説明

ベーリンガー インゲルハイム マイクロパーツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングにより出願された特許

1 - 10 / 17


本発明は、マイクロフルイディックカートリッジ(20)内へのプラスチック部品の接合に関する。本発明は、特に、診断分析装置用のカートリッジ(20)に関する。カートリッジ(20)は、流体を導くフロア要素(11)、カバー(2)及び要素(1,2)相互間に設けられたフィルム(3)を有する。カバー(2)又はフロア要素(11)及びフィルム(3)は、これら要素の一方に設けられたマイクロフルイディックチャネル(4)にサンプル流体を充填する充填開口部(5)を有し、板形要素(1,2)の一方と一体に形成されたピン(6)がフィルム(3)及び関連の要素(1,2)の各々に設けられた対応の穴(7)に嵌まり込む。ピン(6)を変形させることにより、変形したピンと穴の壁との間に摩擦嵌め状態が生じ、関連の基体に圧力嵌め状態で接触するヘッド(9)が形成され、接合プロセスのため、加圧ツール(12)が所定の圧力(P)でピン(6)のヘッド端部(9)に配置され、ピン(6)への熱伝達が溶接時間ts中に起こる。ピン材料をガラス転移温度及び/又は融点よりも高い温度にし、ピン材料を穴(7)内で流動させることによりピン(6)と穴(7)の壁との間に摩擦嵌め状態を作る。
(もっと読む)


本発明は、計量プロセスにおいて経時的に一定である体積流量を生じさせるマイクロフルイディック装置に関する。種々の溶解プロセス又は反応プロセスにおいて、試薬の確実な溶解を保証し或いは反応が起こるようにするために利用可能な指定された所与の体積流量又は質量流量の流体を提供することが肝要である。流体、特に血液からの粒子の分離がメンブレンを介して行われるマイクロフルイディック装置では、メンブレンを通る体積流量は、連続的に減少する。計量中、一定の体積流量を達成するためには、まず最初に、リザーバを第1のチャネルから満たし、次に、流体停止部を開くことによりリザーバの内容物を計量プロセスに送るのが良い。リザーバを空にすることは、1秒当たり0.05マイクロリットル〜1秒当たり10マイクロリットルの一定体積流量で行われる。
(もっと読む)


携帯して使用可能な小型分光計が知られており、かかる小型分光計は、入射放射線によって物体中に誘導された出射放射線のスペクトルを分析するために用いられる。この装置は、ピンホールアパーチュアを備えた光源、照明ビーム経路、検出ビーム経路及びマイクロスペクトロメータから成る。好ましくは、ダイオードレーザが本発明の小型分光計用のエッジエミッタ(ピンホールアパーチュアなし)として用いられる。エッジエミッタの窓は、好ましくはピンホールアパーチュアなしの状態で照明ビーム経路(光ファイバなし)の入力部で収束レンズの焦点に配置される。エッジエミッタは、楕円形断面の発散ビームを生じさせる。楕円の主軸のアスペクト比は、2:1以上である。楕円の主長軸は、マイクロスペクトロメータの入射スリットの長手方向軸線に平行に延びる。小型分光計は、減少したサイズのものであると共に低強度の出射放射線に対して増大した感度のものである。励起放射線は、物体に応力をそれほど及ぼさない。応力を生じさせないでマイクロリットル又はミリリットル範囲の物体を分析することができる。
(もっと読む)


本発明は、液体をマイクロフルイディックネットワーク内で計量供給するマイクロフルイディック器具に関する。マイクロフルイディックチャネル又はチャンバが、基板キャリヤの上方に設けられたフィルム中への適当な構造の導入により少なくとも部分的に形成され、その結果、ネットワークを通る流体の流れの少なくとも幾分かが基板の平面の上方で起こるようになる。安定したチャネル構造又はチャンバ構造をフィルム中に形成するために、フィルムを基板に結合したときにフィルム材料の粘性流れによって材料のウェッジを非取り付け領域と取り付け領域との間の縁部ゾーンに形成することが計画され、このウェッジは、チャンバ壁と基板との間の移行部となると共にチャンバ壁を基板の平面の上方に持ち上げる。完成状態のマイクロフルイディック構造体を作製する一実施形態では、平べったい平面状のフィルムを平べったいシート状基板上に積層する。積層の際、少なくとも1つの凹部又は開口部を備えたマスクを圧力下で且つ/或いは熱の作用下でフィルムに押し付けると共に基板に押し付ける。それにより、フィルムは、凹部又は開口部の付近へのフィルム及び/又は基板媒体の粘性流れが生じる温度になり、その結果、材料のウェッジが形成されると共にフィルムが凹部の付近で膨出してチャンバを形成するようになる。本発明は更に、マイクロフルイディックネットワーク内で少なくとも1種類の液体を計量する方法に関し、この方法では、フィルムを作動させることによって毛管作用停止部に打ち勝ち、フィルムは、毛管作用停止部を除去すると浸潤される。
(もっと読む)


本発明は、試薬をマイクロフルイディックシステム中に計量分配する流体用容器(1)に関する。容器は、チャンバ(4)及びチャンバ(4)を密閉して流体をチャンバ内に封入するようにするための第1のフィルム(3)を有する。有利には、第1のフィルム(3)は、アルミニウム製の密封フィルムである。第2のフィルム(7)が第1のフィルムに、例えばこれらフィルム層の接着によって、密封的に被着されている。これらフィルムは、圧力を両方のフィルムに同時に加えた場合、第1のフィルムが裂け、第2のフィルムが弾性的に且つ/或いは可塑的に変形するよう引裂き強さが互いに異なっている。第1のフィルムを引き裂くことによって容器チャンバと入口チャネルとの間に連結部が作られ、チャンバ内に入れられている流体がマイクロフルイディックシステム中に流れるようになっている。
(もっと読む)


流体、特に、液体の吸入、又は、操作器具、及び、この種の器具の製造方法が提案される。扁平であり且つ予備成形されていない覆いフィルムがキャリヤに貼り付けられ、三次元形状の又は凸状のチャンバ壁が貼り付けプロセスだけで形成される。かかるチャンバ壁は、特に、流体のためのチャンバの境界を形成する。器具は、製造が簡単であり且つ広範に使用できる。
(もっと読む)


液体を大気中に蒸発させる放出器具、エバポレータ及び方法が提供される。液体は、毛管だけで蒸発状態になる。
(もっと読む)


粉末(2)をスプレー(3)として計量投与する計量投与器具(1)が開示される。計量投与器具は、ダクト(5)を有し、粉末を解凝集するガス圧力によって粉末はダクトを通って計量投与できる。ダクトは、方向転換部分(12)のところで、少なくとも約90°の角度がつけられると共に、(或いは)、二股部分(15)のところで、2つの互いに逆の方向に方向転換され、その結果、粉末が固体表面(14)に衝突して粉末の解凝集が生じるようになっている。
(もっと読む)


ガス分離用の膜構造体、このような膜構造体を含む脱ガスデバイス、および該膜構造体の製造方法を提案する。多孔質キャリア層を、特にアモルファスPTFEで作られた薄いポリマー膜に、きっかりと結合する。特に、該ポリマー膜は、該キャリア層上に、あるいは該層から製造される。これは、単純かつ安価な構造体の製造、並びに効果的なガス分離を可能とする。特に好ましくは、該ポリマー膜は、液体状態にあるポリマー溶液を、該キャリア層に塗布し、かつこれを乾燥することにより作られる。
(もっと読む)


【課題】液体を操作する装置であって、第1の通路区分と第2の通路区分とを有し、液体が第1の通路区分から第2の通路区分へ流動することができ、通路区分の間に、液体が第1の通路区分から第2の通路区分へ移動する前に、液体を一時的に抑留する毛細管ストップが形成されている装置において時間的に正確な制御を簡単な形式で行なえるようにすること。
【解決手段】両方の通路区分が毛細管ストップを橋絡するため又は解消するために互いに相対的に動かされること、特に接触させられること。 (もっと読む)


1 - 10 / 17