ24が分岐し、分岐部30が構成される。第一インレットパイプ22の分岐用開口の口縁上側からは、第一インレットパイプ22の中心線に向かって整流板32が延出される。この整流板32により、第二インレットパイプ24内よりも第一インレットパイプ22内のほうへより多くの燃料が流れるようになる。分岐部30に、切替管のような部材が不要なので、簡易な構造となる。 (もっと読む)


【課題】タンク容量が大きく、蓋体の取り付けが容易で、シール性に優れて、開口部から燃料の浸透の少ない燃料タンクの開口部構造とその燃料タンクの製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも外層2、内層3及びその間の中間層4を有する熱可塑性合成樹脂製の燃料タンク本体1に、開口部10を一体的に形成する開口部構造とその製造法である。開口部10は、筒状部11と、ヘヤピン状に折れ曲がる折曲部12とから構成される。折曲部12の少なくとも一部は、開口面に垂直な方向から圧縮した他の部分よりも薄肉の圧縮部13を有する。筒状部11の外層に複数の係止孔32を有する金属製の環状の蓋係止部材30の一部を一体的に埋設し、蓋係止部材30の係止孔32に係合する係合爪部24を有する金属製の環状の取付部材20の係合爪部24を係止孔32に係合して、開口部10を塞ぐ蓋体40を開口部10と取付部材20で挟持する。 (もっと読む)


【課題】燃料タンクのロアシェル部にサブタンクを一体的に形成し、フューエルポンプユニットの取付け、取外しが容易で、燃料送出に優れた燃料タンクを提供するものである。
【解決手段】分割して別々に成形されたアッパーシェル部とロアシェル部が融合された熱可塑性合成樹脂製の燃料タンクにおいて、サブタンク30をロアシェル部20と一体的に形成し、サブタンク30内に燃料を送出するフューエルポンプユニット40を着脱自在に取付けた。フューエルポンプユニット40は、少なくともフューエルポンプ43と、ユニットケーシング47とを有する。ユニットケーシング47は、ユニットケーシング上部47aにフューエルポンプ43を収納し、ユニットケーシング下部47bはユニットケーシング上部よりも横方向に広げて空間を有するように形成し、ユニットケーシング下部を覆うようにフィルタ52を着脱可能に取付けた燃料タンクである。 (もっと読む)


【課題】ニップルとニップル取付部からの燃料透過性のきわめて低い、シール性に優れた自動車用燃料タンクのニップル取付構造を提供する。
【解決手段】燃料タンク1は、それぞれ内側樹脂層15、25と、外側シート層16、26とより構成されるアッパーシェル部10とロアシェル部20を溶着形成される。ニップル取付部13は、円筒部13aと底壁部13bを有し、その燃料タンクの外面側は、外側シート層により覆われる。ニップル30は、筒状部31と、溝部35と、フランジ部の下部の筒状部の外周に取付けられるシール部材34とを有する。ニップルがニップル取付部とサポートリング60に挿入され、シール部材34がニップル取付部13の外側シート層16に当接し、サポートリング60の係止爪63がニップル30の溝部35に嵌合してニップルを係止する燃料タンクのニップル取付構造である。 (もっと読む)


【課題】燃料タンクにキャニスタを一体的に形成し、大気開放用ポートや排出パージポートのポート取付部の空気流通性とシール性とに優れた燃料タンクを提供する。
【解決手段】燃料タンク1は、別々に成形されたアッパーシェル部10とロアシェル部20の接合周縁部が融合して一体に構成される。キャニスタ30は、側壁31がアッパーシェル部の外壁から一体的に垂下して形成され、底壁33はアッパーシェル部とは別体で形成され、底壁33は側壁31の先端に固着される。上部壁37に、大気開放用ポート取付部40と、パージポート取付部50を形成し、大気開放用ポート取付部とパージポート取付部には、上部壁からポート取付部空間43、53を形成するようにポート取付部側壁41、51を下方に延設し、ポート取付部空間とキャニスタの燃料蒸気吸収部材35の間を仕切るフィルタ44、54をポート取付部側壁41、51の先端に固着した。 (もっと読む)


【課題】 透過防止性のシートを確実に溶着して、透過防止性の優れた中空樹脂成形品を製造することが課題である。
【解決手段】熱可塑性合成樹脂製の中空樹脂成形品において、中空樹脂成形品1は、アッパーシェル部10とロアシェル部20とから構成される。アッパーシェル部10とロアシェル部20は、それぞれ射出成形により分割して別々に成形された内側樹脂層15、25と内側樹脂層の外面に接合された外側シート層16、26から構成され、外側シート層は、それぞれアッパーシェル部10とロアシェル部20の開口周縁部11、21の先端まで延設される。そして、アッパーシェル部とロアシェル部のそれぞれの開口周縁部が溶着されるとともに、アッパーシェル部とロアシェル部の開口周縁部の外側シート層16、26は、互いに溶着されている中空樹脂成形品とその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】アッパーシェル部とロアシェル部を別々に形成し、内部に燃料ポンプユニット等を装着した、点検開口部を容易に開口させることのできる燃料タンクが必要である。
【解決手段】燃料タンク1は、それぞれ内側樹脂層15、25と、内側樹脂層の外面を覆う外側シート層16、26とより構成された、アッパーシェル部10とロアシェル部20の接合周縁部が融合され一体に構成される。シェル部の外壁の一部に、部品の点検開口部13を設け、点検開口部13は、蓋部13aにより閉じられ、蓋部を外側シート層が覆うとともに点検開口部の内側樹脂層に、蓋部が分離された場合には点検開口部を塞ぐ開口部開閉蓋50が取付け可能な点検開口部ネジ部14が形成される。蓋部は、燃料タンク内の部品の点検時には外側シート層とともに分離可能に形成される。 (もっと読む)


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