説明

ダナ−ファーバー キャンサー インスティチュート,インコーポレイテッドにより出願された特許

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【課題】癌の存在を同定するのを助け、NOTCHシグナル伝達のインヒビターに応答する癌細胞を同定することにおいて診断上有用であり、NOTCHシグナル伝達経路インヒビターによる直接的で合理的な癌処置を可能にする、ヒト腫瘍における新規な変異を同定する方法を提供する。
【解決手段】実質的に精製された変異NOTCH−1レセプターであって、当該変異NOTCH−1レセプターは、特定のアミノ酸配列を含み、ただし、当該アミノ酸配列は、アミノ酸1571〜1622および/または1674〜1730および/またはアミノ酸2311〜アミノ酸2556に1以上の変異を有し、その結果、当該変異NOTCH−1レセプターは、γ−セクレターゼとのインキュベーションに応じて、変異していないNOTCH−1と比べて増強したシグナル伝達を示す、実質的に精製された変異NOTCH−1レセプター。 (もっと読む)


【課題】内因性ヒト単球化学吸引性タンパク質(MCP−1)の単球化学吸引活性を阻害し、および内因性ヒトMCP−1に対して少なくとも1つの修飾を含むヒトMCP−1誘導体の提供。
【解決手段】MCP−1について、a)28位チロジンをアスパルテートで置換する、b)24位アルギニンをフェニルアラニンで置換する、c)3位アスパルテートをアラニンで置換する、及び/又はd)2〜8位のアミノ酸配列を欠失させた、MCP−1誘導体。 (もっと読む)


【課題】真核生物DNAミスマッチ修復経路、関連遺伝子および、例えば、薬物のスクリーニング、ガンの予後および診断におけるその使用における新規の方法の提供。
【解決手段】真核細胞のDNAミスマッチ修復経路において変化があるかどうかを調べる方法であって、以下の工程: a)予め選択された真核生物から生物学的標本を単離する工程;b)DNAミスマッチ修復経路のヌクレオチド配列またはその発現産物における変化について該標本を試験する工程;およびc)工程b)で得られる結果と野生型コントロールとを比較する工程を包含する、方法。 (もっと読む)


新規な治療薬の開発の必要性に鑑み、本発明は、新規なヒストンデアセチラーゼ阻害剤を提供する。これらの化合物は、エステラーゼによる非活性化に感受性を与えるエステル結合を含む。したがって、これらの化合物は、皮膚疾患の治療に特に有用である。この化合物が血流に達すると、エステラーゼまたはエステラーゼ活性を有する酵素は、この化合物を、生物学的に不活性なフラグメントまたは活性が著しく減少したフラグメントに切断する。理想的には、これらの分解性生物は、短い血清半減期および/または全身半減期を示し、迅速に除去される。これらの化合物およびその医薬組成物は、たとえば、皮膚T細胞リンパ腫、神経線維腫症、乾癬、脱毛、皮膚色素沈着および皮膚炎の治療に特に有用である。また、本発明は、本発明の化合物およびその中間体を製造する方法も提供する。
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骨髄内において低酸素細胞を選択的に枯渇させる改良された方法が開示される。本方法は、宿主対象の骨髄における造血幹細胞(HSC)の移植を向上させるために使用することができる。又、宿主対象の骨髄内の癌を処置する方法も開示される。本発明は、低酸素細胞が選択的に枯渇されるように、具体的には低酸素細胞を殺傷するが、非低酸素細胞を殺傷しない殺細胞性薬剤と細胞を接触させることによって、HSCを含めた骨髄内の低酸素細胞を選択的に枯渇させる方法を提供する。一実施形態において、本薬剤は、対象が固形腫瘍を有さないことを条件に、細胞移植又は実質臓器移植(例えば、骨髄、ドナー動員抹消血、及び臍帯血)の前にin vivoで対象に投与される。 (もっと読む)


【課題】真核生物DNAミスマッチ修復経路、関連遺伝子および、例えば、薬物のスクリーニング、ガンの予後および診断におけるその使用における新規の方法の提供。
【解決手段】真核細胞のDNAミスマッチ修復経路において変化があるかどうかを調べる方法であって、以下の工程: a)予め選択された真核生物から生物学的標本を単離する工程;b)DNAミスマッチ修復経路のヌクレオチド配列またはその発現産物における変化について該標本を試験する工程;およびc)工程b)で得られる結果と野生型コントロールとを比較する工程を包含する、方法。 (もっと読む)


本発明は、細胞増殖障害(例えば癌)およびタンパク質分解障害(例えば神経変性障害)のようなタンパク質分解障害を治療する方法に関する。本発明は、アグレソーム阻害剤、またはアグレソーム阻害剤とプロテアソーム阻害剤との組み合わせを用いてこれらの疾患を治療するための方法および薬学的組成物を提供する。本発明は、さらに、多発性骨髄腫を治療するための方法および薬学的組成物に関する。新しいHDAC/TDAC阻害剤およびアグレソーム阻害剤ならびにこれらの化合物を合成するための合成方法も提供される。
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【課題】MCP−1の領域を変異させることで、単球吸引活性の阻害を可能にする。
【解決手段】単球吸引活性の阻害は、次の方法の一つ以上でMCP−1が修飾されるときに成功することが見出された。すなわち、a)28位チロジンをアスパルテートで置換する、b)24位アルギニンをフェニルアラニンで置換する、c)3位アスパルテートをアラニンで置換する、及び/又はd)2〜8位のアミノ酸配列を欠失させる、である。請求項記載のMCP−1誘導体は、MCP−1の単球吸引活性を阻害する必要のある患者に投与することができる。例えば、冠動脈形成手術を受けた患者に普通に生ずる再狭窄を防止するためにこの誘導体を使用することができる。本発明はさらに、この誘導体を用いるMCP−1の単球吸引活性を阻害する組成物及び方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、PGC−1βの発現または活性を調節することによって、脂質関連疾患および障害(例えば、高脂血症、高トリグリセリド血症、高コレステロール血症、心臓血管疾患、肥満症およびII型糖尿病)を処置するための方法ならびに脂質生合成、脂質輸送、血漿トリグリセリドレベルおよび/または血漿コレステロールレベルを調節するための方法を提供する。脂質関連疾患または障害を処置または予防することができる化合物を同定するための方法もまた記載される。 (もっと読む)


本発明は、ウイルス粒子および/または真核細胞の表面上にて融合ポリペプチドをコードする核酸を発現し得るポリヌクレオチドベクターを含む構築物に関する。本発明の方法は、融合タンパク質をコードする核酸配列を含有するウイルス提示ベクターを使用する。この融合タンパク質は、リーダーペプチド、候補ポリペプチド、免疫グロブリン分子の一部、および膜貫通部分を含有する。必要に応じて、この融合タンパク質はさらに、候補ポリペプチドの発現をウイルス粒子表面(あるいはエンベロープ、env)上へ向ける、エンベロープ組み込みシグナルを含有する。
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