説明

株式会社ジェイアール総研エンジニアリングにより出願された特許

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【課題】既設の鉄筋コンクリート構造物について、事後的に施工可能かつはつり工事不要の塩害予防工法を提供する。
【解決手段】鉄筋コンクリート構造物のコンクリート躯体表面にセメント、細骨材および塩化物イオン吸着剤を含有する組成物を硬化させてなる塩化物イオン除去層を形成し、当該塩化物イオン除去層に重ねてセメント、細骨材及び塩化物イオン吸着剤を含有する組成物を硬化させてなる塩化物イオン遮蔽層を形成し、さらに当該塩化物イオン遮蔽層に重ねて撥水・透湿性の塗膜よりなる表面保護層を形成することにより、既設の鉄筋コンクリート構造物の鉄筋コンクリート躯体表面より内部へ浸透していた外来塩化物イオンの濃度を低減し、かつ当該施工以降の外来塩化物イオンの浸透を遮断することにより、塩害発生を効果的に抑止する。 (もっと読む)


【課題】振動下あるいは寒冷時にあってもアンカーボルトが自重によって抜け落ちたり、アンカー固着剤が十分に硬化する前に、アンカーボルトの固定が不十分になる危険性を回避するとともに、穿孔部奥部側の固着のみならず、穿孔部開口部側も充分に固着することで、アンカーボルトの引き抜き抵抗を補強するようにしたあと施工アンカーボルト具の固定方法及びそれに用いるあと施工アンカーボルト具を提供する。
【解決手段】穿孔工程と、中空拡開アンカーボルト本体を穿孔部に挿入する挿入工程と、前記中空拡開アンカーボルト本体の先端部を拡開させる先端部拡開工程と、前記中空拡開アンカーボルト本体の基端部からアンカー固着剤を注入するアンカー固着剤注入工程と、前記中空拡開アンカーボルト本体の先端割り溝からアンカー固着剤を漏出させてアンカー固着剤を穿孔部の奥部から開口部に向かって隙間に充填させるアンカー固着剤充填工程と、を含むようにした。 (もっと読む)


【課題】地盤と接する構造物において、鋼板補強のできない構造物の地盤側表面に対して、地盤に達する先端部拡開アンカーにより抑え力を与え、構造物の側壁の補強ができる、耐震補強用傘型先端部拡開アンカー及びそれを用いた地盤と接する構造物の耐震補強工法を提供する。
【解決手段】地盤と接する構造物の耐震補強工法において、側壁2に穿孔4を形成し、中空ロッド7及び先端拡大部を具備する傘型先端部拡開アンカー5を前記穿孔4に植設し、前記中空ロッド7の先端側に配置され拡開可能な傘型先端部拡開機構の枝鉄筋を、前記中空ロッド7の後端部に引張荷重を掛けて前記先端拡大部を形成して、前記構造物の側壁2の地盤側表面2Bに定着させ、側壁の構造物側表面2A側から前記中空ロッド7の内部穴を介して前記先端拡大部にセメント10を充填して鉄筋・セメント拡大部11を形成し、側壁補強鋼板12を設置して側壁2を前記地盤1に強固に固定する。 (もっと読む)


【課題】地盤と接する構造物において、鋼板補強のできない地盤側の構造物表面に対して、斜め貫入式枝鉄筋先端部拡開アンカー及びそれを用いた構造物の耐震補強工法を提供する。
【解決手段】地盤に接して配置されるRC柱3とこのRC柱3の両側に配置される土留め壁2との境界部に前記地盤1まで達する穿孔4を形成し、中空ロッド7及び斜め貫入式枝鉄筋座屈先端部拡開アンカー5を前記穿孔4に植設し、前記中空ロッド7の先端側に配置された拡開可能な枝鉄筋6を、前記中空ロッド7の後端部に引張荷重をかけて座屈させて拡開させ、前記RC柱3の地盤側表面に前記枝鉄筋6の一部を定着させ、前記土留め壁2の構造物側表面側から前記中空ロッド7の内部穴を介して前記先端拡大部にセメント11を充填して鉄筋・セメント拡大部12を形成し、前記RC柱3の三面補強鋼板15及びナット17を設置して前記RC柱3と土留め壁2を前記地盤1に強固に固定する。 (もっと読む)


【課題】地盤と接する構造物において、鋼板補強のできない構造物の地盤側表面に対して、地盤に達する先端部拡開アンカーにより抑え力を与え、側壁の補強を行う、耐震補強用枝鉄筋座屈による先端部拡開アンカー及び地盤と接する構造物の耐震補強工法を提供する。
【解決手段】側壁2に地盤1まで達する穿孔4を形成し、中空ロッド7及び先端拡大部を具備する枝鉄筋座屈先端部拡開アンカー5を穿孔4に植設し、中空ロッド7の先端側に配置された拡開可能な枝鉄筋6を、中空ロッド7の後端部に引張荷重をかけて中空ロッド7の先端部を中心に一定角度で座屈させて拡開することにより、先端拡大部を形成して、側壁2の地盤側表面2Bに定着させ、側壁2の表面2A側から中空ロッド7の内部穴を介して先端拡大部にセメント12を充填して鉄筋・セメント拡大部13を形成し、側壁補強鋼板14及びナット16を設置して側壁2を地盤1に強固に固定する。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物の打ち継ぎ面のずれ防止効果が高いコンクリート構造物及びコンクリート構造物の施工方法を提供する。
【解決手段】コンクリートを複数回に分けて打ち継いで形成された打ち継ぎコンクリート構造体14と、打ち継ぎコンクリート構造体14の外面から打ち継ぎコンクリート構造体14の打ち継ぎ面21;22を貫通するように設けられた孔4と、打ち継ぎ面21;22を貫通するように孔4内に設置された補強体5と、補強体5の設置された孔4内に充填された充填材6とを備え、打ち継ぎコンクリート構造体14のコンクリートは、補強体5により圧縮力が加えられたプレストレスコンクリートに形成された。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物の補強が必要な場合には打ち継ぎ面でずれることを抑制する補強を行うのか、または、コンクリート構造物の曲げによる破壊を抑制する補強を行うのかを決める既設コンクリート構造物の補強方法を提供する。
【解決手段】
想定する地震時の想定せん断力Pdと想定する地震時の想定曲げモーメントMdとを算出し、既設コンクリート構造物の実際の打ち継ぎ面の現有せん断伝達耐力Puと既設コンクリート構造物の実際の現有曲げ耐力Muとを算出し、想定せん断力Pdと現有せん断伝達耐力Puとを比較するとともに想定曲げモーメントMdと現有曲げ耐力Muとを比較し、想定せん断力Pdが現有せん断伝達耐力Pu以上であれば、鋼材による補強を行い、想定曲げモーメントMdが現有曲げ耐力Mu以上であれば、既設コンクリート構造物にプレストレスを導入する補強を行う。 (もっと読む)


【課題】鉄バクテリア等細菌類に対する殺菌成分を含有する徐放性スライムコントロール組成物の安全かつ効率的な製造方法と淡水海水関係なく具体的に設置できる方法の提供。
【解決手段】(a)結合剤として常温で固体の高級脂肪酸及びポリエチレングリコールと、(b)殺菌成分としてジメチルジデシルアンモニウムクロライド、ジメチルイソノニルデシルアンモニウムクロライド、ジメチルジオクチルアンモニウムクロライド、塩化ベンゼトニウム、硫酸銅、テレフタル酸銅からなる群から選択される一種又は二種以上と、(c)助剤としてポリビニルアルコール、吸油性微粉末、物理化学性調節剤からなる群から選択された一種又は二種以上と、を加熱混合する工程、次いで、加熱混合して得られる液状組成物を型枠に流し込み、自然放置、又は強制的に品温低下させることで固体化させて成型する工程を有することを特徴とする徐放性スライムコントロール組成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構造でコストがかからず、二液型接着剤を容易に塗布することができ、二液型接着剤を互いに接触状態かつ混合していない状態のまま吐出することが可能な新規な二液接触型非混合塗布ノズルを提供する。
【解決手段】 二液型接着剤を塗布するための二液型接着剤塗布装置の先端部に取り付けられる二液接触型非混合塗布ノズルであって、第一吐出開口部からのA剤及び第二吐出開口部からのB剤が通るための長手方向に貫通して設けられた吐出通路と、前記A剤及びB剤とを吐出するため前記吐出通路から連通して設けられた吐出孔と、を有するノズル本体を含み、前記A剤及び/又はB剤の構造粘性指数が1.5以上でありかつ粘度が10〜500Pa・sであり、前記A剤と前記B剤とが前記ノズル本体内で互いに接触状態かつ非混合状態とされ、その互いに接触状態かつ非混合状態のまま吐出されるようにした。 (もっと読む)


【課題】本発明は、防振ダンパーの取付構造に関し、高架橋の電車や自動車の通過時における微振動が確実に防振ダンパーに伝達するような取付構造を提供することが課題である。
【解決手段】振動吸収用の防振ダンパー2の端部を、取付手段を介して防振対象物に取り付けて固定する構造において、前記取付手段3における表裏一体の取付面3a,3bは、防振対象物4側の取付面3aとこれと反対側の防振ダンパー2側の取付面3bとが、直交するようにした防振ダンパーの取付構造1である。 (もっと読む)


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