説明

トラスティーズ オブ タフツ カレッジにより出願された特許

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【課題】溶媒テンプレート化プロセスによる繊維性タンパク質スメクチックハイドロゲルの調製方法の提供。
【解決手段】繊維性タンパク質の水溶液を水に混和性ではない溶媒を含む容器に注ぎ入れるステップと、前記容器を密封して室温程度の温度で放置するステップと、得られた繊維性タンパク質スメクチックハイドロゲルを収集して乾燥させるステップと、を含む方法、及びラセミ混合体から主に1種類のエナンチオマを得る方法であって、前記放置するステップまでと、ラセミ混合体のエナンチオマを溶液中のスメクチックハイドロゲルに選択的に分散させるステップと、前記溶液からスメクチックハイドロゲルを取り出すステップと、前記スメクチックハイドロゲルの表面から主に1種類のエナンチオマをすすぎ落とすステップと、前記スメクチックハイドロゲルの内部から主に1種類のエナンチオマを抽出するステップとを含む方法。 (もっと読む)


本願発明のある局面は、溶媒テンプレート化プロセスによる繊維性タンパク質スメクチックハイドロゲルの調製方法であって、当該方法において、繊維性タンパク質の水溶液を水に混和性ではない溶媒を含む容器に注ぎ入れるステップと、前記容器を密封して室温程度の温度で放置するステップと、得られた繊維性タンパク質スメクチックハイドロゲルを収集して乾燥させるステップと、を含む、方法に関連する。本願発明の別の局面では、ラセミ混合体から主に1種類のエナンチオマを得る方法であって、当該方法において、繊維性タンパク質の水溶液を水に混和性でない溶媒を含む容器に注ぎ入れるステップと、前記容器を密封して室温程度の温度で放置するステップと、ラセミ混合体のエナンチオマを溶液中のスメクチックハイドロゲルに選択的に分散させるステップと、前記溶液からスメクチックハイドロゲルを取り出すステップと、前記スメクチックハイドロゲルの表面から主に1種類のエナンチオマをすすぎ落とすステップと、前記スメクチックハイドロゲルの内部から主に1種類のエナンチオマを抽出するステップと、を含む方法に関連する。本願発明はまた、上述の方法に従って調製したスメクチックハイドロゲルにも関連する。 (もっと読む)


小型の直線状ポリペプチドを含むペプチド−金属複合材料が開示され、但しこの場合、前記直線状ポリペプチドの少なくともいくつかが、それらの側鎖で酸又は塩基に配位した希土類金属を持つこと特徴とする。その結果得られる複合材は分子寸法のものよりも遥かに長い距離スケールにわたってスメクチック様の列を成して結晶化する。その結果、結晶(1-2 mg)は絶縁性であり、可視スペクトルにおいて透明である。前記の希土類は、当該のオリゴペプチドの線形寸法により決定される分離距離を持つ半二次元シートを形成する。磁化率M(B、T)は、2 Kまで、そしてSQUID磁力計を用いて電界では5.5 Tまで決定された。試料はすべて常磁性であった。磁化率の結晶性電界修飾が、ジスプロシウム(Dy)ベースの複合材では等温M(B)で明白であった。 (もっと読む)


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