説明

中日本カプセル 株式会社により出願された特許

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【課題】内容物によってハードカプセル皮膜の崩壊性が高められたハードカプセルを提供する。
【解決手段】ハードカプセル皮膜に内容物が充填されたハードカプセルであって、内容物は、炭酸塩と、常温で固体の酸とを含有する。炭酸塩と酸との反応による発泡で、ハードカプセル皮膜の崩壊性が高められる。上記構成において、ハードカプセル皮膜の皮膜基剤をゼラチンとし、酸をビタミンCとすることができる。また、炭酸塩及び酸の和に対する酸の割合を、30質量%〜60質量%とすることができる。 (もっと読む)


【課題】難油溶性の粉末状物質をより高い含有率で分散性よく含有させることが可能なカプセル充填用組成物を提供する。
【解決手段】粉末状物質を油脂に懸濁させたカプセル充填用組成物であって、前記油脂の構成脂肪酸に占める炭素数8の脂肪酸と炭素数10の脂肪酸との和の割合は70質量%〜100質量%である。また、上記構成において、油脂の構成脂肪酸に占める炭素数8の脂肪酸と炭素数10の脂肪酸との和の割合が98質量%以上であり、炭素数8の脂肪酸の割合が66質量%以上であるものとすれば、カプセル皮膜への充填性に極めて優れている。 (もっと読む)


【課題】アミロースの割合が高いエンドウ澱粉を原料としながら、老化を抑制して成形性よく成形できるソフトカプセル皮膜を提供する。
【解決手段】ソフトカプセル皮膜は、酸処理ヒドロキシプロピル化エンドウ澱粉、ゲル化剤、及び、可塑剤を含有する。上記において、ゲル化剤をイオタカラギーナンとし、酸処理ヒドロキシプロピル化エンドウ澱粉100重量部に対し25重量部〜33重量部を含有させることができる。また、可塑剤をグリセリンとし、酸処理ヒドロキシプロピル化エンドウ澱粉100重量部に対し44重量部〜47重量部を含有させることができる。 (もっと読む)


【課題】トリグリセリド(トリアシルグリセロール)を含有せず、難油溶性の粉末状物質を分散性よく、且つ、高い配合割合で含有させることができるソフトカプセル用の充填組成物を提供する。
【解決手段】充填組成物は、粉末状物質を懸濁させたジアセチルモノアシルグリセリンを含有し、トリグリセリドを含有しないことを特徴とする。粉末状物質の配合割合を増加させても充填組成物の粘度が増加しにくく、粉末状物質の配合割合を高めることが可能である。 (もっと読む)


【課題】簡易な組成で、且つ、添加物として扱われる原料を使用することなくソフトカプセルを製造できると共に、機械的強度、保存性、透明性に優れるソフトカプセルを成形性よく製造することができる製造方法を提供する。
【解決手段】もち種トウモロコシ澱粉が酸処理または塩の存在下で湿式加熱処理された加工澱粉、及び、該加工澱粉100重量部に対して20重量部〜28重量部のイオタカラギーナンが水に加熱溶解されたカプセル皮膜液を調製し、ロータリーダイ式成形装置により、前記カプセル皮膜液から形成されたカプセル皮膜に内容物が充填されたソフトカプセルを成形する。 (もっと読む)


【課題】カプセル被膜の皮膜形成能や強度を損なうことなく、かつ、内容物の充填量に影響を及ぼすことなく、カプセル皮膜の崩壊性の経時的な低下を抑制することができると共に、成形後のカプセル皮膜が短時間で乾燥するソフトカプセルを提供する。
【解決手段】ソフトカプセルは、カプセル被膜に、皮膜基剤として分子量が5千〜5万でゲル化能を有するゼラチン加水分解物を16質量%〜75質量%含有する。また、上記構成において、皮膜基剤として、前記ゼラチン加水分解物のみをカプセル被膜に対して70質量%〜75質量%含有しているものとすることができる。 (もっと読む)


【課題】形状及び大きさの多様なカプセルを成形可能なロータリーダイ法を適用でき、腸溶性に優れると共に外観が美しいカプセルを、簡易な工程で製造することができる腸溶性ソフトカプセルの製造方法を提供する。
【解決手段】腸溶性ソフトカプセルの製造方法は、ゼラチン、水、可塑剤、及び、エステル化度が20〜40%でゼラチン100重量部に対して10重量部〜30重量部の低メトキシルペクチンを含有するカプセル皮膜液を調製する調製工程と、ロータリーダイ式成形装置により、カプセル皮膜液から形成されたカプセル皮膜に内容物が充填されたソフトカプセルを成形する成形工程とを具備している。そして、本製造方法では、低メトキシルペクチンをゲル化する多価金属イオンを含む塩はカプセル皮膜液に添加されないと共に、成形されたソフトカプセルを多価金属イオンを含むゲル化液に浸漬する工程は具備していない。 (もっと読む)


【課題】植物由来の皮膜基材を用いて、カプセルの皮膜性能を高めることの容易な皮膜用組成物を提供する。
【解決手段】カプセルの皮膜を形成する皮膜用組成物は、皮膜基材、ゲル化剤、水、及び可塑剤を含有する。ゲル化剤の配合量は、皮膜基材の100重量部に対して10〜20重量部である。その皮膜基材は、ヒドロキシプロピル化デキストリン、及び酸化澱粉から構成される。この酸化澱粉の配合量は、ヒドロキシプロピル化デキストリンの100重量部に対して、10〜40重量部である。 (もっと読む)


【課題】 高温・多湿下において従来のソフトカプセルに比較して表面に粘着性が生じ難いソフトカプセル用皮膜及びソフトカプセルを提供する。
【解決手段】 ソフトカプセル用皮膜は、エンドウ蛋白を含む。エンドウ蛋白とは、エンドウの子実中に20%程度含まれている蛋白質である。エンドウ蛋白は、例えば、完熟した黄色エンドウの子実を洗浄、乾燥し、外殻を取り除いた後、主に水を使用して蛋白質成分を抽出することにより得られる。ソフトカプセル用皮膜は、ゼラチン100重量部に対してエンドウ蛋白7.5重量部〜20重量部を含むことが好ましい。 (もっと読む)


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