説明

有限会社リード技研により出願された特許

1 - 2 / 2


【課題】非鉄金属の溶融炉で生じた浮滓を攪拌破砕し、該浮滓に混入している非鉄金属溶融物を浮滓破砕物から比重分離して回収するのに用いる浮滓処理装置として、浮滓処理槽内に投入直後の浮滓中の非鉄金属溶融物が部分的に固化する懸念がなく、浮滓全体としても冷えにくく、溶融物の回収率が向上し、抽出回収までの時間的余裕が得られ、処理ライン構築上の制約が小さくなるものを提供する。
【解決手段】上方に開放して浮滓を収容する浮滓処理槽1と、浮滓処理槽1内に配置する攪拌羽根2と、攪拌羽根2の回転駆動手段3と、浮滓収容槽1を傾かせる傾動手段4とを備え、浮滓処理槽1の底部中央位置に直立する筒状部1aが一体形成され、筒状部1aの内側に非接触状態で同心状に配置した回転駆動軸30の頂部30aに、攪拌羽根2の取付基部20が相対回転不能に連結され、浮滓の収容前に浮滓処理槽1を外側から予熱する予熱機構5を具備する。 (もっと読む)


【課題】非鉄金属の溶融炉で生じた浮滓を攪拌破砕し、浮滓に混入している非鉄金属溶融物を比重分離して回収する浮滓処理装置として、処理効率がよく、優れた耐熱性及び耐久性を備え、構造的に簡素で小型溶融炉用に適したものを提供する。
【解決手段】上方に開放した浮滓処理槽1と、浮滓処理槽1内に配置する攪拌羽根2と、攪拌羽根2の回転駆動手段3と、浮滓収容槽1を傾かせる傾動手段4とを備え、浮滓処理槽1の槽本体10の底壁部10b中央位置に、直立する筒状部11が一体形成され、筒状部11の内側に、回転駆動軸5が断熱材6を介して非接触状態で同心状に配置し、筒状部11の頂端11aより突出した回転駆動軸5の頂部5aに、攪拌羽根2の取付基部20が連結され、回転駆動手段3は回転駆動軸5を回転駆動させるように構成されてなる。 (もっと読む)


1 - 2 / 2