説明

ルルギ・ゲーエムベーハーにより出願された特許

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脂肪族アルコールの製造方法において、植物油および動物脂肪が、加圧下において蒸気に対する向流内で脂肪酸およびグリセリンに分解され、反応生成物は物理的に、脂肪酸を含む相およびグリセリンを含む砂糖水に分離され、脂肪酸は蒸留され、分離された脂肪酸留分は230から270℃および大気圧で脂肪族アルコールとともに強く混合され、エステル化によって得られたワックスエステルは、固定台触媒上で、水素を添加することにより脂肪族アルコールに水素化され、反応生成物は脂肪族アルコールおよび水素に分解される。ワックスエステルの水素化を簡単にするため、押し出しによって製造される、主成分の銅および銅−クロム酸化物と二次成分の亜鉛、アルミニウム、鉄、ケイ素およびアルカリ土類元素とからなる均一に成形された触媒体からなる固定台上で180から220℃および70から100bar[a]でワックスエステルを水素化する。
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尿素、置換された尿素、カルバミド酸の塩もしくはエステル、またはそれらのN−置換誘導体の塩もしくはエステルを、次の一般式(I)
【化1】


[式中、Rは2〜12個の炭素原子をもつ直鎖状または分枝状アルキレン基を意味し、そしてnは2〜20の数を意味する]
で表されるポリアルキレングリコール、ポリエステル−ポリオールまたはポリエーテル−ポリオール中で、あるいは次の一般式(II)
【化2】


[式中、R’は1〜12個の炭素原子をもつアルキル、アリールまたはアシル基を意味し、そしてp及びqは1〜20の数を意味する]
で表される完全にまたは部分的に加水分解されたポリビニルアルコール中で、あるいはこれらの化合物が溶解されている混合物中で、アンモニア解裂を促すアルカリ性触媒を用いてカーボネート及びカルバメートを含有する混合物に転化し、その際遊離するアンモニアまたはアミンをストリップガスにより反応混合物から除去する、有機カーボネート及びカルバメートの混合物から構成される中間生成物、並びにそれらの製造方法が記載される。
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アンモニアの解離を促す触媒の存在下に、尿素、置換された尿素、カルバミド酸の塩もしくはエステル、またはそれのN−置換誘導体の塩もしくはエステルを、一般式(I)
【化1】


[式中、Rは、炭素原子数2〜12の直鎖状または分枝状アルキレン基であり、そしてnは2〜20の数を意味する]
で表されるポリアルキレングリコール、ポリエステルポリオールまたはポリエーテルポリオールと、または一般式(II)[式中、R’は炭素原子数1〜12のアルキル基、アリール基またはアシル基であり、p及びqは1〜20の数を意味する]で表される完全にもしくは部分的に加水分解されたポリビニルアルコールと、あるいはこれらの化合物の混合物と反応させることによって得られかつその際遊離したアンモニア、またはアミンがストリップガスによって反応混合物から除去された有機カーボネート及びカルバメートの混合物からモノマー性有機カーボネートを製造する方法であって、この際、上記混合物は、モノマー性カーボネートの生成の下に及び上記式(I)または(II)のポリマー性ポリアルコールの再生成の下に、アルコールもしくはフェノール類と反応させる方法が開示される。
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尿素、置換された尿素、カルバミド酸の塩もしくはエステル、またはそれらのN−置換誘導体の塩もしくはエステルを、第一段階で、一般式(I)
【化1】


[式中、Rは2〜12個の炭素原子をもつ直鎖状もしくは分枝状アルキレン基を意味し、そしてnは(2)〜(20)の数を意味する]
のポリアルキレングリコール、ポリエステル−ポリオールもしくはポリエーテル−ポリオール中、あるいは一般式(II)[式中、R’は1〜12個の炭素原子をもつアルキル、アリールもしくはアシル基を意味し、p及びqは1〜20の数を意味する]の完全にもしくは部分的に加水分解されたポリビニルアルコール中、あるいはこれらの化合物が溶解されている混合物中で、アンモニア解裂を促す触媒の存在下に反応させてカーボネート及びカルバメートを含有する混合物に転化し、その際遊離されるアンモニアもしくはアミンをストリップガスにより反応混合物から除去し、そして第二の反応段階(エステル交換反応)にて、カーボネート及びカルバメートを含有する上記混合物を、モノマー性カーボネートの生成の下に及び式(I)もしくは(II)のポリマー性ポリアルコールの再生成の下に、モノマー性アルコールもしくはフェノール類と反応させることを含む、モノマー性有機カーボネートの製造方法が記載される。

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