説明

王子マテリア株式会社により出願された特許

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【課題】原料に未脱墨の古紙パルプを用い、板紙の製造工程中の白水循環系のスライムコントロールだけでは防止しきれないスライムやノロといわれる異物による成紙欠点を防止して板紙を製造する。
【解決手段】
未脱墨の古紙を製紙原料として板紙を製造する方法において、次亜塩素酸又は次亜塩素酸塩を含有する水溶液をpH5〜7に調整し、ワイヤーパート及び/又はプレスパートにおいて、シャワー水として、霧状またはシャワー状に噴霧する。更に、前記シャワー水は次亜塩素酸又は次亜塩素酸塩を有効塩素濃度で0.5ppm〜2ppmの範囲に調整されて板紙の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
本発明の解決課題は、表層に古紙が多く含有されていても、長期に亘って撥水性に優れる多層構造ライナーと、古紙由来の灰分を除去することによって、多層構造ライナーを安価に製造することができる多層構造ライナー製造方法とを提供することである。
前記多層構造ライナーにおいては、その表層に乾燥重量で0.1〜2g/mの撥水剤が塗工されているのが好ましい。
【解決手段】
本発明の課題を解決するための第1の手段は、
古紙含有率が60質量%以上であって、灰分が7質量%以下、かつ、密度が0.78g/cm以上である表層を有することを特徴とする多層構造ライナーである。 (もっと読む)


【課題】
紙及び板紙の滑り性を減少させ、しかも持続性のある防滑効果を紙の表面に付与することにより、荷崩れ防止、包装物の滑り抜け防止を図ることにある。
【解決手段】
モース硬度4以上を有する非晶質無機顔料である珪酸を主体とする火山ガラス質白土を防滑剤として使用し、少なくとも1層からなる紙又は板紙の表層または裏層に火山ガラス質白土を含有する紙又は板紙。さらに、ワックス類を含浸または塗工してなる撥水ライナーにおいて、該撥水ライナーの表層に火山ガラス質白土を防滑剤として含有する撥水ライナー。
なし (もっと読む)


【課題】 優れたインキ発色性を有した自然色調の色相をもつ多層抄きカートン原紙で、かつ、紙器・包装材料・箱等に加工した時の罫線割れ特性が改善された多層抄きカートン原紙を提供することにある。
【解決手段】 多層抄きカートン原紙の最上層が段ボール古紙を高濃度叩解したパルプ(A)と未晒クラフトパルプ(B)を主体として構成され、かつ、その表面反射特性L*、a*、b*の値が所定の範囲内にあるときに視覚的には非常に優れたインキ発色性を示し、更に、ティシュペーパーの箱とした場合、取出し口のフィルムを無くすことで、中身のティシュペーパーの白さとカートン原紙の色彩が鮮やかなものとなる。罫線割れ特性が改善されているので、あらゆる紙器・包装材料・箱に加工可能である。 (もっと読む)


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