説明

株式会社柳生により出願された特許

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【課題】ボルトの丸軸部に回転自在に軸支される動刃と、ボルトの角軸部に回転不可に軸支される静刃を有し、静刃より突出するボルトに螺着のナットと静刃の間にコイルバネが装着される理髪用鋏の枢軸構造において、ボルトの角軸部と静刃の角穴との間に若干の遊びがあっても静刃がボルトに対しガタ付いたり傾いたりして刃が開くことなく、鋏の切れ味が向上すると共に、鋏のスムースな開閉が行われる。
【解決手段】静刃11に凹部14が形成され、凹部内のボルト13のネジ部13dには内径が該ネジ部13dの外径より小である、ゴム製のブッシュ21が押込まれ、ブッシュ21の外側に非圧縮状態での内径がブッシュ21の外径より小であり、かつ自然長の長さがブッシュ21の軸方向の長さより長いコイルバネ22が押込まれ、ナット23を捩じ込み、コイルバネ22を圧縮すると、コイルバネ22が凹部周面に圧着し、ボルト13と静刃11を一体化する。 (もっと読む)


【課題】枢軸部でのガタ付きを少なくして切れ味を向上させた鋏の枢軸構造を提供する。
【解決手段】枢軸26は丸軸部26aと角軸部26bを同一軸線上に有し、丸軸部26aはテーパ部26aを備えている。第1の刃体21には枢軸26の丸軸部26aが嵌合する丸穴部と、枢軸26の角軸部が嵌合して回り止めされる角穴部23eと、前記テーパ部26aに係合するテーパ部23cを備えた座繰り穴23が形成される一方、第2の刃体22には、前記枢軸26の軸部26bが軸受29を介して回転自在に軸支される座繰り穴24が形成され、枢軸26を第1の刃体側から第2の刃体22に通したのち、第2の刃体側から止ネジ27を前記枢軸26の軸部26bの軸端に捩じ込み、第1及び第2の刃体21及び22を開閉可能に連結する。 (もっと読む)


【課題】一対の鋏体を交差させて交差部を枢軸により連結して開閉可能とし、両鋏体は刃が枢軸を曲率中心とする円弧状の刃部及び刃部間の溝より構成されて櫛歯状をなし、鋏を閉じるとき、両刃体の前記刃部及び溝がそれぞれ合わさる梳き鋏において、鋏を閉じたとき、刃部の刃先のエッジが溝内に突出して鋏捌き時に髪の毛に引っ掛ることがないようにする。
【解決手段】刃部11a、12aは刃先に向かって先細りの形態をなすと共に、溝11b、12bは先端の開口に向かって拡開する形態をなす。 (もっと読む)


【課題】鋏を閉じる方向に動かすと、刃の接触圧が増加して頭髪を確実に切断することができる鋏の枢軸構造を提供する。
【解決手段】枢軸21は、頭部21aと、矩形部21bと、頭部21aと矩形部21bとの間に形成される大径のネジ部21cを備え、第1の刃体22は、基部に矩形孔22aを有し、前記枢軸21の矩形部21bが嵌挿されることによって枢軸21と第1の刃体22とが回転不可で一体となって回転する。第2の刃体24は、基部にフランジ25aを備えたブッシュ25が捩じ込んで固着され、ブッシュ25には前記枢軸21のネジ部21cが捩じ込んで回転自在に螺着される。第2の刃体24を回動すると、ネジ部21cに捩じ込まれて第2の刃体24が第1の刃体22に押し込まれる。 (もっと読む)


【課題】触点を有することなく切れ味を良好に維持し、軽快な鋏捌きが得られる理髪用鋏の枢軸構造を提供する。
【解決手段】枢軸13により回転自在に軸着される第1の刃体11と第2の刃体12は、内側の枢軸13の周りの対向面に凹溝15及び16を形成している。鍔17a付きのブッシュ17が前記枢軸13に回転自在に嵌挿されると共に、鍔部17aが第1の刃体11の凹溝15に装着されている。枢軸13の指環部側における第1の刃体11には調節ネジ22が捩じ込まれ、その先端が鍔部17aに押し当った状態で捩じ込むと、第1の刃体11は指環部側が第2の刃体12の指環部側より浮き上がり、かつ刃先側が第2の刃体12の刃先側に閉じて刃先同士が押付けられるようになっており、その押付け力は調節ネジ22の捩じ込み操作によって調整される。 (もっと読む)


【課題】指環部を備えた第1及び第2の刃体を基部の平坦部において枢軸により回動自在に軸着し、かつ指環部側の平坦部に触点を設け、該触点を互いに摺接させながら鋏を開閉操作することにより頭髪の切断を行う理髪用鋏であって、鋏先端部分や鋏根元部分での頭髪の切断を切れ味よく行うことができるようにする。
【解決手段】第1の刃体12と第2の刃体14には、枢軸21より指環部11、13側の平坦部15、17に第1の触点24と第2の触点25を、第1の触点24はほぼ直線状をなして枢軸21近くに、第2の触点25は円弧状をなして枢軸21より離れた箇所に設ける。各触点24及び25は、少なくとも表面がテフロン加工されて低摩擦係数で、耐摩耗性とされる。そして第2の触点25は第1の触点24より高く形成され、第2の触点同士が接触した状態で第1の触点同士は接触しないようにされる。 (もっと読む)


【課題】刃体先端の刃先の密着度アップと、刃体側縁の刃部の密着度アップとの選択操作が容易に行えるようにした理髪用鋏の枢軸構造を提供する。
【解決手段】第1の刃体2と第2の刃体4を軸着する枢軸5が断面円形の第1の軸部5bと断面正方形の第2の軸部5cを有し、第1の刃体2が第1の軸部5bに転がり軸受5を介して回転自在に軸支される。第2の刃体4は円形の凹所7を形成すると共に、該凹所7内に開口する断面正方形の軸孔13を有し、軸孔13に枢軸5の第2の軸部5cを通すことにより枢軸5と回転方向に一体化される。凹所7には断面正方形の軸孔13と、該軸孔13の一辺に沿う突部12を形成した円形のカラー9が装着され、第2の軸部5cへ差し込む向きを90°変えることにより突部12で第2の刃体4が押し上げられ、刃先又は刃部が第1の刃体の刃先又は刃部に押付けられるようにする。 (もっと読む)


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