説明

株式会社サンキープにより出願された特許

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【課題】従来、義歯の制作には、熟練した者が咬合器を用いてロウ堤に植設された人工歯を、その上下左右の咬交状態を一つ一つ確認して、植設し直し、調整していたが、この作業に熟練と手間を要したという点の改善を課題とする。
【解決手段】義歯を構成した下顎人工歯2の臼歯咬合面に、所定深さの窩洞 2aを設け、この窩洞内に樹脂製の可塑性歯科材料3、あるいは鋳造物製のインレーワックスを充填した。そして、この義歯の上下の歯を咬合させた状態で下顎を前後左右の移動限界まで動かすことにより、上顎臼歯舌側咬頭頂が下顎臼歯咬合面上で接触通過した軌跡を滑走接触痕4aとして、可塑性歯科材料やインレーワックスの表面に残し、この滑走接触痕4aを歯科の常法に則って刻削することにより、その咬交状態の調整が行えるようにした。 (もっと読む)


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