説明

株式会社工研設計により出願された特許

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【課題】 地震や地盤沈下により隣接するケーソン同士に位置ずれが生じた場合でも、遮水機能を損なうことなく、また、漏水が生じた場合でも迅速に検知して対処することができるケーソンの目地部構造を提供する。
【解決手段】 ケーソン2の端面に、遮水用凹部3と監視用凹部6を形成する。これら凹部3、6はケーソン3の下部側から上部側にかけて徐々に拡開されている。隣接するケーソン3を支持地盤10の設置した状態で、それぞれの遮水用凹部3と監視用凹部6とが対向して位置するようにし、遮水用凹部3で形成される遮水用空間部30にI形鋼4を収容させ、監視用凹部6で形成される監視用空間部60に二重管7a、7bからなる保護管7を収容させる。この遮水用空間部30にアスファルト系や土質系、コンクリート系の遮水材を注入して充填させる。保護管7には漏洩センサのケーブルを挿通させて、漏水の有無を検出する。 (もっと読む)


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