説明

勝倉株式会社により出願された特許

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【課題】フェノール樹脂系繊維と他の繊維をうまく用いて、従来、難燃性であると言われるレベルをはるかに超える不燃特性を有するとともに、フェノール樹脂系繊維が有するほとんど染色できず、通常は、該フェノール樹脂系繊維が持つ固有の色を呈して繊維構造体を構成せざるを得ないという問題を解決できる不燃性繊維構造体とその製造方法を提供すること。
【解決手段】フェノール樹脂系繊維を芯成分とし他の繊維をカバリング成分としてなる芯鞘構造糸あるいはフェノール樹脂系繊維糸と他の繊維糸の交撚糸を用いて形成された繊維構造体に、ケイ酸ナトリウム重合体および/またはホウ酸ナトリウム重合体を付着させてなる不燃性繊維構造体。 (もっと読む)


【課題】 難燃性を有する布帛ならびに、このような布帛を製造する装置および方法を提供する。
【解決手段】 布帛5は、織布である基布に、銅からなる導電層3が形成さているので、電磁波遮蔽性能を有する。また布帛5が有する導電層3は、外部に露出しないように難燃性材料であるシリコン樹脂からなる被覆層4で覆われている。この被覆層4が設けられることによって、布帛5を構成する基布2への燃焼に必要な酸素および熱のうち少なくともいずれか一方が遮蔽される。これによって基布の材料に関わらず、基布が延焼してしまうことが防ぐことができる。したがって難燃性を有する布帛を実現することができる。 (もっと読む)


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