説明

独立行政法人水産大学校により出願された特許

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【課題】 通常の方法で製造した生食に適した魚肉を冷蔵保存する場合に比べて、その消費期限を3倍から5倍に伸ばした「生食に適した魚肉」の製造方法を提供する。
【解決手段】 20℃培養計数法によって測定したときの細菌数が10の2乗/g未満である生の魚肉は100MPa〜150MPaの高圧で、又は、同じく細菌数が10の4乗/g未満であり、食用有機酸液に瞬時浸漬した生の魚肉は80MPa〜150MPaの高圧で、どちらも0℃〜10℃の圧力媒体を用い1時間〜5時間処理した後、冷蔵することを特徴とする長期保存性を有する「生食に適した魚肉」の製造方法。 (もっと読む)


【課題】どのような方法で解凍しても、解凍硬直が起こらず、ドリップやチヂレは抑制された、色調、食感、風味が優れた高品質の解凍生鮮マグロ肉とすることができる冷凍マグロを提供すること。
【解決手段】捕獲直後に−40℃以下に急速凍結されたマグロを、−8℃〜−15℃で1日間〜10日間保管した冷凍マグロ、及び捕獲直後に−40℃以下に急速冷凍されたマグロを、−8℃〜−15℃で1日間〜10日間保管した後、解凍することを特徴とする冷凍マグロの解凍方法。 (もっと読む)


【課題】 冷蔵中の生の魚肉(未調味の魚肉加工品を含む)について、その商品価値を損なうことなく、また、その包装状態とは無関係に、流通に供されている生食用鮮魚の細菌数の自主基準値として多用されている「検体1g当りの細菌(生菌)数が100万未満(公定法による)」であるか否かを、細菌検査に関する専門的な知識や技能を要することなく、肉眼で容易に、かつ魚肉ごとに検知できる方法とその検知方法に用いる簡便なセンサーを提供する。
【解決手段】 冷蔵中の生の魚肉について、その魚肉から滲出するドリップに接触するようにアゾ色素(食用赤色102号等)を含むセンサーを取り付け、センサーの色の変化の有無を肉眼で観察することによって当該魚肉の細菌汚染レベルを検知する方法。その検知方法には、アゾ色素を布等の平面媒体に吸着させるか又は寒天等の固形媒体に溶解させ固化したセンサーを使用する。 (もっと読む)


【課題】小型魚を水中から、特に小型の海水魚を海水中から鎮静化させた状態で取り上げることができ、高品質な魚類を供することのできる電気による魚の鎮静化装置および魚取り上げ方法を提供すること。
【解決手段】水中12の魚Fに通電可能な電極機能を備えた網部(たも網)2を有すること、更に網部2との間に通電可能とする対電極3と、網部2および対電極3に通電する電源4とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】二枚貝の飼育において貝肉及び貝殻を良好に成長させる二枚貝飼育用飼料と、この飼料を用いる二枚貝飼育方法を提供する。
【解決手段】(A)成分:家畜乳又は家畜乳加工物、(B)成分:全卵の加水分解酵素処理物及び(C)成分:パン酵母をスプレードライしたイーストパウダー、の内の1種以上を必須成分とする二枚貝飼育用飼料。この飼料を用いる二枚貝飼育方法。 (もっと読む)


【課題】指向性を備える光源を利用して円筒状の筐体の周囲に複数の光の濃部と光の淡部を形成して魚類の蝟集・滞留性を向上した水中集魚灯を提供することである。
【解決手段】指向性を備えた複数の光源部3を配置して面状に形成される複数の発光部2と、前記発光部2を収容する光透過性を備えた筐体6とを有する水中集魚灯1であって、前記面状に形成される複数の発光部2は前記筐体6内で周方向に配置され、前記面状に形成される複数の発光部2のうち、少なくとも2個の発光部2は同一平面上に配置されず、少なくとも2個の発光部2から放射される光は他の発光部2から放射される光と干渉することなく、前記筐体6の周囲に複数対の光の濃部と淡部を形成するものである。 (もっと読む)


【課題】簡単な方法により藻類の藻体の赤色を確実に増大させることができ、その赤色化に寄与する赤色化素材を効率よく大量に生産することができ、これらの方法により有用な藻類や赤色化素材を得ることができる光照射による藻類の赤色化方法および赤色化素材の産出法を提供すること。
【解決手段】藻類に青色の単色光を照射することにより当該藻類の藻体内における藻体色の赤色化に寄与する赤色化素材の含有量を増加させて当該藻類の藻体色を赤色化させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】長期間保存可能な生食用の無菌魚肉の製造方法、その無菌魚肉を経常的に繰り返して製造しても同じ製品を確実に得ることができる無菌魚肉の製造方法、得られた無菌魚肉の適切な保存方法の提供。
【解決手段】即殺するか又は氷〆めにした魚体から滅菌した用具を使用して、魚肉が鰭、鰓、外皮表面、内臓内容物のどれにも接触しないようにすると共に内臓を破裂させないで魚肉を取り出し、取り出した魚肉の表面全周を滅菌した後、滅菌した容器に無菌的に収納して密封するか、又は、取り出した魚肉を真空包装してその包装体を沸騰水に短時間浸漬する無菌魚肉の製造方法。得られた無菌魚肉を密封したまま24〜30℃で3〜7日間保存して魚肉を熟成させる無菌魚肉の保存方法。 (もっと読む)


【課題】高価な分析機器や有機溶媒などを使用することなく、食品分析の専門家でなくても操作できる、水産物又はその加工品の脂質含有量の簡便・迅速な測定方法を提供する。
【解決手段】水産物又はその加工品から採取した試料を加熱して人為的に過酸化反応を誘導させ、生じた脂質過酸化物とその分解物をチオバルビツール酸と反応させ、反応生成物中の赤色色素の量を測定し、指標とする標準物質と対比することにより、該水産物又はその加工品の脂質含有量を測定する方法。反応生成物の赤色度を、標準物質の赤色度と目視で比較する方法、可視・紫外吸光度又は蛍光強度を測定して定量する方法、クロマトグラフィ−を用いて測定する方法のいずれかを採ることができる。 (もっと読む)


【課題】水産動物そのもの又は水産加工品の原料の一部又は全部として用いられた水産動物において種及び/又は系統を判別する方法の提供。
【解決手段】水産動物の体色遺伝子の塩基配列、さらに水産動物の18SリボゾームRNA遺伝子及び/又はリボゾーム転写スペーサー1領域の塩基配列における、種及び/又は系統に特異的な部位の情報により、水産動物の種及び/又は系統を判別する。
【効果】水産動物の加工、流通において、原料の種及び/又は系統を科学的、客観的かつ正確に検証が可能となる。 (もっと読む)


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